きさげ職人/職人ライダーヒロの楽しいツーリング日記

きさげ職人/職人ライダーヒロの職人の経歴

職人の経歴トップ写真

きさげ職人/職人ライダー

 

職人の経歴について

“職人さんのツーリング日記”

このブログのタイトルにも付いている通り、私は職人をやっています。

ここからは職人の経歴についてお話していきたいと思います。

お付き合い頂ければ嬉しいです。

 

普段は金属関係の仕事をしています。

高校卒業後、とある大阪府内の工作機械製造メーカーに勤務。

主に研磨機(グラインダーマシン)の製造に携わっています。

研削盤の写真

写真はイメージです。

「会社で機械を作ってます!」って言うと、ビックリするくらいイメージできない人が多いんですよね!

ホントびっくりするくらいに!(笑)

  • 機械は部品を加工するもの
  • 機械を使って部品を組み立てるもの
  • 機械を作るって何? 意味がわかんない!

ほとんどの人がそういうイメージなんじゃないかな?

金属関係の仕事に携わった事がない人にとっては、少しイメージしにくいと思います。

 

“実物大のプラモデルを作っている!”

そう考えるとイメージしやすいと思います。

要は設備投資の会社です!^^

 

その中で自分は “きさげ” という加工を施す職人をやってます。

職人の経歴トップ写真

“きさげ”って言うと、もっと聞きなれない単語ですよね!

ここで“きさげ”について説明していると凄く長くなるので、別のページで分かりやすくまとめたものがあります。

“きさげ”が分からない人は先にそちらのページを見て頂くとイメージしやすいですよ ⇩

 

「一人前のきさげ職人になるまで10年」

そう言われるほど習得するのが難しい技術。

私自身も“きさげ職人”となり、今年で丸10年になります。

技術的にも年数的にも、ようやく自分は “きさげ職人” だと名乗れる年代に入ったと思います。

 

きさげ職人になるまでの経歴

歯車の写真

高校を卒業して大阪のとある工作機械メーカーに就職。

平面研削盤(平研)の製造・組立業務に携わる。(※平研とは、主に平面な品物を研磨する機械)

もともと自分は普通科の高校だったので、工業系の知識は全くありませんでした。

 

図面の見方から工具の使用方法。

油気圧の知識をはじめ、工業系のありとあらゆる知識を全て実践で覚えていく。

当時はゆとりのある現場、会社だったので先輩も上司も暖かく迎えてくれました。

 

分からない事は何度も質問しに行ったり、暇があったら自分でも図面と睨めっこ。

必死に追いつこうと努力した。

その結果なんとかやって来れました。

 

ーマンショックを境に会社の状況が大きく変わる

平面研削盤(平研)の製造・組立業務に携わって丸14年。

世界の状況が大きく変わる。

2008年に迎えたリーマンショック。

  • 会社がヤバい!
  • つぶれるかも!

一緒に働いていた同僚達は、他の会社や工場へ応援に行かされたりしてバラバラになっていく。

そんなある日 上司に掛けられた一言

「きさげ 覚えてくれへん?」

 

その日を境に“きさげ職人”の道をたどる事になりました。

正直嬉しかった。

何でも良いから職人になりたかったし、万が一に会社が倒産しても技術が残る!

 

これで職人になれる! そう思ってたんだけど・・・。

そんな甘い道のりではありませんでした。

 

っていたのは イバラの道

師匠となる人は“きさげ職人”40年の超ベテラン!

指導は超~厳しかった・・・。

  • 教えられた事を一回で出来なかったら めちゃくちゃ怒られる。
  • 工場中に響き渡るくらい罵声を浴びせられる毎日。
  • 師匠の仕事を見て覚える時でも、仕事の手伝いを師匠のペースに合わせながらやらないと超怒られる。
  • 気分でも怒られる。

ハッキリ言って今で言うパワハラです。

そんな生活が9か月間続きました。

 

そしてある日、今までの中で最強に怒鳴られた事がきっかけで心が折れる。

その結果、出勤拒否!

 

匠の命がもう長くない事を知る

「もう無理だ!

きさげを辞めさせてもらおう! それがダメなら会社を辞める!」

そう心に決めた週末の夜、意を決して当時の上司に電話をかける事にしました。

 

そこで告げられたのは、

師匠は悪性の病気でもう長くはないという事。

 

ハッキリ言ってショックでした・・・あれだけ毎日怒鳴られていたのに・・・。

 

う一度がんばってみる

上司と色々話して少しはスッキリした私は、次の週から久しぶりに出社する事にしました。

 

私:「長いこと休んですいませんでした・・・。」

師匠:「おう!風邪やったら仕方ないのう!」

どうやら上司が気を利かせて、風邪で休んでいた事にしてくれたみたいです。

 

そして仕事をしてみると、不思議な事に今まで出来なかった事が一発で出来る様になっていた!(あれだけ出来なかったのに・・・)

師匠:「おう! そうや! それでいいんや!」

 

その日は怒られる事もなく、そう声をかけてくれました。

笑いかけてもくれました。

 

そしてその日が師匠と仕事をした 最後の日になってしまったのです。

 

して現在

師匠がいなくなってからも、生前言われた事を思い出して何とかやって来れました。

そして現在“きさげ職人”としての自分がいる。

思い起こしてみれば、あの時師匠が何度も言ってくれたからこれまでやって来れた。

あの時は理解できなかったけど、全部師匠の言う通りなんですよね。

 

現在の自分は指導する側の人間。 若い人達にきさげ技術を伝えています。

あの時は辛かったけど、今の自分がいるのは師匠が残してくれた言葉のおかげ。

それを思うと全ての事に感謝感謝です!

 

以上がきさげ職人ヒロの職人の経歴になります。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

これまで取得した工業系の資格・免許

免許/資格
  • 床上操作式クレーン
  • 玉掛
  • ガス溶接
技能検定
  • 機械組立仕上げ作業 : 2級

 

お問い合せ

【管理人】ヒロ

【連絡先】お問い合わせフォーム

Copyright© 職人さんのツーリング日記 , 2019 All Rights Reserved.