秋の丹後半島ツーリング! 伊根の舟屋を満喫する旅
どうも!職人ライダーのヒロです。
今回は丹後半島の有名な漁村集落
“伊根の舟屋” へ行って来ました!
一階は船のガレージ、二階は簡単な居室になっている めずらしい構造の建物が
伊根湾をかこむように連なる独特の景観が魅力的。
海側から見ると、
まるで海上に浮かんでいる様にも見えます。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定された 変わらない光景に
どこか懐かしさを覚える 伊根の舟屋。
漁業と共に生活するこの地域どくとくの暮らしぶりを感じに、
丹後半島へとバイクを走らせました。
目次
伊根の舟屋 ツーリング 今回のルート
今回は阪神高速(池田木部IC)からのスタートです!
- 阪神高速(池田木部IC)から国道173号線の山越えルート
- 国道27号線へ突き当り舞鶴へ
- 国道175号線へ突き当り由良川方面へ
- 国道178号線で由良川沿いを走り日本海へ抜ける
- 日本三景“天橋立”をしり目に伊根の舟屋へ
- 総走行距離:419㌔
- 日時:2020年9月19日
日本海沿いぬけて 伊根の舟屋へ
伊根の舟屋は 股のぞきで有名な日本三景“天橋立” から近い所にあって、
一の宮側からバイクで約20分
文珠側からでも40分もあれば十分到着できる距離にあります。
天橋立まで来た際は、伊根の舟屋まで足を延ばしてみる
というのも良いかもしれませんね。
天橋立(一の宮側)から国道178号線をさらに北上。
キレイな日本海を眺めながら走れる最高の道がしばらく続きます。
ホントに海岸線スレスレに続くので、海沿いを走るのが好きな私は
それだけでテンションアゲアゲ!
ヘルメットの中で「スゲー!」とか叫びなら快調に走っておりました。
そんなご機嫌な道も終盤にさしかかり、
ほどなくして伊根町を示す看板みえてきた。
ここを右折すると伊根の舟屋はすぐです!
9月のシルバーウィーク初日とだけあって
伊根湾をめぐる遊覧船のり場の駐車場は車でいっぱいだった。
「今日は人が多そうやな~」とか思いつつも
せっかく来たんだから観光はしっかりしたい!
三蜜対策だけはちゃんとして、この後しっかり散策してきました!
だけどその前に、すっかりお昼もまわっていたので
先にご飯を食べに行きましょう!
道の駅 舟屋の里伊根 から伊根の舟屋を一望
道の駅 舟屋の里伊根 からは、伊根湾を取り囲むように連なる舟屋が一望できる!
ということを 会社の先輩であり、バイク乗りの先輩でもある人から聞いていたので
まずは全貌を見ておくことにしました。
まずは展望台から見て左側の風景⇩
そして中央
伊根湾の入口には青島が浮かぶ。
もう素晴らしいの一言ですよね!
しかも海がめっちゃキレイ。
伊根湾って 年間を通して潮の干満の差が少ないく
海がとっても穏やかなんですって。
そんな恵まれた環境なので、昔から漁業が盛んなんだとか。
写真にもイカダが写ってるように、養殖業も盛んに行われているようです。
ブリやカンパチ、鯛、黒マグロをはじめ
牡蠣なんかも!
まさに海鮮の宝庫って感じ!
こんなキレイで穏やかな海でとれた魚は さぞかし旨いんだろうな~。
ってことで!
さっそく食して来ました^^
色鮮やかな海の幸がぎっしり!
キレイな海でとれた新鮮な魚だけを使っているから
臭みがなくて最高に旨い!
海に来たらやっぱり新鮮な海の幸ですよね!
うちの近所のスーパーで買った刺身とは くらべものになりません。(←あたりまえ)
7種類の海の幸とお味噌汁、小鉢がついたお得なセット。
ごちそうさまでした。
舟屋の町並みを散策
さぁ~腹を満たしたことだし、あらためて舟屋の町並み散策といきましょう!
お昼ご飯を食べた道の駅 近くの駐車場
“七面山駐車場” までバイクをもってきました。
車だったら最初の30分は無料
その後30分毎に100円の駐車料金がかかります。
それに対し バイクは一律100円!
バイクの方がお得ですね^^
しかもここって
バイクと一緒に写真撮るのに絶好のポイントだったりします。
舟屋の伝統的な光景とキレイな海をバックに
記念写真なんてどうでしょうか。
海側から見た舟屋の様子もうかがえるし
バイクと写真撮るには絶好の場所!
だけど柵もなにもないので、
スタンドかけそこなって海に落ちないよう十分注意して下さいね。
スタンドかけ忘れて海にポチャン!
勝手にイメージして ゾっ!とした。
あと駐車場内なので、写真を撮るときは周りの車や人にもご配慮を。
なかなか自分的には良い写真が撮れて満足してしまった私は
一瞬 散策することを忘れそうになりつつも
あらためて町並みへとくり出すことにしました。
町並みを歩いているだけだと 舟屋の様子は感じられないんだけど、
田舎の町並みって ただ歩いているだけでも
ホッとできるから 個人的に好きです。
私的に もともとは田舎育ちで
今は都会に住んでるから余計にそう感じるのかもしれないけど、
やっぱりこういう地って好んで来たくなる。
同じ境遇の人なら そんな風に感じる人も多いんじゃないかな
まさに田舎マジックってヤツ?(笑)
話し変わって 下の写真
向かって左側の建物が母屋で、道をはさんで反対側が舟屋になります。
今日ここに来るまでは
舟屋の二階にガッツリ住んでるのかな~?なんて思ってたけど、
実はそうじゃないみたいですね。
中でも古い建屋だと、江戸時代後期の舟屋もあるんだとか!
そんな昔から今も変わらず現存してるって何気に凄いし
これからも残していきたい大切な景観だと思いました。
舟屋の中まで見学できる
歴史的な舟屋が立ち並ぶ他、カフェやお食事処や民宿なんかもあって
中には舟屋の中を見学できる所もある ⇩
普通では入れない舟屋に、一般:200円という安さで入れるんだから
いっとくしかないでしょ!
路地裏みたいな細いところを入っていく。
幸洋丸という船の舟屋みたいですね。
車用の一般的なガレージより少し広いくらいの大きさで、
木製の張りがむき出しになってるだけに
よく田舎にある倉庫や蔵のような感じがしました。
違いはやはり船の車庫なので、内部まで海水が入ってきていて
すぐ船が下せるようになっているということ。
壁側には漁業に使われるであろう道具類や
これまで歩んできた歴史を記す写真や資料が展示されていました。
海側へも出れる⇩
入るとき受付で教えてもらったんだけど、
こんな撮り方したら良いよ!ってアドバイスもらった⇩
正面に見える青島が
まるで額縁の中に入ったかのような 面白い写真が撮れるという^^
なかなかイキな演出!
後 こんな撮り方もできるみたい⇩
なかなか200円でこれだけのこと体験できるって
けっこうお得かも。
初めて伊根の舟屋へ来た時は 絶対立ち寄った方が良いと思う!
場所的にはこの辺⇩
すぐ近くに「鳥屋」のバス停があります。
遊覧船に乗って海側からの舟屋も満喫
まだまだ満喫するよ!
最後は遊覧船にのって海側から舟屋を見てみましょう。
そのまま港まで歩いて行っても良いけど、駐車場もあったのでバイクで移動。
係員さんの誘導で指定された所にバイクをとめると
「次の舟は 〇△分に出ます!」って言われて時計を見せられた。(5分後に出るってこと)
出航まで時間が無いことを知らされて焦るわたし。
バイクは降りてから色々あんねん!
ヘルメットとかグローブとか脱いでロックしたり…
「せわしいなぁー」って思いつつも 写真だけはちゃんと撮って
それなりに急いで乗船した。
間に合った~と ホッしつつも
「あと二人のりま~す!」みたいなことを係員同士で連絡しあってた。
ようするに待ってくれるみたいです。
まぁ遊覧船やしね!
他のお客さん待たせるのは良くないけど、
必要以上に焦ることはなかったという…
ちょっと前置きが長くなりましたが、
Goodなタイミングで 伊根湾を回る約30分の旅へと出発です!
出発してすぐお客さんたちによる
海鳥へのエサやりが始まった!
待ってましたぁ~
と言わんばかりに鳥たちもエサにありつこうと必死!
ホンマ めっちゃ近くまで飛んでくるもんだから
ちょっとビビる時もある。(汗)
ウミネコやカモメはもちろんのこと
トンビがめっちゃ多いからビックリした!⇩
中には乗り込んでくる強者も⇩
器用に空中でキャッチして そのまま飛びながら食べるんだから凄いな~
トンビの動体視力ハンパない!
なかなかエサやりも面白いね^^
鳥のエサやりもいいけど
海側から見る舟屋もちゃんと見ておかないと!
舟屋のすぐ近くまでいくわけじゃないけど、舟屋の内部や全体像が良く見えるし、
海沿いスレスレに建てられているから
海側から見ると、
まるで海の上に浮かんでいる様に見えると言われている。
言われてみると 確かにそう見えるかも
これだけの体験を800円の船賃できるのは
ハッキリ言って安いと思う。
なかなか楽しい30分でした!
最後に
ただのんびり舟屋の町並みを歩いているだけでも
ほっこりできる田舎マジック。
海鮮も旨いし海がキレイ
伊根湾を囲むように連なる舟屋は景観は 必見の価値ありです!
今回は以上です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。