北海道に来たら 絶対立ち寄りたい 日本一過酷だった網走刑務所!!
あなたは『網走』と聞いて、まず何を思いつきますか?
「網走は北海道~!」
「冬は極寒!」
というのは当たり前ですね。
『網走』と聞いて思いつく事の一つに『有名な刑務所がある』
というのがありますよね。
そう『網走刑務所』です!
かつては
- 日本一脱獄するのが難しい
- 極悪犯罪者の入る刑務所
- 過酷な環境で受刑者に労働が強いられる
- 過酷な労働や環境で命を落とす受刑者が多かった
など、過酷な刑務所の名で有名でした。
そんな日本一過酷だった『網走刑務所』
北海道へ来た時には一度は訪れてみたい場所の一つでした。
今日は網走刑務所に立ち寄った時の話をしようと思います。
日本一過酷な網走刑務所
かつては懲役12年以上~無期懲役の重罪の受刑者を収容する、
日本一過酷で、しかも脱獄する事が難しいという事で有名な刑務所でした。
受刑者達は、北海道の中央道建設のための労働者として過酷な労働条件の中働かされ、
その中で怪我をしたり、栄養失調になったりして命を落とす受刑者達が200人以上いたという事です。
眠る時も自分の吐く息で顔が凍傷になってしまったり、
朝起きると凍死している受刑者もいた様です。
博物館網走監獄
博物館網走監獄へ行くと当時の過酷で悲惨な受刑者の労働環境が、
鮮明に再現されたの人形や、説明文などで良く分かります。
そこには明治45年から昭和59年まで
実際に網走刑務所で牢獄として使用されていた建屋などがそのまま残されています。
そして、網走刑務所の食堂として実際に使用されていた食堂で、現在網走刑務所で受刑者が食べている監獄食を食べるという体験が出来ます。
網走刑務所の歴史や、当時の受刑者の過酷な獄生活を知るためにも、
網走へ立ち寄る予定の方は、是非博物館網走監獄へ立ち寄ってみてはいかがでしょう?
現在の網走刑務所は?
現在では昔の様な過酷な環境ではなく、
刑期10年以下の短期の受刑者を収容する刑務所になっています。
刑務所の中で受刑者達は自給を目的として、
農業をして野菜などを育てたり、
畜産をして食肉用の牛などを育てたりしています。
後、小物の木工細工を制作してお土産物として観光客に販売しています。
網走刑務所グッズ
網走刑務所では受刑者達で小物の木工細工の制作もやっていて、
観光客用のお土産物として制作しています。
網走刑務所正面口の近くでも受刑者が制作したお土産品を買う事が出来ます。
ニポポという伝統工芸品をご存知でしょうか?
ニポポと言うのはアイヌ民族に伝わる伝統工芸品で、
アイヌ民族をモデルとした木で出来た人形です。
こけしの様な人形とイメージしていただければ分かりやすいと思います(写真があれば良いのですが、また機会があれば写真を掲載したいとお思います)。
後人気なのが、この網走刑務所の看板をモデルとしたレプリカの小物木工細工ですね!
私も一つ買いました。良い記念になります^^
最後に
今回の記事でツーリングと題している割には、全然バイクの写真が出て来ませんでしたね。
私がここを訪れたのは2006年の事です。
当時はあまり写真を意識して撮ってなかったので、
バイクと一緒に撮るとか、意識づけがあまりありませんでした・・・(汗)
という事で、網走刑務所のご紹介という事に注目して書いて見ましたが、
いかがでしたでしょうか?
現在の網走刑務所はほぼ観光地となっています。
刑務所なのに・・・です^^;
他の刑務所の門の前で記念写真を撮ろうと思う人はいないと思います。
(もしかしているかもしれませんが・・・^^;)
だけど網走刑務所の前で記念写真を撮る人は結構いるみたですよ!
私もふくめて^^;
写真を見てると綺麗なレンガ造りの壁や門、花壇まであるので公園みたいですね!
観光地みたいになってしまうのも分かる気がします。
しかし やはりここは 刑務所
塀の中では昔ほどの過酷な環境はなくなったとしても、
やはり厳しい環境で受刑者達が刑を受けて自分が犯した罪を償っているんですから・・・。
今日は刑務所の話題なので、少し暗い感じの記事になってしまいましたが、
かつて日本一過酷で最恐だった網走刑務所!
一度訪れてみて、その歴史に触れてみるのも良いかもしれませんよ!