職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

きさげ 工具『スクレーパー』を修理する! 柄のガタツキならこの方法をためせ

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スクレーパーの柄の修理を一目で分かる写真
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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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どうも!職人ライダーのヒロです。

今回の記事ではガタついて使いづらいスクレーパーや

使っていると直ぐゆるんで抜けてしまうスクレーパーを

修正する方法をご紹介したいと思います。

 

ゆるむ、抜けるというのは

スクレーパーと柄の接合部分のことを言っています⇩

柄と金属の接合部分の写真

作成時の状況や、金属製カラーの強度不足

使用状況によって柄とスクレーパー接合部にガタツキが出来たり

亀裂が入ることもあります。

 

接合部はとくに負荷がかかるので

ここにガタツキや亀裂が入るのは致命的!

ウエスをかませたり、過剰にたたき込んだりして使っている人をよくみます。

 

ガタツキの度合いにもよりますが

使っていると ゆるんでくる、抜けるといった症状は

今回ご紹介する方法で改善する可能性があります。

いちど試してみることをおすすめします。

注意!

今回ご紹介する方法は

ガタツキ度合いが軽傷の物に限られます。

  • ガタツキがかなりひどい
  • 柄の肉厚がほとんど残っていない
  • 一部分が完全に欠け落ちてしまった

残念ですが上記のような物はこの方法を試してもダメです。

下記リンク先で作成方法を紹介しているので

そちらを参考に作り直してください⇩

 

ガタツキ修理は 柄の接合部『カラー』の交換がおすすめ

交換する3/4ガス管を加工して柄用に潰した写真

修正方法を結論からいいます。

スクレーパーの修正は

柄とスクレーパー接合部のカラーを交換します!

 

当然おなじサイズのカラーではダメです。

ワンサイズ小さめのカラーを用意して交換して下さい。

 

今つかっている物より内径の小さいカラーに交換することによって

柄とスクレーパーの接合部がさらに締めつけられる。

その結果、ガタツキによる緩みの補強につながると言うわけです。

柄と金属の接合部分の写真

柄とスクレーパーの接合部

この方法でスクレーパーを修理すると

抜くほうが難しくなるほど頑丈なスクレーパーになります。

 

スクレーパーを修正する

それでは修正作業に入りましょう。

今回交換するカラーの素材は

3/4のガス管(鋼管)を使用することにしました ⇩

交換する3/4ガス管を加工して柄用に潰した写真

ただ見た目が不格好なので旋盤で外径切削だけしています。

そして柄のカラー用にカットして平たく潰してます。

 

大事なことなので何度も言いますが

もともと柄に打ち込んであるカラーより

ワンサイス小さめのカラーを用意して交換してください。

 

まずは元々入っていたカラーを抜きましょう。

仮に打ち込んでいたカラーを抜く写真

マイナスドライバーやキー材など

何か平たいものを利用して抜いてください。

 

そして仮に打ち込んでいたカラーより

ワンサイス小さめのカラーを打ち込んでいきましょう。

キー材を使用してガンガン打ち込む写真

カラーを打ち込むときは

必ずスクレーパーを打ち込んだ状態でおこなうこと!

そうしないと穴に内圧がかかり柄が割れてしまいます。

 

柄を少しずつ削りながらかなりキツメに打ち込む。

柄を削りもって叩き込む!を繰り返すという説明写真

キー材などの長い棒を利用して

ガンガン叩いて無理やり打ちこんでください。

ゆるゆるだと意味がありませんので。

注意!

必ずスクレーパーを柄に打ち込んだ状態作業すること!

スクレーパーを打ち込まずに作業すると

穴に内圧がかかり割れてしまいます。

ガンガン叩いているとスクレーパーが抜けてきます。

気をつけながら再度打ち込んで

スクレーパーが抜けた状態にならぬよう注意してください。

 

キー材とかで叩いていると下の写真のように

ガタガタになるので

サンダーやヤスリを使って形を整えてください。

ワンサイズ小さめのカラーを無理やり打ち込むとこうなる写真

カラーボコボコ

その際も必ずスクレーパーを柄に打ち込んだ状態で作業すること!

 

最後までリングを打ち込んだ完成した所の写真

作業完了!

 

最後に

完成したスクレーパー全体像の写真

スクレーパーのガタツキや抜けにお困りなら

今回ご紹介した方法で修理できる可能性があります。

 

接合部をもっと強力に補強したい!

そんな時でも有効な方法です。

 

ただしこの方法はガタツキ度合いが軽傷な物に限られます。

  • ガタツキがひどい
  • 柄の肉厚が殆ど残っていない
  • 柄の一部分が欠け落ちてしまった

そんな時はこの方法を試してもダメです。

残念ですが 一から作り直しましょう。

 

今回は以上です。

最後まで読んて頂き ありがとうございました。

注意!
このページに書かれてある事を参考にして作業を行う場合。

必ず自己責任でお願いします。

万が一事故が起こった場合でも、当方では責任を負えませんのでご注意下さい。

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