世界三大記念艦「三笠」をめざして!春の横須賀 ツーリング
どうも!職人ライダーのヒロです。
今回は神奈川県横須賀市にある
三笠公園へいってきました。
こちらには
世界三大記念艦の一つとして知られている
戦艦「三笠」があります。
明治時代につくられた鋼鉄製の戦艦で
現存するのはこの三笠だけ。
日露戦争では大国ロシアから日本を勝利へと導いた
歴史的にも非常に価値の高い戦艦です。
それが現在にまで残ってるって
スゴクないですか?
一生にいちどは
絶対に見ておきたい代物でしょう。
目次
戦艦「三笠」とは
三笠ってけっこう有名な戦艦なので
知っている人も多いと思います。
ですが
知らない人も当然いるでしょう。
戦艦っていうからには
「戦争時代の軍艦なんやろうな~」
くらいには想像つくけど
実は自分も知りませんでしたw
なのでまず初めに
三笠とはどういった戦艦なのか?
について
極々簡単ではありますが触れておきたいと思います。
日露戦争で大活躍!日本を勝利へと導く
戦艦三笠とは
1904年(明治37年)2月6日に開戦された日露戦争にて
司令長官 東郷平八郎 率いる
日本海軍連合艦隊の旗艦として
大活躍した戦艦のことです。
中でも有名な戦闘は
明治38年5月27日~28日にかけて対馬沖で行われた
日本海海戦。
“本日天気晴朗ナレドモ波高シ”
日本海海戦直前
三笠に乗船する作戦担当参謀 秋山真之から
東京の大本営へ送られた有名な電文。
- 天気晴朗:視界良好で砲撃しやすい
- 波高し:艦が大きく揺れて狙いにくいが慣れてる日本が有利
ざっくり言うと
気象条件は日本が有利という意味なんだとか。
三笠に乗艦した東郷平八郎 指揮のもと
“丁字戦法”という大胆な戦術を立案した
秋山真之らによって
当時 世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を
完膚なきまでに打ち破り
日本を勝利へと導いたのです。
他には類をみない日本側の完全勝利でした。
実はイギリスで造られた戦艦
三笠って日本の軍艦だから日本で造られたと思いきや
実はイギリス製なのです。
イギリス北部にある
カンブリア州バロー・イン・ファーネス
アイルランド海に面した造船業の盛んな町です。
この地にある「ヴィッカース」という造船会社にて
三笠は産声をあげました。
三笠はヴィッカース社で造られた6隻目の戦艦なんだとか。
1899年、当時最新鋭の戦艦として起工
1902年3月には日本に引き渡されて連合艦隊に編入。
旗艦として活躍することになりました。
世界三大記念艦として現在にいたる
日露戦争で大活躍した三笠ですが
現在では世界三大記念艦として横須賀の三笠公園内にて
保存されています。
現存する鋼鉄製戦艦の中では最古のものになるんだとか。
ちなみに
- 日本の『三笠』
- イギリスの『ヴィクトリー』
- アメリカの『コンスティチューション』
上記3隻は世界三大記念艦として保存され
どれも重要な海戦にて大活躍し
歴史的勝利をおさめた戦艦です。
記念艦「三笠」を数倍たのしむには?
記念艦三笠は何も考えずにいくだけでも
存在感バツグンなので
ただ見ているだけで十分楽しめる。
それは間違いないんだけど。
これからお話しすることを実践してから行くと
なにも考えないでいくより数倍たのしむことができます。
どんなことでも予習ってすごく大事!
まずは聞いて下さい。
NHKドラマ「坂の上の雲」を見てから行く
ノンフィクション作家である司馬遼太郎 原作
NHKドラマ「坂の上の雲」
日清戦争から日露戦争まで
戦艦三笠が活躍した明治時代を舞台として描いた
ノンフィクションドラマです。
主人公は東郷平八郎ではなく
作戦担当参謀として活躍した
秋山真之を中心に戦略という観点から描かれています。
一番のみどころはやはり
ラストの日本海海戦シーン。
「坂の上の雲」をみてから記念艦三笠へ行くと
ドラマの中で活躍していた戦艦が目の前に!
歴史的勝利に貢献した戦艦が目の前にあるんだから
もう興奮すること間違いないしです!
時間のある方は原作小説の方も読んでから行くと
更に細かいところまで伝わってくると思う。
時間がない方はドラマだけでも十分です。
ドラマは一話90分で3部作。
全13話あるのでちょっと長いんですけど
TSUTAYAへ行くと旧作レンタルでお安く借りられるし、
TSUTAYAの月額サービスを利用すれば
定額でもっとお得にレンタルできます。
記念艦三笠へ行く前に
必ずドラマ「坂の上の雲」を見てから行きましょう。
司馬遼太郎記念館へいこう
ドラマ「坂の上の雲」をみたら
原作者である司馬遼太郎先生の記念館へいくこともおすすめです。
記念館は東大阪市にあるので
可能であれば行っておいた方が気持ちがもっと高まります。
司馬遼太郎先生はすでに亡くなられていますが
先生が生前作業されていた書斎を
庭から窓越しに見学できます。
約650冊もの膨大な資料を書斎に持ち込み
亡くなる直前まで創作されていました。
書きかけの小説「街道をゆくー濃尾参州記」をそのままに…
先生が亡くなられた当時のまま
そのままに残されています。
「坂の上の雲」はこの部屋で誕生しました。
「坂の上の雲」を作者という観点からも見てみましょう。
記念館へいくと司馬先生がどんな思いで
「坂の上の雲」を描いたのかを感じ取ることができ
更に気持ちが高まるでしょう。
膨大な資料に囲まれた記念館は
だだそれだけで物凄い情報の宝庫。
高さ11メートルに壁いっぱいに本棚が取り付けられていて
その囲まれた空間にいるだけで
膨大な情報が押し寄せてくるような気分になります。
人それぞれ感じ取れることは違いますが
何かを感じ取ることができる記念館になっています。
記念館は大阪にあるので
近くの方は是非たちよってみて下さい。
- 【住所】大阪府東大阪市下小阪3丁目11−18
- 【開館時間】10:00~17:00
- 【電話】06-6726-3860
- 【定休日】月曜日(祝日の場合開館/翌日休館)
- 【駐車場】あり
記念艦「三笠」記事へ
この先、大阪から横須賀までの
ツーリングレポート記事がつづきます。
記念艦「三笠」記事のみ読みたい方は
下記リンクより飛んでください ⇩
久しぶりにCBRでいくよ~
ここ近ごろ原付ツーリングが多くなってきた中
今回の相棒は久しぶりにCBRです!
これまで私のブログを見てくれている人なら
分かると思うのですが
スタントケージ外しました。
ちょっと前までこんなの付けてたんですよね ⇩
見てわかります?
オレンジ色のエンジンガードのことです。
スタントケージっていって
ジムカーナやバイクでスタントをする人が
よく使うアイテムです。
スタントをする訳でもなく
ツーリングメインの大人しい乗り方しかしない私ですが、
スタントケージに憧れがあったのと
バイクを絶対きずつけたくない!っていう思いも強かったので
少し高価なアイテムですが
取り付けていました。
そのことも記事にまとめてあるので
よかったら見てみて下さい⇩
長年あこがれ続けてやっと取り付けたスタントケージなのですが
取り外して売ってしまいました。
なんで外してしまったのかというと
実はCBRを手放そうかと
真剣に考えたからです。
現時点でCBRも丸18年。
それだけの年数のり続けると いろいろな問題が出てきます。
電装系部品の故障で急にエンジンが掛からなくなり
レッカーを呼んだこともありました。
古くなった部品も変えていかないとだし
お金もスゴクかかるんですよね。
もうツーリングにお金使うより遥か
メンテにお金かけてる方が多くなってきました。
前期モデルのデビューから考えると現時点で
経過20年のバイク。
年数が年数なだけに
ホンダもいつまで部品の製造してくれるか分からない。
そんなこと考えてたら
何もない今のうちに買いかえた方がいいのかな?
なんて思ったんですよね。
自分のスタイルってやっぱりバイクで長距離走るのがメイン。
たまの休日に近場を走って楽しむだけの乗り方だったら
今のCBRで十分なんだけど
メンテにばっかりお金かけて肝心のツーリングにはあまり行けない。
それじゃぁ本末転倒なんですよね。
CBRに対する思いっていうのは
購入当初から全然かわってないんだけど
そう遠くない未来に買い替えるかもしれません。
とりあえず手放すのはもう少し先ってことで
今のところこの話しは保留にしてます。
すこし前置きが長くなってしまいましたが
今回は久しぶりにCBRでツーリングです!
1日目のルート(大阪~富士市まで)
今回のツーリングでは
大阪から神奈川県横須賀まで
片道 約500キロ近くの長距離になります。
はじめは長距離だから
全区間高速道路で行こう~!って思ってたんだけど
それじゃぁあまりにも面白くないので
1日目は静岡県富士市までほぼ高速道路移動して
2日目は国道1号線から箱根越えをしつつ
一般道で横須賀をめざしたいと思います。
まず第1日目は大阪から静岡県富士市まで
高速道路移動です。
- 藤井寺ICから西名阪自動車道で天理ICまで (約20分)
- 天理ICから名阪国道(一般道)で亀山をめざす (約1時間40分)
- 亀山ICから東名阪自動車道をりようし四日市JCTで分岐
- 四日市JCTより伊勢湾岸自動車道にはいり豊田東JCTまで
- 豊田東JCTから新東名高速道路をりようして新富士ICまで (約4時間40分)
- 新富士ICから西富士道路(一般道)で富士市街地まで行く (約4分)
- 【高速料金】藤井寺IC~新富士ICまで:5,920円(ETC平日)
- 所要時間:6時間44分
全区間自動車専用道路を利用します。
※上に記載した時間は休憩も含めて実際わたしが走った時間です。
この記事を参考にして走られる方はご参考までに。
記念艦「三笠」をめざして! 第1日目
それでは三笠めざしていざ出発!
春の横須賀 ツーリング第1日目は
静岡県富士市で一泊するため
全区間自動車専用道路を利用します。
横須賀まで直通でいってもいいんですが
富士市で泊まることにしました。
この理由は横須賀のホテルの値段がどこも高かったということと
次の日に一般道を利用して箱根越えしようと思ったからです。
せっかく行くんだから
地元の道も走っておきたいですよね。
今回のツーリングでは終始天気よくて
めっちゃツーリング日和でした!
この一週間前までは急に寒くなって
横須賀は知らんけど
箱根峠の方は雪がつもるくらい真冬な気候でした。
暖かくなったり寒くなったり
ホンマ春というのは良く分からない天気が続きます。
ツーリングの予定たてるのってホント難しいですよね。
それでは西名阪(藤井寺IC)からスタートします。
本日は3月初旬
小春日和な金曜日の昼下がり。
会社より半日休暇をいただきました。
やることだけはちゃんとやっとけば
比較的休みのとりやすい会社なので助かります。
今回の記念艦「三笠」ツーリングですが
もともと私が「戦艦が好きで三笠みにいきたい!」
ってなったものではなく
会社の先輩であり
バイク乗りの大先輩にあたる方から教えていただいたものでした。
その方は今まで数多くのバイクをのり継いでこられた方で
バイクに関してとても詳しく
ツーリングスポットに関してもめっちゃ詳しい人です。
仮に名前の一文字をとって
“Mさん”
いうことにして進めたいと思います。
ある日 Mさんから
「三笠ええで!行ってみ!」
みたいな感じで進められたと思います。
当時の私の知識からして
戦艦っていったら「戦艦大和」しか知らなくて
「三笠ってなに?」って感じでした。
Mさんからいろいろ話を聞いていくなか
気持ちを高めるためにはまず予習が必要!
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」をすすめられました。
「坂の上の雲」をみていくなかで
最初は「ぼけぇ~」ってみてたものが
終盤になると食いつくように見ている自分がいた。
出演している俳優さんも自分がよく知っている
豪華ゲストの方ばかりなので
スゴク見やすい作品でした。
戦争時代を中心に描かれたドラマなのですが
あくまで戦略という観点から描かれているので
えげつないシーンとかは殆どなく
戦略で勝った日本が大国ロシアに勝利する。
“柔よく剛を制す”
まさしく日本人らしい勝ち方やとおもいました。
ラストの日本海海戦シーンがホンマに興奮する!
三笠がカッコ良くて
東郷平八郎を演じる
渡哲也さんがめっちゃカッコ良くて
マジで三笠に会いたくなってきた。
戦争時代のはなしだから
「カッコいい」という言葉でかたづけたらアカンのかもしれないけど
それだけ魅力を感じたということをお伝えしたかったのです。
ちなみに私と同じようにあまり本件に詳しくない方は
「坂の上の雲」を少し期間をあけて
2回みることをおすすめします!
2回目の方が登場人物もよく分かっているので
内容も頭に入りやすいからです。
記念艦「三笠」へ行こうと思っている方で
三笠のことをあまり知らない方は
少なくても2回「坂の上の雲」を見ることをおすすめします。
余裕があれば司馬遼太郎先生の
ご自宅兼記念館もおすすめです。
さて御在所までやってきました。
ここで少し休憩をはさむと共に
この先すこし心配していることがあって
確認しておきたいことがあるのです。
それは
“伊勢湾岸自動車道での名古屋越え”
トゥインクル揖斐川橋付近って
めっちゃ風つよいんですよね!
しかもこの区間を通過するまで30分くらいかかる。
CBRもそうだけど車体軽めのフルカウルって
横風にめちゃくちゃ弱いんですよね。
あるライダーさんのブログを見ていると
一瞬でとなりの車線まで飛ばされたとかいうのもあったし、
自分もバイクではないんですが、
出張のため車で何度も伊勢湾岸は利用してます。
その時でもハンドル取られそうになるくらい
とにかく風は強かったです!
もし風が強すぎて危険だと感じたとき
以下のルートも考えていました。
「みえ川越IC」から国道23号線へおりて「豊明IC」から再び伊勢湾岸へもどる。
この場合、高速で名古屋越えするよりも30分~1時間の時間ロスになります。
いつも風が吹いているわけじゃないけど
吹くときはえげつない強風スポットでもあります。
だけど冒頭にも書きましたが
すごく天気が良くて
最高にツーリング日和な日だったので
そんな心配もよそに。
「Yahoo!天気」のアプリで風速を確認したところ
なんと!風速2mでした!(楽勝~♪)
風が穏やかだとめっちゃ景色いいし
恐怖スポットから絶景スポットに早変わり!
ナガシマスパーランドも絵になりますよね
景色ながめる余裕もあるので
サイコーに気持ちいいw
とにかく一番心配していた恐怖スポットを無事通過できて一安心です。
その後
刈谷のサービスエリアで給油し
豊田東JCTから新東名に分岐!
気づけは120㌔規制の道路に入ってました。
中には「何キロ出してんねんっ!」
ってバイクや車も普通にいますね。
そんな道だったけど
一番ひだりの車線は比較的ゆるやかな流れ
のんびりライダーな自分は
トラックの後ろについて風よけになってもらいながら
のんびり走ってました。
最後の休憩で立ち寄った長篠設楽原パーキングエリア
日も落ちかけて時刻は黄昏の刻をむかえます。
日が落ちると気温もだいぶ下がってきました。
冬用グローブに交換やネックウォーマーの装着など
装備を冬用にかえつつ
ナイト走行になるので反射ベスト装着します。
なんせ自分もCBRもいやらしいくらい真っ黒なものでw
長篠設楽原パーキングエリアを出るころには
すっかり日も落ちてしまいました。
だだ風と音、光を突き抜けるような
自分がロケットにでもなったような感覚に見舞われながら
ただひたすら高速道路を走りぬける。
「もう高速飽きた~もうええわ~」とか思っていたころ
ようやく新富士ICの出口が見えてきました。
今晩は富士市で一泊し
翌朝、国道1号線より箱根越え
シーサイドロードを経由して
三笠が鎮座する横須賀をめざしたいと思います。
大阪から富士市まで
所要時間:6時間44分
走行距離:370㌔
記念艦「三笠」をめざして!第2日目
春の横須賀ツーリング第2日目。
昨日は富士市のビジネスホテルで一泊しました。
横須賀まで「三笠」を見にいくんなら
横須賀で泊まれよ!ってなると思うんだけど
富士市で一泊した理由は2つあります。
まず一つ目は
横須賀にくらべると単純にホテルが安かったからということ。
もう一つは
一泊おいて朝一から
箱根越えをして横須賀をめざしたかったから
というのが理由でした。
せっかくロンツーに来たんだから
全域高速道路移動というのはさけたいところ。
やっぱりその土地のツーリングスポットもオサエテおきたいですよね。
では本日のルートといってみましょう。
2日目のルート(箱根越えから横須賀へ)
- 富士市(国道1号線)からスタートして箱根峠を目指す
- 国道1号線から箱根越え
- 途中R1号でもっとも標高の高い「国道1号最高地点」のちかくを通過する
- 湘南海岸、江の島付近、鎌倉を通過し
- 「三笠」が鎮座する三笠公園へ
富士市からの走行距離:120㌔
実は上記ルートに関して
痛恨のミスを2つも犯してしまいました。
それは上記解説で赤文字表示した個所になります。
『一つ目のミス』
「国道1号最高地点」が箱根峠(標高846m)だと思い込んでいた私は
箱根峠を通過したあとR1号のバイパスである
箱根新道から下山してしまいました。
実際の「国道1号最高地点」は箱根峠から
約6.5㌔東京方面へ向かった先
芦之湯温泉付近が「国道1号最高地点(標高874m)」になります。
上記地図では一部、私が走ったルートではなく
正規の「国道1号最高地点」を示しています。
どうがご参考までに。
『二つ目のミス』
湘南海岸、江の島付近、鎌倉は
シーズン中や土日祝
恐らくかなりの渋滞が予想されます。
記念艦「三笠」を目的に走っている方は
避けた方が無難でしょう。
箱根を越えたあと高速道路へ迂回するか
初めから高速移動した方が無難です。
物凄い渋滞につかまり
エライ目にあいましたw
箱根越えから勘違いの「国道1号最高地点」
走行ルートにも掲載したとおり
国道1号線から箱根越えして
横須賀は三笠公園をめざしたいとおもいます。
今日もめっちゃ天気がよく
内陸側にそびえ立つ雄大な富士山がその雄姿をあらわにしている
まるで私の旅路を祝福してくれているかのように
都合よく解釈していました。
宿泊していたホテルを
予定していた時刻よりすこし遅い朝8時に出発した私は
1号線からの箱根越えをあきらめて
いっきに高速道路で移動しようか迷っていました。
だけど
時間も大事だけど予定していたルートもやっぱりまわりたい!
せっかく来たのだから…と自分を奮い立だせ
忠実に立てていた予定を遂行することにしたのです。
雄大な富士山を横目に気分よく国道1号線をひた走り
いつしかバイクは箱根山の山肌にさしかかっていました。
ゆるやかなワインディングロードがひたすらつづくので
めっちゃ楽しい~
ライテク永遠の初級者レベルの私に
ベストマッチングな道でした。
チャリダーも頑張ってます。
やがて箱根峠がみえてきました!
静岡と神奈川の県境にもあたる箱根峠。
あ~ここが国道1号最高地点なんや~なんて
この時はのんきに感傷に浸ってたんですよね~。
しか~し国道1号最高地点は
ここではないのです!
箱根峠から約6.5㌔先の芦之湯温泉付近
ここが国道1号最高地点(標高874m)にあたります。
国道1号最高地点を記念に通過したい人は
そのまま道なりに進みましょう。
もう少し走ったら入口がみえる
「箱根新道」方面へは絶対はいらないように!
私はというと
そのまま素直に道なりに走ってたら
自然と最高地点も通過できたのに…
箱根新道の方へ行っちゃったんですよね~。
「あっ!道まちがえた~」とか勘違いして
わざわざ道の駅箱根峠でUターンかましてまでw
やらかしました。
アホです。
思い込みってホント怖い。
もうちょっと脳みそほぐして柔軟な頭に切りかえよう~
私事を長々とすいませんでした。
じゃじゃ混みの渋滞!湘南→江の島→鎌倉はもう通らない!
さて!
箱根越えも無事達成てきたことだし
あとは念願の三笠をめざすのみ!
のんびりシーサイドロード走って三笠めざそう~
とか思ってました。
これまでの「国道1号最高地点」の話は
この時で気づいてなかったので何も思ってなかったんですが
この先 選んだシーサイドロードが
じゃじゃ混みの渋滞で
もう最悪でした。
ルートを組んだ時
「あっ!横須賀までシーサイドロードある~♪」
「ここ走ろ~♪」
なんてのんきに考えていて
そこがどこかも知らずに
ただ「シーサイドロードだから」っていう理由で選びました。
湘南→江の島→鎌倉
バリバリの観光地だったのです!
もうスッゴイ渋滞!
3月だというのにこの日は20℃越えの春日和で
CBRの水温もグングン上がってきました。
ジェネレーターや電装系部品のことを考えると
あまり長時間高温にさらしておきたくない。
三笠公園に到着する時刻もどんどん遅くなるし
ゆっくり見学できなくなる。
めっちゃ気ぃつかいました。
湘南海岸沿いとか サーファーの人がいっぱいいて
なかには自転車にL型のアングルを取り付けて
サーフボードを乗せれるように改造している
強者のような人もいました。
そういうのみれて面白かったけど
もうどうでもいい!
とにかく早く横須賀につきたい!
江ノ電きたけど今はもういい!
とにかく三笠っっ!
もう疲れてきて思考停止しそうになったから
Googleさんにナビおまかせしました。
そしたら
あちこち曲がらされて余計につかれたw(←もう笑うしかない)
これ有名な踏切のとこやん⇩
何かのアニメかドラマの聖地やったかな?
Googleさんナイス!
その後も渋滞はつづく。
これ横須賀つくんかなぁ~ とか
三笠あきらめる? とか
少々アホなことを考えながら
どうにかこうにか戦艦三笠が鎮座する
三笠公園までたどり着きました。
三笠公園の駐輪所にバイクとめてスタンド降ろした時
かるい放心におちいっている自分がいた。
到着時刻はお昼の12時半を裕にまわってました。
ホントは本日大阪に帰る予定だったけど
この時点でもう一泊することが確定!
まぁ多大な選択ミスで苦労はしたけど
念願の三笠が目の前にある。
とりあえず三笠をみてモチベーション上げよう!