職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

滋賀県マキノ 雪化粧 に染まった 冬のメタセコイア並木がヤバ過ぎる!

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24.雪化粧のメタセコイア並木の写真4
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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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どうも!職人ライダーのヒロです。

 

滋賀県マキノには メタセコイア並木 という、超有名な並木道があります。

マキノ高原の玄関口として、約2、4キロにも及ぶ道の両端には約500本のメタセコイアの木が立ち並ぶ。

その見事な光景は 人の心をを魅了してやまない。

01.新緑のメタセコイア並木とCBRの写真

関西圏にあるライダーの聖地!

と言っても過言ではないほど、多くのライダーがここへ集まって来ます。

 

春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪化粧

四季折々その姿を変え、年間を通して楽しむ事ができるのもメタセコイア並木の魅力!

 

そんな中、一番見ることが難しく 希少価値の高い光景というものがあります。

それが 冬の雪化粧

 

天より降り注ぐ雪がメタセコイアの枝に降り積もり、白く美しい並木道に姿を変える。

幻想的な風景で人の心を和ませてくれます。

 

雪化粧以外の風景は その季節に行けば見る事が出来るのに対し、

冬の雪化粧だけは自然が相手なだけに、いつ行っても見れるというものではありません。

仮に地面に雪が積もっていても、強風で枝に積もった雪が吹き飛ばされてしまうこともあります。

 

そんな もっとも見る事が難しい“雪化粧のメタセコイア並木

大寒波の波が覆いつくす、真冬のマキノへ通うこと 年を跨いで数回。

ようやく見る事が出来ました!

 

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始発列車で 真冬のマキノ へ向かう

2017年1月15日

今週末に掛けて日本列島を大寒波が覆い、各地では大雪警報が出るほどの雪が降り続いていました。

普通だと家にいてじっとしていた方が良い環境ですが、

冬のメタセコイア並木の一つ “雪化粧” を見るにはもってこいの環境です。

 

これはじっとしてはいられない!

早速始発列車に飛び乗り、メタセコイア並木のある滋賀県マキノへ行って参りました!

 

大雪のためJR湖西線のダイヤ乱れる

メタセコイア並木のある滋賀県マキノまで電車で行くとすると、

『JRマキノ駅』まで行きます。

02.JR湖西線の写真

この日のJR湖西線は大雪・強風のため徐行運転していました。

京都駅入線も16分遅れ。

その後もスピードを落として走行し、近江今津には27分遅れで到着。

さらに近江今津からマキノまでの区間は15分遅れで運転。

結局マキノに到着したのは、予定していた時間より約40分後の事でした。

03.マキノ駅看板の写真

電車から降りると、顔に当たる雪が痛い程吹雪いています。

雪化粧のメタセコイア並木を見るには絶好の環境だけど・・・。

さてはて、ここからどうやってメタセコイア並木まで行くべきか?

 

JRマキノ駅から メタセコイア並木 まで どうやって行く?

04.マキノ駅前バス乗り場の写真

メタセコイア並木へ公共交通手段で行くには、

メタセコイヤ並木に隣接している農業施設 “マキノピックランド” を目指すのが一般的。

 

この大雪の中、マキノピックランドまで行くには

以下の3つの方法があります。

  • タクシーで行く
  • 歩いて行く
  • コミュニティバスで行く(湖国バス)

タクシーで行くのが一番楽で、いち早くメタセコイア並木へ到着する事が出来る!

しかしその分お金がかかってしまいます・・・。

早く到着したい人やお金に余裕がある人ならタクシーを利用するのもありでしょう。

 

しかし「少しでもお安く行きたい!」と思うのも、これまた人の心情というもの。

「ちょっとでも節約したいから歩いて行こう!」

それも良いかもしれません。

 

実際マキノ駅~マキノピックランドまでは距離にして約2.8キロ。

時間にしても約35分くらいで行く事が出来ます。

マキノには沢山の自然が残っているので、綺麗な景色を見ながら歩いて行くのも実際楽しいものです。

実際この一年前に来た時には歩いてマキノピックランドを目指しました。(その時は雪も少なくなかったので全然歩けた)

しかしこの豪雪時期の、しかも吹雪いている時に歩いて行くのはかなり危険!

05.メタセコイア並木へ続く道の写真

吹雪いている雪は頬に当たると痛い。

前も見えにくいし、過酷な環境の中メタセコイア並木を目指す事になります。

歩けたとしても、スリップした車が突っ込んでくる可能性だってあります。

積雪時期に、歩いて行くのはかなり危険です!

 

コミュニティバスで行くのがおすすめ!(湖国バス)

06.コミュニティバスの写真

マキノピックランドへ行くバスは、行き先表示に “マキノ高原” と表示されている循環バス。

本数はだいたい1時間に1本(路線の無い時間帯もあり)の割合で運行されています。

循環バスなので、一周回って『マキノ駅』へ帰ってきます。

『時計回り/逆時計回り』の2路線があり、どちらに乗るかで到着時刻が変わります。

しかし本数も少ないので、そのどちらのバスが来たとしても乗って下さい。

時計回り
『マキノ駅』⇨『マキノピックランド』乗車時間約10分

逆時計回り
『マキノ駅』⇨『マキノピックランド』乗車時間約20分

運賃
大人:220円 / 小人:110円 (全区間同運賃)

バスの車窓からは雪景色に染まったマキノの大自然を満喫する事が出来ます。

時間がかかる方のバスに乗ったとしても、きっと楽しいと思いますよ^^

 

冬のメタセコイア並木

07.コミュニティバスから見える幻想的な風景の写真

雪が降り積もる マキノの幻想的な風景の中を走り抜け、

コミュニティバスはマキノピックランドへと到着。

そしてそこはメタセコイア並木!

念願の雪化粧~!

っと思いきや・・・枝に雪が降り積もってない・・・。

08.雪のメタセコイア並木の写真

地面にはこんなに雪が積もっているのに何で?

大寒波の波が覆いつくす滋賀県マキノ。

今回は絶対見られる!と思っていただけに「マジか!」って感じでしたw

 

どうやら犯人は “風” だった様です。

昨夜の強風で枝に降り積もった雪が吹き飛んでしまったんだとか!

残念ですが 自然が相手だと仕方がありません。

根気よく通うしかない様です。

 

雪化粧は見れなかったけど、やはりメタセコイア並木は人の心を魅了するもの。

多くの方がメタセコイア並木の写真を撮られていました。

09.メタセコイア並木 裸樹正面の写真

10.メタセコイア並木 裸樹の写真

 

そして、それから一週間後の事です。

 

ついに姿を見せてくれた『雪化粧』

2017年1月24日

前回訪れた日から一週間後の事です。

 

日本列島を大寒波が包み込み、滋賀県は大雪警報が出るほどの積雪でした。

本来なら外に出ず、家の中でじっとしていた方が良い環境です。

しかしこれはチャンス!

またもや始発列車に飛び乗り行って来ました。

 

マキノ駅から見える風景は凄いの一言!

ハンパない程の雪が降り積もっていました。

11.積雪時期のマキノ駅の写真

先週のアラレ状の雪とは違い、雪の質もパウダー状でふわふわしている。

これなら期待できそう~!

 

雪化粧を見るのは本当に希少

高まる期待と共にメタセコイア並木に着くと、

先週よりはメタセコイアの枝に雪は積もっているものの、

茶色い部分が多く、イメージしていた程でもない感じでした。

12.雪化粧のメタセコイア並木の写真

地面には80センチは裕に超えるであろう積雪の中、空からは雪が降り続いている。

 

良い瞬間をカメラに収める事の難しさを痛感しました。

でも先週よりは全然良い!

 

他にも同じ様に『雪化粧のメタセコイア並木』をカメラに収めようと、

数名の方がいました。

 

さらに雪が降り積もり、その時がやってくる

撮影後『マキノピックランド』の休憩スペースで、

のんびりコーヒーを飲みながらくつろいでいました。

13.マキノピックランドでゆっくりする写真

雪は『降ったり』『止んだり』『吹雪いたり』を繰り返し、ますます激しさを増してくる。

「これはもしや!」と思い

もう一度並木道の方へ行ってみる事にしました。

 

おおおっ!

何か凄い光景になっている!!

14.雪化粧のメタセコイア並木の写真5

 

幻想的に降り続く雪の中

“雪化粧のメタセコイア並木” が姿を表した瞬間でした。

15.雪化粧のメタセコイア並木の写真3

吹雪!と言っても過言ではない状況下。

童心に戻ったかの様に夢中でカメラのシャッターを切り続けました。

 

ひとしきり写真を撮り終え、

幻想的に浮かび上がる雪化粧の並木道の中で佇んでいました。

16.雪化粧のメタセコイア並木の写真2

凄い光景!

これはマジでヤバい!

 

マキノピックランド レストラン

17.ピックランドレストランの写真

冬のメタセコイア並木を堪能した後は、暖かな店内で食事がしたい!

そんな時に丁度良いのが、

マキノピックランドにあるレストラン

 

こちらではマキノで取れた食材や、山の幸である鹿肉を使った料理を楽しむ事が出来ます。

木の温もりを感じる落ち着いた店内も好きだし、

まず第一にご飯が美味い!

 

中でもおすすめのメニューが鹿肉をじっくりと煮込んだ

“しか肉シチュー”

18.しか肉シチュー

これが超旨い!

サラダ・フランスパン、そしてデザートがセットになっていて、

良く煮込まれている鹿肉はとろける様に柔らかい。

19.しか肉シチュー2

シチューは全体的に少し濃いめの味付け。

赤ワインを使用しているらしく、一口食べると口の中一杯に酸味かかった香りが広がっていく。

まさに鹿肉好きにはたまらない一品です!

 

しか肉シチューにはご飯はついてませんでしたが、

ここのレストランはご飯も旨いんです!

20.ピックランチ5

米粒一つ一つが立っているというか、シャキシャキ・つやつやしている。

しかもしっかりとした噛みごたえ。

噛むたびに甘味がにじみ出してきて、米だけで旨いと言えるしろものです!

 

メタセコイア並木を楽しんだ後は、マキノピックランドのレストランでお食事!

っていうのもおすすめ。

 

メタセコイア並木 アクセス

マキノピックランド 基本情報

※お車でお越しの方は、『マキノピックランド』駐車場(無料)をご利用出来ます。

 

長靴/トレッキングシューズで行きましょう

冬のメタセコイア並木は極寒なので、それなりの服装で行く事はもちろんのこと。

路面のあちこちで、雪を溶かすために水が出ています。⇩

21.雪を溶かすための水の写真

そのため普通の靴だとべちょべちょになります。(私は靴下までぐちょぐちょになりました^^;)

長靴、又はトレッキングシューズで行く事をおすすめします!

22.長靴の写真

間違ってもスニーカーでは行かないで下さい。

間違いなく靴下までべちょべちょになりますからw

 

長靴の場合、保温性が悪くて足の先が冷たくなってきます。

靴下に貼るカイロを使用すると更にグット!

この対策 超おすすめ ⇧

 

コミュニティバス(湖国バス)情報

04.マキノ駅前バス乗り場の写真

『メタセコイア並木』へ路線バスで行くには、

並木道へ隣接する農業施設『マキノピックランド』までコミュニティバス(湖国バス)に乗車します。

 

『マキノ高原線』路線のバスにご乗車下さい

バスの本数は約1時間に一本(設定の無い時間帯もあります)

 

循環線のバスなので、一周回って『マキノ駅』へ帰ってきます。

『時計回り』『逆時計回り』の2路線があり、どちらに乗るかで到着時刻が変わります。

本数も少ないので、そのどちらのバスが来たとしても乗って下さい。

時計回り
『マキノ駅』⇨『マキノピックランド』乗車時間約10分

逆時計回り
『マキノ駅』⇨『マキノピックランド』乗車時間約20分

運賃
大人:220円 / 小人:110円 (全区間同運賃)

 

『国境線』路線のバスについて

4月~11月まで『土・日・祝』のみ マキノピックランド経由のバスが運行されています。

時刻表に記されている『ピ』マークのバスは『国境行き』であっても『マキノピックランド』を経由します。

23.ピックランド経由の時間帯の写真

 

マキノピックランドで帰りのバスの時間を調べておく

バスの本数は少ないので乗り遅れると

  • 何時間も待つ事も・・・
  • タクシーを呼ぶ
  • 徒歩でマキノ駅まで歩く

とかになってしまいます。

『マキノピックランド』へ到着した時に、必ず帰りのバスの時刻を調べておきましょう!

 

最後に

24.雪化粧のメタセコイア並木の写真4

四季折々の姿を楽しめる“メタセコイア並木”

その魅力に取りつかれた方は少なくないでしょう。

 

その中でも一番見ることの難しい “冬の雪化粧”

遠方にお住まいの方にとっては特に希少な姿です。

 

見るのは難しいですが、見れた時の 感動はまた大きいもの。

貴重な姿と言えるでしょう。

 

しかし積雪時は危険も伴います。 けして無理だけはしないで下さいね!

 

今回は以上です。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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