奈良県 おすすめ ツーリングスポット 日本最古! 大神神社!!
奈良県のおすすめツーリングスポットとして、ここは絶対に外すことは出来ません!
パワースポットとしても日本で5本の指に入るというこの神社は、
なんと日本最古の神社!
そう!奈良県桜井市にある『大神神社』です!
今日は大神神社をご紹介します!
目次
日本最古の神社である大神神社とは?
この大神神社が日本最古の神社であると言われるのは、
この地に人々が住み始めた紀元前の時代から、
この大神神社があったとされているためです。
三輪山(みわやま)自体がご神体であるため、
本殿をもたない、他でも珍しい神社です。
三輪山に祀っている神様は、
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
白蛇の化身だという事です。
大神神社の鳥居
大神神社には、他の神社では見る事の出来ない珍しい鳥居があります!
大鳥居
ご神体である三輪山を、さらに引き立てるその鳥居は、
高さ32.2m 柱間23m
建立当時は日本一の大きさ!
鋼鉄製で、総重量はなんと185トンもある巨大な鳥居です。
日本最古の神社である大神神社の玄関口として、
まさにふさわしい鳥居ですね!
昭和59年に昭和天皇のために作られたという事です。
今現在、まさに大神神社のシンボル的存在ではないでしょうか!
一ノ鳥居
実は参道入口の大鳥居は、一ノ鳥居ではありません。
あくまで大鳥居です。
こちらが本当の大神神社の玄関口となります。
場所は大神教本庁の近くです。
大鳥居がインパクト強すぎて、あまり知らない人も多いのではないでしょうか?
二ノ鳥居
人によって感じ方が違うと思いますが、
この二ノ鳥居をくぐると、一気に辺りの空気が変わります。(私はそう感じます)
まさに神の領域に入るといった感じです。
写真からも、ここから先は森って感じがしますね!
三ッ鳥居
拝殿の裏にこの三ッ鳥居はあります。
現世と神の世界との結界の役目をしていて、
あまりにも神聖な鳥居であるため、カメラを向けるなんて以ての外!
という事で、
写真撮影、ビデオ撮影禁止です。
サントリーの創設者 鳥井信治郎さんがお参りに来られて、
自分と名字が同じ『とりい』だから、
会社の名前をサントリーと名付けたという説もあります。
こちらは檜原神社(ひばらじんじゃ)の三ッ鳥居ですが、丁度こんな形をしています!
祓戸神社(はらえどじんじゃ)
ニノ鳥居からの参道を歩いて行くと、まず左側にあるのがこの祓戸神社
心身を清めてくれる祓戸の四神を祀っている神社です。
大神神社参拝の時は、
まずこの祓戸神社でお祓いをしてから、お参りするのが正式な参拝方法です。
「祓いたまえ!清めたまえ!」
と願ってお参りしましょう!
手水舎(てみずや/ちょうずや)
ここで口と手を清めます。
普通の神社やお寺の水が出ている所は、龍か何かですが、
ここ大神神社では、蛇の化身である大物主大神を祀る事から、
蛇で出来ています。
これも珍しいですね!
手水の使い方
手水のやり方の看板がありますので、この通りにやりましょう!
①まず柄杓を右手で持ち、水を一杯だけすくいます。
②その水でます左手を清め
③次に右手を清め
④手をお椀上にして、柄杓の水を手に受け、口を清める
【注意】柄杓に直接口をつけてはいけません。
⑤柄杓の枝の方を下にして、余った水で枝の部分を清める
これが正しやり方なので、この通りに口と手を清めましょう!
拝殿
多くの神社では、私達がお参りをするための拝殿があって、
その奥に神様を祀るための本殿があります。
しかし、大神神社では本殿はありません。
あるのは拝殿のみです!
それは、拝殿の後ろにそびえ立つ神山である三輪山自体が御神体であるため、
本殿が無いのです。
これも全国的に珍しいですね。
この拝殿の裏に三ッ鳥居があります。
巳の神杉
拝殿の前にあるこの杉の木
大物主大神の化身である、白蛇が出ると言われている事から、
白蛇を奉っている巨大な杉です!
白蛇のために、卵をお供えする方が多くいます。
卵というと、蛇の大好物だと言われています。
蛇は卵を食べる時、丸飲みします。
丸飲みするから、願いも丸飲みしてくれる
そうすると、願いも叶いやすいという事だそうです。
くすり道
拝殿を正面にして、左側に行くと、祈祷殿があります。
そのまま進んで行くと、このくすり道があります。
薬の神様である狭井神社(さいじんじゃ)へ行くには、このくすり道という参道を通って行きます。
ここはくすり道なので、そのご利益にあやかろうと、
色々な製薬会社の各社が、
参道の両脇に燈籠を寄付して建てています。
このくすり道という参道はその名の通り、道の両脇に色々な効能がある薬草木が植えられています。
ここを歩くだけでも健康になれる様な気がしますね^^
狭井神社(さいじんじゃ)
この神社では、大物主大神の怒りの魂、荒魂(あらみたま)を祀っています。
荒魂とは、悪い事をし、神様の怒りに触れて、災害などの天災を引き起こす神の力の事をいいます。
そういう大物主大神の怒りを恐れた昔の人達が、
その怒りを鎮めるためにこの狭井神社を建立したという事です。
大物主大神の荒魂を祀る神社ですが、
ここは薬や、病気平癒の神社でもあります。
三輪山登俳口
この狭井神社には、神山である三輪山に登拝するための入口である
三輪山登俳口があります。
昔は神聖な山のために、限られた人しか登俳する事が出来ませんでしたが、
約70年前から一般の人も登俳出来る様になりました。
入山受付は9時~14時までで、
16時までには上の写真の登拝口に戻って来なくてはいけません。
山の中には、トイレが無いので、必ず済ませておきましょう!
狭井神社の社務所で
- 住所・氏名・電話番号を書き、
- 300円を納め、
- 白襷を受け取り、
- お祓いをします。
これをして初めて入山する事が出来ます。
三輪山に入山するには、幾つかの掟がありますので、
入山する方は確認しておきましょう!
- 山内で、飲食・喫煙・撮影は一切禁止
- 3時間以内に下山する事(山頂までの往復2時間位)
- お祓いを済ませた後、白襷を付けて登る
- 山内の草木、石一切持って帰ってはいけない
ご神体である三輪山、
神様の中に入っているという事だから、
清らかな心で登拝しましょう!
御神水
狭井神社の裏には、薬井戸と呼ばれる井戸があり、
神の山である三輪山から、御神水と言う有り難い水が湧き出ていて、自由に飲む事が出来ます。
この水は万病に効くと言われているため、連日そのご利益にあやかろうと、ペットボトル持参で来られる方がとても多くいらっしゃいます。
しかし、一日に湧き出る水の量というのは限られています。
あまりにも一人で大量に汲んで帰るという事は控えた方が良いでしょうね!
この水は御神水というだけあって、
普通の水だと、飲んだ時に水の冷たさで身体が「ひやっ!」としますが、
この御神水は飲んでも「ひやっ!」としません。
そういう不思議な感じがする水です!
まさに神様からの贈り物ですね^^
三輪に参らば上下かけよ!
『三輪に参らば上下かけよ!どちら欠いても片参り』
という看板が、一ノ鳥居から少し行った所にある大神教本庁の前にあります。
私は下の三輪さんと勝手によんでいますが、
上と下、どちらが欠けても片参りなので、
お帰りの際には、是非大神教本庁にもお参りして帰りましょう!
参拝の後は、名物三輪そうめんで舌鼓!
三輪明神大神神社と言えば、有名な食べ物は、
三輪そうめんです!
そこで、おすすめしたいお店がこちら!
そうめん処 森正(もりしょう)さんです!
旧家のお庭をお店にした、風格あるお店で三輪そうめんを食べる事が出来ます!
こちらのお店に関しては、下記リンク先の記事で詳しくご紹介しています ⇩
お土産は名物みむろで決まり!!
そして大神神社参拝の帰りに、お土産として一つ位甘い物を買って帰りたいですよね!(私は買って帰りたいです^^;)
そんな時おすすめしたいお店がこちら!
白玉屋榮壽(しらたまやえいじゅ) 本店です!
丁度、参道入口である大鳥居の横にあります。
こちらのお店、何と創業は江戸時代の弘化期!
そんな歴史あるお店なんですね。
ここで売られている商品は
名物みむろ最中!
その製法は、一子相伝によって受け継いで来られているそうです。
そんな伝統あるお菓子を、是非お土産に買って帰りましょう!
こちらのお店に関しても、下記リンク先の記事で詳しくご紹介しています ⇩
大神神社 アクセス 基本情報
- 【住所】奈良県桜井市三輪1422
- 【電話】0744-42-6633
- 【Fax】0744-42-0381
最後に
今回は奈良県のツーリングスポットとして
おすすめのスポット、大神神社をご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか?
あまり神社というのは、ワイワイ、ガヤガヤ行く所ではないと思いますので、
大人数で行かれるよりも、少人数、
またはソロツーリングとして行くのもおすすめな所です!
私は大神神社の事が大好きなので、良く行きます!
あなたも大神神社へ行って、癒しの気に触れてみてはいかがでしょうか?
日頃の会社や、人間関係の疲れから解き放たれ、
リラックスした時間を過ごせるかもしれませんよ!
そういった癒しの気を、もっと良く感じるためにも
朝9時頃までに参拝される事をおすすめします。
朝の清々しい空気の中の大神神社をお過ごしください!
今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきまして、有難うございました。