ブルートレイン富士号 に逢いたい! 日田天領水の里『元氣の駅』まで行ってきた!
どうも!職人ライダーのヒロです。
今回は大分県日田市にある“元氣の駅”へ立ち寄ってきました。
道の駅・・・ではなく、 “元氣の駅”です!
今回こちらへ立ち寄った一番の理由は、
2009年3月のダイヤ改正で姿を消したブルートレイン。
“寝台特急 富士号”の車両に逢うため!
ブルートレインの客車だけを静態保存している所は他にもあるんですが、
ここでは機関車までちゃんと連結されている!(←これは評価高い!)
しかも保存されている客車2両の内、一両は “A個室のシングルデラックス”!(←これ超評価高い!!)
“シングルデラックス”ですよ!
すげぇ~!!
豪華寝台列車である 北斗星が登場するまでは、最上位グレードだったシングルデラックス。
ずーっと憧れていて、憧れのまま現役時代一度も乗車する事がなかったシングルデラックス!
今回 憧れを現実にすべく 元氣の駅へ行って参りました!
日田天領水の里『元氣の駅』で保存されていたブルートレイン富士の車体は
2021年8月8日に解体されました。
まことに残念なことです。
目次
豊後森機関庫から元氣の駅を目指す
豊後森機関庫を後にして国道210号線へ戻る。
国道沿いをひたすら走り、今度はブルートレインがいる日田市を目指します!
バイクで約50分ほど走った所で「日田天領水の里はこちら!」的な看板が出てきたのでそちらへ。
ほんの3分ほど走ったら“元氣の駅”が見えてきました。
そして川沿いを曲がると!
おぉ~っ!!(←感無量~)
元氣の駅って こんなところ
水郷(すいきょう)と称されるほど清らかな水が流れる大分県日田市。
綺麗な水で作られた地元名産の野菜の販売から、
物産品・スイーツ・パン・地酒まで揃っている大型のショッピングセンターです!
駐車場がめっちゃ広いので、多少お客さんが詰め寄せて来ても大丈夫って感じ^^
施設の入口には足湯もあって無料で入る事も出来るんです!
人がいっぱいだったから 今回は入らなかったんだけど、
足湯近くにある お湯が湧き出ている所に手を入れると 温かくて丁度良い湯加減でした~♪
前傾姿勢のセパハンで疲れた手が癒される~って感じ(笑)
足湯って身体が温まって疲れも取れるから めっちゃ良いですよね~^^
日田天領水の里
中でも水郷と称されるほど水が綺麗な日田市は、
周りを阿蘇山や九重連山、由布岳や耶馬溪といった1,000m級の山々に囲まれている日田盆地。
長い年月かけてろ過された水が、日田盆地である日田市に集まって来るから水が綺麗なんだとか!
“日田天領水の里”とも呼ばれていて水が超旨いんです!
施設内にある日田天領水コーナーでは試飲する事も出来るので、元氣の駅に来たら絶対試飲するべしです!
良く冷えてて口当たりの良い美味しい水でした^^
素直に「旨いっ!」って思ったので 500mlペットボトルを一本購入!
値段は500mlペットボトル1本で 税込み162円(2018年現在)でした。
ホントはもっと買って帰りたかったんですが
バイクに詰めないのでこれが限度。
ネット通販でも購入できるので、欲しくなったらまた注文しようと思います。
ちなみに
自宅に帰ってから近所のスーパーに行ってみたら
普通に売ってましたw
水って生きていくうえでも凄く大事な物だし
健康を維持するためにも綺麗な水を飲むって事はすごく大事なことです。
綺麗な水を飲んで元氣になる!
綺麗な水で育った野菜を食べて元氣になる!
元氣の駅ってそんな存在なのだと思います。
では お待ちかねの“ブルートレイン”を見ていきましょう!
懐かしの ブルートレイン 富士号
終期には 東京~大分間を走っていた寝台特急 富士号です。
逸る気持ちを押さえきれず、元氣の駅に到着して直ぐブルートレインへ直行しました。
懐かしなぁ~。
小さい頃からブルートレインが大好きだったので、この姿を見れるだけでも胸に込み上げるものがあります。
まだまだ現役で走っていた頃には、
ブルートレインに乗るために小遣い貯めて・・・。
またまたブルートレインに乗るために小遣い貯めて・・・。
ブルートレインが好き過ぎて、一時期バイクから降りそうになった事も・・・。
全滅しなかったら ホントにバイク降りてたかもしれません。(今考えると ぞっ! とする(汗))
何はともあれ、今はこういう形で残ってくれてホント良かった!^^
小さいながらも ちゃんと駅舎まである。
しかも木造建築で古いさを感じさせる雰囲気が凄く良い!
色合い的にも旧国鉄車両に良く馴染んでいる。
駅舎を覗くと「チラっ!」と機関車の鼻面が見えます。
「東京行き富士号入線しましたぁ~」って感じですね^^
先頭に連結されているのは“ED76形 交流電気機関車”
機関車まで連結されているのは超嬉しい~♪
ここまで揃っている所は他に記憶がありません。(あるかもしれないが、聞いた事がない)
機関車内部へ
まずは憧れの機関車コックピットへお邪魔しました。
運転席にまで座れるなんて 歓迎過ぎてもう吐きそう~w(やばいよ!これ!)
せっかくなので、カメラを頃合いの良さげな所に置いてセルフタイマーで記念撮影しました^^
感無量です! めっちゃ良い記念になりました。
今度は運転してみたいなぁ~w 碓氷峠行く?^^
運転席の後ろの部屋は、元々は機関室だったはず。
機械は撤去されて、中央には大型のテレビ。
周りには 寝台特急 富士号 がこれまで歩んで来た経歴が掲示されていました。
富士号の歴史が凄く良く分かります。
客車の外観を拝見
機関車を後にして車両の周りを一回りしてみました。
全体的にかなり劣化が進んでいて、丁度 補修工事を行っている最中だったみたいです。
最後尾の“スハネフ14 5(B寝台車)”から綺麗なブルーに塗りなおされて、
車両の半分くらいは綺麗になってました。
でも何となくボコボコした感じは残っている。
屋根は付いているものの、車両の保存ってホント難しそう~。
懐かしの B寝台
では客車内の拝見と行きましょう! まずは“B寝台車”から。
外見は結構な劣化が進んでいるものの、車内はいたって綺麗。
何を言っても一番良く利用したのはB寝台だし、一番思い出深いのもB寝台でした。
開放寝台なので人との距離が一番近い車両。 一期一会の出会いも沢山ありました。
カーテンを仕切ればプライベート空間は保たれるし、
何より狭い空間が好きな人にとって、めっちゃ快適な空間!(自分も含めてw)
憧れの シングルデラックス(A個室)
そしていよいよ一番楽しみにしていた“シングルデラックス(A個室)”へ行きましょう!
B寝台とはガラっと雰囲気が変わりましたね。
木目調の扉で高級感アップ!
おお~っ! これが憧れのシングルデラックスかぁ~!
室内は木のぬくもりを感じさせる木目調の壁で統一されていて、
ベッド兼ソファーも色合い的にめっちゃ高級感を感じました。
天井が高く圧迫感もないので、背伸びだった出来るしジャンプだって出来る(笑)
知っている人は知っている有名な装備 ⇩
窓側のテーブルの蓋を開くと洗面台が出現する!(使用はできません)
大きさ的には小さめの洗面台ですが、自分専用に部屋に備わっているって、当時として凄い装備だと思います。
小スペースで良く出来てますよ! ホント。
何気にひじ掛けを触っていたら「背もたれが稼働する」って事が分かりました。
ひじ掛けを上げると 背もたれが凹んで 寝る時ベッドが広くなる。
逆に下ろすと 背もたれが出てきてソファー!(めっちゃ良く出来てます! 考えた人 凄いなぁ~)
全然綺麗なので、このまま鉄道ホテルとして利用したいくらいw
ちゃんと扉も締まるし、鍵をかける事だって出来る。
個室感を存分に味わえます!
ホッと出来る空間でした^^
この空間をそのまま自分の家の部屋に欲しいくらいw
車両保存のために、“車内への立入禁止”って所が多いけど、
ここは自由に入って自由に触れるので、めっちゃお得ですよね!
だけど車両や装備品を壊さない様に、最低限度のマナーを守って楽しんで欲しいなぁ~って凄く思いました。
凄く貴重な車両だけに、みんなで大切にしていきたいですよね!
元氣の駅 基本情報
- 【住所】大分県日田市中ノ島635-1
- 【電話】0973-25-5255
- 【営業時間】9:00~18:00(元氣の駅) / 10:00~17:00(ブルートレイン) ※季節のよって変動あり
- 【駐車場】無料駐車場あり
最後に
めっちゃ良い体験が出来ました!
機関車の運転席に座れて、機関士気分を味わえる事はもちろん。
シングルデラックス(A個室)の個室気分を体験できるってホント他にないかも!
自由に車内へ入れて、自由に触れて・・・
ホント元氣の駅って太っ腹!w
最後に、ここの水はめちゃくちゃ旨い!^^
今回は以上です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。