職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

バイクツーリングで立ちごけ! もしクラッチレバーが折れたら? って考えた事ある?

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02.曲がったクラッチレバーの写真
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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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どうも!職人ライダーのヒロです。

 

あなたはツーリングに行く時、予備のクラッチレバーやブレーキレバーをバイクに備え付けていますか?

もし備え付けてないとしたら、絶対荷物に入れておいて下さい!

 

もしツーリング中に転倒してしまい、クラッチレバーが根元から折れてしまったらどうします?

 

クラッチを切る事が出来ずバイクを走らせる事が出来ない!

それが山間部で、しかも携帯の電波が届かない山奥だったらもう大変です。

考えただけで ぞっ! としますよね!

 

「クラッチ切らなくてもギア変えれるよ~!」っていう声も聞いた事がありますが、

そんな状態でバイクに乗るのって ハッキリ言って危険です。

 

クラッチレバー交換なんて、慣れればそんなに難しい作業でもないし、

レバーを積んだからといって、そんなに荷物になる物でもありません。

 

もしもの時のために予備のクラッチレバーは絶対に持って行きましょう!(ブレーキレバーも同様に!)

 

ロンツー時に立ちごけ! 実際 私も体験しました

ロングツーリングで長時間バイクを運転。

体感的にはそんなに疲れてなくても、実際身体は凄く疲労している事って良くあると思います。

 

バイクを降りる時だったり休憩後に乗車して発進しようとした時。

疲れでクラッチ操作を誤り エンスト! そのまま転倒! 立ちごけ!

これって良くある事ですよね?

 

実際私もやってしまいました!(涙)

長時間バイクを運転してからの休憩、その後再びバイクを発進させようとした時の事でした。

いつもの感じでクラッチ操作をしたところ、疲労がたまっていたせいで手に力が入らず エンスト!

そのまんま 立ちごけ してしまったんです(涙)

 

その結果 12年間無傷だった相棒にキズを付けてしまいました(ごめんよ~)。

01.傷ついたカウルの写真

一瞬頭の中真っ白になりました。

 

正気に戻った時、一番最初に気になったのがクラッチレバーの状態。

倒れた衝撃でもし折れていたら?って考えると ぞっ! としました。

 

バイクを起こして確認してみると、見事に曲がっていました~。

でも折れてなかった!

02.曲がったクラッチレバーの写真

動作確認してみるとクラッチが切れる状態で、走行には支障がなかったから良かったけど。

もし根元からレバーが折れていたら!って考えるとゾッとします。

 

以前からバイク乗りの先輩に「クラッチレバーは持って行った方が良いよ!」とアドバイスを頂いていたのに・・・。

「持って行かなあかんなぁ~」と思いつつ、ずぅ~っと先送りにしていた自分を この時ばかりは凄く後悔しました。

 

予備のクラッチレバーは 絶対持って行かなあかん!

 

予備のレバーについて

予備のレバーは安い物で十分ですが、物によっては若干の加工が必要になる事もあるとか!

購入した時はちゃんと装着できるか確認する事をおすすめします。

もしもの時の予備として持って行ったは良いが、

いざ交換となった時、装着出来なければ 何の意味のありませんから・・・。

 

クラッチレバー(油圧式)を交換してみた!

今回のクラッチレバー(油圧式)交換作業は、CBR1000RR(SC57)を例にして解説しています。

 

やっぱりツーリング中に交換する事を想定して、

バイクに初めから備え付けてある携帯工具を利用して交換してみる事にしました。

03.携帯工具の写真

バイクに付いている携帯工具って、あんまり広げる事ないんですが、

久々に広げてみると結構色んな工具が入っていますね!

たまに何が入っているのか確認しておいた方が良いかもしれません。

今回の交換作業は、携帯工具で十分行えました。

 

(1) まずはクラッチレバーのピボット部(中心のピン)の下にあるロックナットを緩めて外してしまいます⇩

04.ロックナットを緩める写真

 

(2) 次に中心のピボットピンをマイナスドライバーを利用して緩める⇩

05.ピボットピンを緩める写真

06.ピボットピンの写真

ピボットピン自体ネジになっています。

 

(3) ピボットピンを抜くとクラッチレバーが外れます⇩

07.クラッチレバーが外れた写真

この時、クラッチレバーに付いているカラーが落ちてしまう恐れがあるので注意!(無くしたら大変です!)

 

(4) 後は逆の手順で予備のクラッチレバーを交換すればOKです!

08.交換後のクラッチレバーの写真

 

可動部にグリスを添付する

交換する時『ピボットピン』『ピストンを押すための棒』『連結するカラー』等の可動部に、

少量のグリスを添付する事をおすすめします。

 

使用するグリスは、雨の中を走った時に濡れて流れてしまう事を考えると、

万能グリスやシリコングリスなんかが無難じゃないでしょうか?

まぁ~何はともあれ、ツーリングの緊急時は交換してクラッチが切れればOK!

メンテは帰ってからしっかり行いましょう!

※ブレーキレバーも同様の方法で交換。

 

最後に

予備のクラッチレバー自体そんなに大きい物でもないし、ツーリング用バックに入れてもさほど気になる物でもありません。

もしバイクを転倒させてしまって、クラッチレバーを根元から折ってしまった時の事を考えると、

絶対 携帯工具と一緒に持って行きたい物の一つです。(予備のブレーキレバーも一緒に!)

 

もしもの時の為に予備のレバーを持って行くのは勿論。

自分のバイクのレバー交換方法を調べておく事をおすすめします。

 

今回は以上です。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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