2017/02/22

一度は泊まってみたい!熊本のブルートレインホテルたらぎ!!

 
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普段は『きさげ職人』として、工作機械重要箇所に手仕上げ加工を施す職人さん。
もう一つの顔は相棒のCBRと共に日本全国を駆け巡る職人ライダー!
ツーリング先での情報やグルメ情報を中心に発信します!!

ヒロ

2015年に最後のブルートレイン【北斗星】が廃止。

これで国内を走るブルートレインは完全消滅となってしまいました。

とても残念な事です。

 

旧国鉄車両には、独特の匂いがあります。

その匂いを嗅ぐと懐かしの昭和を思い出す!

そんな匂いが残る車両にもう一度乗りたい!

ブルトレファンなら誰しもが思う事ではないでしょうか?

 

でも安心して下さい!

熊本県多良木には、ほぼ当時のままその姿を残した

ブルートレインホテルがあります。

その名も『ブルートレインたらぎ』

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あの旧国鉄車両の匂いもそのまま!!

 

こちらにある車両は、

かつて最後の九州ブルートレインとして東京~熊本間を走っていた

『寝台特急はやぶさ号』です。

 

最後は『富士・はやぶさ号』として、東京~大分間を走っていた『寝台特急富士号』と、途中の門司までを連結して走っていました。

 

そして2009年3月のダイヤ改正で廃止が決定!

引退後はここ熊本県多良木町で、ブルートレインホテルとして余生を過ごしています。

 

そんなブルートレインたらぎを今回ご紹介します!

 

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ブルートレインたらぎ

『ブルートレインたらぎ』は多良木町が運営する簡易宿泊施設です。

普通のホテルの様な豪華な設備や高いサービスはありません。

 

ほぼ素泊まりするだけですが、

大人3,080円(2017年1月現在)というリーズナブルなお値段で、

懐かしのブルートレインに宿泊する事ができます!

しかも『えびすの湯』入浴チケット付き!

 

『ブルートレインたらぎ』周辺、徒歩10分以内の所には、

食事・お風呂・コンビニもあるので、

宿泊するのに不便と言った事もないでしょう!

 

車両への優しい気遣いを感じる

国道219号線から『多良木駅』へ向けて曲がり、

踏切を渡ると直ぐ左手に見える

ブルーの車両!

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ブルトレ好きにはそれだけで、自然と笑みがこぼれてくるのではないでしょうか!

 

この施設を運営する多良木町には、

「この車両を大事に残していこう!」

という心意気を感じます。

 

まずお金を掛けてでも、車両の上に屋根を設置したというのは凄く良い事です!

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車両というのは金属なので当然錆びるわけです。

屋根がなく、直接雨が降り当たるという環境ならば劣化も早くなる。

屋根があるだけで全然違うわけです。

 

下の写真は三重県亀山『関ロッジ』保存されていた20系客車

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ブルートレインに宿泊できる事を売りにしていた国民宿舎でした。

 

こちらの施設でも、この車両を大切にしていた様ですが、

やはり屋根が無いのはイタイ!

雨漏りがヒドイという事でシートを着せられていました。

屋根付きだったら、もうちょっと状態も良かったんじゃないかなぁ~

 

この関ロッジは、残念ながら現在営業していません。

 

⇩ 関ロッジに関しては下記の記事 ⇩

【国民宿舎 関ロッジ 近畿で20系ブルートレインに泊まれる唯一の宿】

こちらで詳しくご紹介しています!

 

屋根があるというのは、鉄の身体の車両には優しいという事ですね!^^

 

車両の周り、施設内もすごく綺麗!

キチンと手入れが行き届いています。

 

夜になると一際目立つ赤いテールランプ

車内から漏れる明かりが独特の雰囲気を醸し出します!

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この車両は14系寝台車という車両です。

14系の主な特徴は、冷暖房など車内で使用する電力を、床下に搭載しているディーゼル発電機で発電します。

その電力を車内で使用するというのが14系のザックリとした特徴です。

 

それでは車両のご紹介へとまいりましょう!

 

先頭車両 1号車 2段式開放B寝台

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先頭車両1号車【スハネフ14-3】

 

ブルートレインで最もポピュラーな2段式開放B寝台です。

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枕木方向に設置された2段の寝台を、2セット設置して4寝台で1フロア。

これが7フロアあります。

大人数で泊まる時や、家族連れで利用する時に良いかもしれませんね!

 

車両の前方向に、2段の寝台を1セットだけ設置している所が1フロアだけあります。

(下記写真)

寝台

【上の写真は寝台特急日本海号のものです】

こちらは現役で走っている時、人気のあるフロアでした!

 

現役で走っている時には、コンセントは設置されていませんでした。

しかし改装されてコンセントもちゃんと設置されています!

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これでスマホやカメラ用バッテリー充電の心配もありませんね。

 

一人利用も可能

こちらの2段式開放B寝台は、

一人でも利用可能との事です!

 

一人で利用する時、

空いている他の3つの寝台に、他の宿泊客の方を入れるといった事もしないそうです。

気遣いなく利用できますね!

※予約状況によっては、ご希望にお答えできない日もあります。

 

旧国鉄車両がかもし出す 懐かしい匂い

年配の方や鉄道が好きな方なら分かると思うのですが、

旧国鉄車両には独特の匂いがあります。

■シートからの匂いなのか?

■車両の壁からの匂いなのか?

それはさだかではありませんが、現在の鉄道車両には無いとても懐かしい匂いです。

 

車両への立ち入りは、中間車両の2号車からです。

車内に入り、1号車への開通扉を開けるとそれはすぐに分かります。

懐かしい匂いに包まれますから^^

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個人的に個室寝台も良いのですが、

ブルートレインが現役時代に、一番よく利用したのがこの開放B寝台でした。

なのでこの車両が一番落ち着くし、懐かしい感じがします。

 

中間車両 2号車 共通スペース

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中間車両2号車【オハネ15 6】

 

車内への出入りはこの2号車からです。

※他の1号車・3号車の出入り口は非常口となっていますので、普段は2号車の出入り口を使用します。

扉は手動です。

二つ折りの扉を手で押して車内へ入りましょう!

 

ブルートレインたらぎ には門限があります

23時以降は扉に鍵が掛けられます。

 

もし元って来るのが23時以降になられる方は、

下の写真にある『ベル』を押して下さい。

すると中からスタッフの方が鍵を開けてくれます。

 

その時チェックイン時に渡される『宿泊券』を持っていて下さいね!

宿泊者だという証明ですから^^

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共通スペース

こちらも現役時代は2段式開放B寝台でした。

寝台は撤去され『共通スペース』になっています。

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車両の前方には大型のテレビがあり、テレビの下にはゴミ箱があります。

 

かつて寝台があった所には、

長テーブルとベンチシートが設置されていています。

飲食はこちらでしていただけます。(寝台内は飲食禁止)

 

電子レンジ・冷水も使用可能。

袋入りドリップコーヒーは100円

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無料Wi-Fiサービスが利用可能なので、

PCやタブレットなどでインターネットを使用する事も出来ます。

 

中間車両 2号車 『受付』

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2号車後方に『受付』があります。

『ブルートレインたらぎ』のスタッフさんはこちらにいます。

 

チェックイン・チェックアウト、その他何かありましたら『受付』まで!

 

チェックイン時に、宿泊日数や部屋番号が記載された『宿泊券』がもらえます。

これは嬉しいですね~!記念になります^^

宿泊する日数分の『えびすの湯入浴券』も渡されます。

使用するまで、無くさないように保管しておきましょう!

※えびすの湯入浴料金は、宿泊料金に含まれています。

 

最後尾車両 3号車 B個室ソロ

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後方車両3号車【オハネ15-2003】

 

現役で走っていた時は、チケット買う時もだいたい個室から埋まっていきます。

そのため個室のチケットを取るのも大変でした。

しかしここなら、いつでも簡単に泊まる事ができます!

 

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まずは一階からご紹介しましょう。

 

B個室ソロ1階

こちらはB個室ソロの1階です。

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個室内は、ほぼ当時の空間そのもの!

窓の右横にある、ミュージックサービスやアラーム付き時計の操作盤と読書灯などは、

電圧の関係で使用できないそうです。

 

窓の下には、新たにコンセントが設されています。

 

 

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空調は一括管理されています。

個室の温度調節をしたい時は、風吹き出し口のつまみを回して開閉する事で調節できます。

 

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『くま川鉄道』の線路沿いにある事から、

時おり車両の横を走り去っていく『くま川鉄道』の走行音が心地よい!

 

まるで通過待ちをするために停車している様にも感じます。

当時のムード満点の空間で、思い出にふけってしまいそう~(笑)

 

B個室ソロ2階

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こちらはB個室の2階になります。

個室内に階段あり、2階だという事でまあまあな高さがありました。

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個室2階室の変わった事といえば、物置場の上に天窓が取り付けられていたという事です。

窓の淵に付いているハンドルを回すと、天窓を開閉させる事ができます。

この窓は『建築基準法』の関係で取り付ける必要があったとの事です。

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ちなみに窓の下の丸い穴をのぞき込むと、隣の部屋(1階)と繋がっている事が分かります。

これもその関係ですね!

 

個室2階室のコンセントはどこにあるのかというと、

荷物置き場(天窓の下)にありました。

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洗面所・トイレ

木の温もりを感じさせる木造建築のトイレ

トイレは元々付いていたものを使用する事はできません。

2号車と3号車の出入り口(非常口)の反対側の扉から

新しく増設されているトイレに直結されています。

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木の温もりを感じさせる木造建築のトイレは、

くさい匂いもしないし、清掃もキチンとされている。

非常に綺麗なトイレでなので、女性の方にも安心して使用していただけます。

 

洗面所

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1号車と3号車の洗面所は、お湯は出ないものの当時からの物がそのまま使用できます。

2号車の洗面所は使用出来ません。

 

後、2号車と3号車に設置されてあるトイレの洗面所をご使用下さい。

 

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お風呂は徒歩5分の温泉施設へ

チェックイン時に宿泊日数分の『えびすの湯』入浴チケットをくれます。

※入浴料金は宿泊料金に含まれています。

※毎月第2火曜日は定休日なので、この日は入浴する事ができません。

 

『ブルートレインたらぎ』から、多良木駅の方へ歩いていくと、

交差点の所に『えびすの湯』が見えているので迷う事はないでしょう!

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金色のえびすさんが目印!

 

ジェットバスや露天風呂。

サウナやビリビリくる電気風呂なんかもあります!

 

シャンプーやボディーソープなどはありますが、

タオル類だけ持参。(なければ購入する)

 

歩行浴

その中でも『歩行浴』という面白いお風呂がありました。

幅2m・長さ20m・深さ0.9mある、深く長い露天風呂です。

 

夜に入るとなかなか面白い露天風呂で、

湯けむりで先が見えない中、幻想的に浮かび上がるライトの光がとても綺麗!

そんな中、長く深い露天風呂の中を歩いていく。

この先に何があるのか?

そんな冒険心が生まれるとか生まれないとか?(笑)

 

※『歩行浴』は男湯と女湯どちらか片方にあります。

『男湯は偶数日』『女湯は奇数日』に入浴できます。

 

家族風呂

『家族風呂』というものもあります。

入った事はありませんが、入浴料とは別に下記料金が必要です。

  • 1時間・・・1,030円
  • 1時間を超えてから30分毎に・・・510円

家族連れで来た時に、利用してみるのも良いかもしれませんね。

 

大広間の休憩室

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風呂上りはここで休憩しましょう!

水は自由に飲んでいただけます。

銭湯につきものな、『フルーツ牛乳』や『コーヒー牛乳』の自販機もあります。

 

ここで「ごろぉ~ん!」と寝転がって、のんびり天井を眺めていると気持ちいいですよ!^^

 

ここにも『えびすさん』がいる!

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【多良木町ふれあい交流センターえびすの湯】


  • 【利用時間】10:00~22:00
  • 【定休日】毎月第2火曜日(祝祭日の場合はその翌日)

 

食事はどうする?コンビニは?

■一番近い所は、多良木駅前にある食堂

■国道へ出てすぐの所に『ローソン』

■その周辺には居酒屋やラーメン屋などが数件あります。

 

えびすてい

『ローソン』から国道を挟んで斜め反対側にあるのが『you meマート』

その敷地内にある『えびすてい』へお邪魔してきました。

こちらでは、お好み焼き・ラーメンの他

居酒屋メニューもあるのでお酒も楽しめる!そんなお店でした。

 

関西風お好み焼きを注文!

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ふあふあ、アツアツでめちゃウマ!^^

 

予約時に朝食のパンを注文できる

予約時に朝食のパンを注文する事ができます。

■朝食パン・・・200円

 

朝食パンは6:00に届くので、それ以降に『受付』で受け取ります。

小ぶりで、みかん位の大きさのパンが4個袋に入っている。

パンの中には、特に何か入っているといったものではありませんが、

自家製パンの様な味わいで、噛み締めるたびにパン本来の旨みが染み出してくる

とても美味しいパンでした。

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『受付』で売っているドリップコーヒーと一緒にどうでしょうか?

■袋入りドリップコーヒー・・・100円

 

基本情報・アクセス

国道219号線から多良木駅方面へ

踏切をわたれば左側にブルートレインが見えます。

 

【ブルートレインたらぎ 基本情報】


  • 【住所】〒868-0501 熊本県球磨郡多良木町多良木1534-2
  • 【電話・Fax】0966-42-1120
  • 【メール】info@bluetrain-taragi.com
  • 【ホームページ】ブルートレインたらぎ
  • 【宿泊料金】大人3,080円(税込み)
  •       小人(3歳以上~中学校まで)2,050円(税込み)
  • 【チェックイン】  14:00~21:00
  • 【チェックアウト】 7:00~12:00

 

予約を入れる

『電話』か『ホームページ』より宿泊予約ができます。

ホームページから予約を入れる場合は、あらかじめアカウント登録する必要があります。

ホームページの【オンライン予約】のボタンをクリック

その後、画面の指示に従ってアカウント登録して予約をお願いします。

※朝食のパン(200円)が必要な時は、予約時にお申し付け下さい。

 

駐車場

自動車でお越しの方

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ブルートレインたらぎから

道を挟んで反対側に専用無料駐車場があります。

自動車でお越しの方はこちらに駐車して下さい。

 

バイクでお越しの方

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バイクでお越しの方は、ブルートレインの横に駐輪できます。

 

ブルートレインの横から坂になっている所があって、上り降り出来る様になっています。

(下の写真)

しかし坂の角度は急斜面なので、大型バイクだとちょっとしんどいかも・・・。

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踏切の方から入って来る方が安全だと思います。

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踏切方面の入り口から木製の道が設置されています。

その上をバイクを押ながら入って来れば良いのですが、

木製の道は直角に曲がっているので、途中から砂利を通る必要があります。

その時、砂利にハマり込んだり滑ったりする事もありますので、

砂利の上を通る時は十分気を付けて下さい。

 

バイクも車用駐車場を使用できる

車用の駐車場にもバイクを駐輪して良いとのことです。

 

女性の方をはじめ、バイクを降りてからの取り回しが苦手な方は、

車用の駐車場を利用しましょう!

 

最後に

今回ご紹介したブルートレインはもう動く事はありませんが、

旧国鉄車両どくとくの匂いが染みついた、ムード満点な車両です!

 

普通のホテルの様な高いサービスはありませんが、客車に泊まれるという普通ではないホテルなので、

鉄道に興味がない方でも楽しむことが出来るのではないでしょうか。

 

スタッフの方々も、とても親切丁寧で気持ちよく宿泊できます!

 

あなたも『ブルートレインたらぎ』に泊まって、

懐かしいあの頃を思い出してみてはいかがでしょうか?

きっと忘れかけていた『夜汽車』の夜を思い出せるかもしれません。

 

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