職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

かやぶきの里 美山民族資料館で200年前の生活に触れてみよう!

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03.囲炉裏の写真
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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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『かやぶきの里』北村のほぼ中央に位置する所には

美山民族資料館という施設があります。

12.美山民族資料館の写真

この資料館は、約200年前の中層農家住宅の形を残した物で、

資料館内では当時の方の暮らしに触れる事が出来ます。

約200点もの農機具や昔の生活用品、その他貴重な物や資料も展示しています。

 

しかし残念な事に、平成12年(2000年)5月に火事に会い、母屋と納屋を焼失。

2年後の平成14年(2002年)9月に復元された物が現在の資料館です。

 

昔の人の暮らしを体験出来たり、

茅葺屋根の家に入れるという貴重な体験が出来る!

 

『かやぶきの里』に来たら、一度は行って見る価値はあります!

 

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まずは母屋から!

01.美山民族資料館 入口の写真

資料館の中央部、母屋(おもや)にある土間(どま)から中に入ります。

 

※母屋とは、主に人が生活する所の事です。

※土間とは、簡単に言うと玄関に位置する所です。出入りする所みたいな感じです

 

土間には、かまどが設置されていました。昔の人はここで御飯を炊いていたのでしょう。

02.土間のかまどの写真

現在の生活では、家に入ってすぐに『かまど』があるなんて考えられませんが、

昔はこれが普通だった様です。

 

このかまどの前が下駄箱になっているので、

ここで靴を脱いでスリッパに履き替えます。

 

資料館の中では、おばちゃんが一人で接客をしてくれます。

入館料は、大人300円です。

支払うとチケットとパンフレットをくれます。

 

この時のお客さんは私一人!

おばちゃんが色々、施設内の展示物の説明してくれました。

 

民族資料館の建物は、母屋(おもや)・納屋(なや)・蔵(くら)に別れていて、

それぞれ見学する事が出来ます。

 

囲炉裏

土間から中に入ると、目の前は台所に当たる所だそうです。

そこには『囲炉裏(いろり)』がある。

03.囲炉裏の写真

昔の人はこの囲炉裏を囲んで御飯を食べていたのでしょう!

まさに日本昔話の世界!!

 

うまや

囲炉裏を正面にして、右側の廊下を歩いて行くと右手に『うまや』があります。

04.うまやの写真

写真の左側に見える通路は、見学のために取り付けられた物で、本来は無かった物だというそうです。

こちらでは昔、畑を耕すための『牛』を飼っていたという事です。

 

今では畑を耕す時はトラクターを使用していますが、昔は牛の力を借りて畑を耕していました。

牛は写真の左側から直接外に出入りしていたそうです。

 

当時『牛』と言うのは、農作業を手伝わせる大切な存在。

そんな大切な存在だからこそ、家の中で飼っていたという事ですね!

 

風呂

05.へそ風呂の写真2

こちらは『へそ風呂』という風呂です。

 

06.へそ風呂の写真

『五右衛門風呂』より古い風呂で、底も含めて木で出来ています。

 

この中に水を運んで来て入れていきます。

そして写真に見える丸い金属制の部分の中で火を起こし、湯を沸かしていたという事です。

これが『へそ』の様に見える事から『へそ風呂』と言う名前が付いたとか。

 

屋根裏部屋へ

07.屋根裏部屋の写真2

『うまや』からの階段を通じて、屋根裏部屋へ行く事が出来ます。

※階段は角度が急なので昇り降りする時はご注意下さい!

 

08.屋根裏部屋の写真

茅葺屋根を内側から見る事を体験できるなんて、凄く貴重な体験ですよね!

これだけでもこの資料館に来る意味があると思います。

 

この茅葺屋根は『茅』『麦わら』『麻の軸木』を組み合させて作られていて、

その厚みは約50センチ位あり、耐久年数は20年以上もつとか!

 

しかし、現在では家の中で囲炉裏を使って火を燃やさなくなったため、

そんなにもたなくなったそうです。

 

家の中で火を燃やすと防虫効果もあり、茅が長持ちするとか!

茅が細くなって来ると屋根を交換するそうです。

 

しものま 中の間 座敷

母屋のメインに位置する部屋

こちらではお茶が用意されていました。

09.仏間の写真

用意されていたお茶は『美山薬草茶』!

 

この地域に自生する七種類の薬草

『美山一番茶』『どくだみ』『くまざさ』『柿の葉』

『よもぎ』『すぎな』『おおばこ』

を原料に資料館で作っているそうです。

10.お茶の写真

風味がとても良く『羅布麻茶』に似ています。

薬草のお茶だという事は飲んだ瞬間に分かります。

飲み続けると健康になれそうな気がします^^

 

11.縁側の写真

自然の風が心地よく入って来て、空調いらず!

田舎に里帰りしたみたいな、そんな気分でリラックス出来る空間でした~

こんな環境の中で飲めるお茶なので、なお一層美味しく感じるのかもしれませんね^^

 

お茶はこの資料館でも、お土産物として買う事が出来ます。

後、駐車所のお土産物売り場でも購入する事が出来ます。

 

12.駐車所のお土産物売り場の写真

 

美山民族資料館 基本情報

基本情報
  • 【入館料】大人300円(団体15名以上250円)
  •        小・中学生 無料
  • 【開館時間】4月~11月:9時~17時
  •          12月~3月 :10時~16時
  • 【休館日】毎週月曜日(月曜が休日の場合は開館、その振替休館として火曜日を休館)
  • 【お問い合わせ(Fax共)】0771-77-0587

 

最後に

このページでは詳しくご紹介しませんでしたが、

『蔵』『納屋』には農機具や生活用品、その他貴重な品々が展示されています。

是非『かやぶきの里』に来た時には、

『美山民族資料館』に寄ってみてはいかがでしょうか?

 

茅葺屋根の家の中に入る事が出来、屋根裏部屋へも行けるなんて、

とても貴重な体験です!

 

座敷でくつろぎお茶を飲みながら、

まるで田舎に里帰りした様な気分を味わえる事も出来ます。

懐かしい気分に癒されてみてはいかがでしょいうか!

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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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Comment

  1. mk より:

    和な感じが和みますね!
    入館料300円、ぜひ行ってみたい(笑)

    • ヒロ より:

      良い所ですよ~是非行って見てみて下さい!

      田舎に帰ったみたいで面白いですよ(笑)

      おばちゃんが一人で番をしていると思います^^

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