ノスタルジックな雰囲気漂う「Bookcafe kuju」熊野川町の廃校をカフェ&本屋にリノベーション
熊野本宮大社から車やバイクで約17分。
国道169号線を北山村方面へ向けて走ると
2005年に廃校となった旧九重小学校の校舎に出くわす。
古き良き伝統を受け継がれてきた趣ある校舎は
今ではカフェ&本屋さんとして再スタートしています。
その名も “Bookcafe kuju”
ノスタルジックな雰囲気たっぷりなブックカフェです。
ノスタルジックな雰囲気漂うBookcafe kuju
古い物がはなつ独特のオーラに包まれ、
どこか懐かしく こころ落ち着かせてくれるノスタルジックな木造校舎。
壁や黒板に張り出されている掲示物や、卒業生が作成したであろう版画
それらをながめているだけでも、
いつしか小学生だったあの頃を思い出し、懐かしい気分にひたっている自分に気づく。
そんな仕掛けが校舎内あちこちに施されていて、
大人なら誰しも幼き頃を思い出し、
懐かしい気持ちがよみがえってくる。
本屋 エリア
アンティーク調の古い本棚に囲まれた本屋エリアには、
新刊から古本、子ども向けの絵本までそろっています。
どことなく 入り組められたレイアウト状に棚が置かれているので、
まるで宝探しをしているかのような ワクワク感をもかき立てられます。
そんな雰囲気の拍車もあって、
普段なら手に取ることもないであろう 一冊の本にも手が伸びてしまう。
もしかするとそれが、自分にとって最高の一冊だったりするかもしれませんね。
Cafe エリア
本屋エリアと併設して、窓側がCafeエリアになっています。
先にカウンターで料理を注文して料金を支払うといったシステム。
メニューはこんな感じ⇩
古い物に囲まれて落ち着いた雰囲気の店内は、
木の温もりを直に感じられる、何処までも人に優しい造りになっています。
中央に置かれた薪ストーブがいい味だしてますよね。
冬のさむい時期にも是非おとずれたい。
食事しながら見える田舎の風景に 心なごまされる。
めっちゃ落ちつきます。
古い物にかこまれた アナログ一筋のカフェだと思いきや、
席に応じて電源コンセントまで用意されている。
これはありがたい設備ですね。
一通りCafeエリアの紹介をしたところで ご飯にしましょう。
今日は “熊野ジビエカレー” をいただきました。
サラダとドリンク、デザートまでついたお得なセット。
パンとライスは注文時に選べるので お好きな方をどうぞ。
このカレーに使われているジビエは鹿肉!
猟師さんが山でとってきたものです。
それを細かく刻んだ物が ふんだんに入っているので、
鹿肉好きならぜったい食べたい一品です!
香りも良いしスパイシー効いているので
めっちゃうまかった!
あと最後に、
今回は時間のつごうで立ち寄れなかったんですが、
BookCafe kujuの隣りには
“パン むぎとし” というパン屋さんもあります⇩
こちらで作られているパンは、小麦を石臼でひくところから作業されていて、
自家栽培の天然酵母を使用とのこと。
それを薪をもやした石窯でやいているというから、
聞くだけでもめっちゃうまそうなパンですね。
ちなみにBookCafe kujuでも食べられるので、
香高いコーヒーと一緒に 美味しいパンもどうでしょう。
Bookcafe kuju 基本情報
- 【住所】和歌山県新宮市熊野川町九重315
- 【電話】0735-30-4862
- 【営業時間】11:00~18:00
- 【営業日】土日(営業してない日もあり)
- 【駐車場】あり