樹脂製タンクのバイクにおすすめ!画期的なGIVI タンクロック!!
どうも!職人ライダーのヒロです。
樹脂製やアルミ製タンクのバイクに
タンクバックを取り付けたい!
そう思っても磁石が付かない以上
マグネット式で装着することは出来ませんよね。
そうすると 吸盤式/ベルト式 で取り付ける タンクバック になると思うのですが
この二つだと 脱着するとき、
ハッキリ言って面倒くさいくないですか?
タンクバックって 給油する時やバイクから離れる時に、
何かと外すキカイが多いので、脱着はできるかぎり簡単な方がいい。
ストレスフリーで脱着できるタンクバックは無い物か?
色々探った結果、ある画期的なタンクバックにたどり着きました!
“GIVIタンクロックシリーズ”!
ロック式 とでも言いましょうか?
なんと! ビンディングのように
ワンタッチで脱着できるんです!
これは便利! ストレスフリーで脱着できます。
そんな画期的な GIVIタンクロックシリーズ のうち
“GIVI タンクロック XS307” を購入したので
詳しくレビューしたいと思います!
目次
ワンタッチで脱着可能!超便利なGIVIタンクロック!
何といっても一番のとくちょうは、
レバー操作だけで かんたんに脱着できること。
装着するときは、タンクに取り付けたベースに合わせてのせるだけ。
めっちゃ簡単に装着できます。
控えめに言ってもめっちゃ便利!
着脱時の面倒くささが大幅にケイゲンされるというものです。
しっかり装着されているので、走行中ハズレルといった事はないと思いますが、
安全のために脱落防止用のセーフティーベルトが付いています ⇩
GIVIタンクロック【XS307】の主な特徴
容量アップができる
バックの容量は通常時15リットルですが、
ファスナーを開くことによって18リットルまで容量アップが可能!
旅先で荷物がふえても安心ですね。
便利な機能なのですが、先にデメリットを少しだけ。
ハッキリ言ってこの機能は、ネイキッドとかツアラーとか
らくな姿勢で乗車できるバイクでのみで使用できる機能だといえます。
CBR1000RRのように 前傾姿勢で乗車するバイクだと、
容量可変させるまで荷物を入れた場合、胸がつかえて苦しくなるんですよね。
なのでセパハンのバイクには使えない機能・・・って感じなのですが、
乗車姿勢がキツクて胸が苦しい場合。
逆にこの機能をつかうことによって、めっちゃ楽になります!
くわしくは後々ご紹介するので、どうか最後までお付き合いください。
両サイドの便利なポケットつき
タンクバックの両サイドにファスナー付きのポケットが付いているので、
クレジットカードや高速道路の通行券を入れておくのに超便利!
着脱できるタブレットホルダー
縦241mm×横186mm×厚み8.8mm位までのタブレットや、
A5サイズのツーリングマップが収納可能な『タブレットホルダー』が付いています。
タブレットをホルダーに入れたまま、外側からスワイプ操作が出来るので便利!
二つの脱着式バックルと、マジックテープでタンクバックに取り付ける仕組みになっています。
『タブレットホルダー』を装着してタンクバックの蓋を開閉する時、
後ろのマジックテープを外さないといけなくなるため、少々開閉が面倒になります。
『タブレットホルダー』は、使用する時だけ装着するという使い方が良いかもしれませんね。
タンクバック本体にも『小型のタブレットやスマホ』を入れて使用する事ができます。
こちらには電源ケーブルを出すための穴が開いているので、
バイクに電源が取り付けてある場合、充電しながら使用する事が可能!
もちろん外側からのスワイプ操作も出来ます。
A5サイズのツーリングマップも一応収納できましたが、
出し入れする時タンクバックの蓋を開け、中から出し入れする事になるので少々面倒。
ツーリングマップの収納は、『タブレットホルダー』の使用をおすすめします。
レインカバー
バイクに取り付けるのだから当然といえば当然!
レインカバーが付いています。(専用のポーチ付き)
ロック対応のファスナー
メイン蓋のファスナーは、南京錠などでロックする事が出来るファスナーになっています。
セキュリティの面でも考えられていますね!
しかし鍵を掛けられるからといって、
バイクから離れる時はタンクバックを外して持って行った方が良いでしょう。
タンクロックの外し方を知っている人なら簡単に外して持って行けますから・・・(汗)
持ちはこびに便利なショルダーベルト
嬉しいのがこのショルダーベルト!
男性ライダーの場合ですが、
タンクバックを持ったままトイレに入って『用を足す』。
そんな時、手でタンクバックを持っていると結構邪魔だったりします。
トイレが綺麗で安心して置けるスペースがあれば良いですが、そんなトイレばかりではない。
そんな時このショルダーベルトがあれば凄く便利!
肩に掛けながら『用を足す』事が出来るので置き場に困る事もありません。
手に持って移動する必要がないのは便利ですよね!
- 【バイクに装着時のショルダーベルト】
バイクにタンクバックを装着している時、『ショルダーベルト』は邪魔になるので普通なら取り外します。
でも付けたり外したりするのもちょっと・・・。
そんな時、上の写真の様に『ショルダーベルト』をタンクバックに取り回せば、
外す必要もないので使い勝手も良いですよ^^
カメラ用インナーバック(別売り)もある
タンクバックの中は袋で閉じられる仕組みになっているので、他の物と仕分ける事が可能。
袋を使いたくない時は折りたたんでおけば良し。
車検証など普段あまり出し入れしない物を袋の中に入れて折りたたんでおき、
良く出し入れする物をその上に入れるなどの使い分けも出来ますね。
そして今回このタンクバックを選んだもう一つの理由。
それが『一眼レフ』を収納できるくらい大容量だという事!
ツーリング中で景色の良い所に出くわした時、
『一眼レフ』で綺麗な写真を取りたい!
しかし大きい『一眼レフ』を収納できるのは、だいたいが『シートバック』。
いちいちバイクを降りて、『シートバック』から『一眼レフ』を取り出す。
これって面倒くさくないですか?
そんな時タンクバックに『一眼レフ』を入れる事ができれば超便利!
タンクバックから手早く『一眼レフ』を取り出して、そのまま高画質で写真撮影出来ます。
- 【別売りで『インナーバック カメラ用』もある】
『一眼レフ』を無雑作にタンクバックへ詰め込むと、
大切な『一眼レフ』が傷つけたり破損させてしまう事も・・・(涙)
大切な『一眼レフ』を守るため、とても良い物が別売りで用意されているのです!
クッション素材により、大切な一眼レフカメラを衝撃から守る事が出来る!
『インナーバック カメラ用』に関しては、下記リンク先の記事で詳しくご紹介しています ⇩
気になる方は是非読んでみて下さい!
CBRに装着してみた!
なかなか良い感じではないでしょうか!
タンクバックが大き過ぎて、バイクのスタイリングを崩すといった事もない。
綺麗に装着できています。
自然にとけ込むベース
タンクに取り付けてあるベースが小さくシンプルなので、
タックロックを外した状態で走っても外観を崩す事も無く目立ちません!
バイクのスタイルを崩さない事も嬉しい要因の一つです。
タンクにキズがつきにくい
タンクに取り付けたベースの上に、タンクバックを乗せる形で取り付けるため、
タンクバックとタンクの間に空間がうまれ、直接触れ合う事がありません。
そのためキズがつきにくい!
※タンクの形状によっては、接触する可能性もあります
【GIVIタンクロック XS307】の使いづらい所
身長162センチの私が【GIVIタンクロック XS307】を実際『CBR1000RR(SC57)』で使用してみて、
使いづらいと感じた所と、その対策を考えてみました。
※今回の『使いづらい所』は『セパレートハンドル車』に対してのものです。
胸の辺りに圧迫感が・・・しかし工夫すれば問題無し!
CBR1000RRの様に前傾姿勢のバイク(セパレートハンドルのバイク)に取り付けた場合、
人によっては胸の辺りに圧迫感を感じる事があります。
しかし、その圧迫感は段々と慣れてきます。
慣れてくると、タンクバックに持たれながら走る事も出来るので楽!
※全然慣れない時、以下の方法を試すと楽に走れる様になります。
- 【パンパンになるまで物を詰め込み過ぎない】
あまりパンパンになるまで荷物を詰め込み過ぎると、運転に支障が出ます。
タンクバックに入れる荷物は若干少なめにした方が良いでしょう!
- 【タンクバックの前方に大きい荷物を入れる様にする】
タンクバックの前方の空間に大きい荷物を入れる様にして、後方の空間は小さい物を入れる様にする。
乗車した時、タンクバックの後方(胸に当たる部分)が潰れる様な形になり楽に走れます。
- 【容量変化用ファスナーを開く】
『容量変化用ファスナー』を開く事によって、タンクバックを若干前方にずらす事ができます。
そうする事によって胸の前に空間を作る事ができる。
どうしても胸に圧迫感がある方は試してみて下さい。
バイクを降りてからの取り回しが若干やりにく
バイクを降りてからの取り回し時の事です。
『セパレートハンドル』で前傾姿勢のバイクだと、大きいタンクバックに対してハンドルの位置が下の方になります。
するとタンクバックに腕が当たり、バイクを降りてからの取り回しがしづらい。
その対策として取り回しがしづらい時。
取り回しの前にタンクバックを取り外してから、取り回しを行うなどすると良いかと思います。
車種別に専用『イージーロック』を購入する必要がある
『タンクロック専用ベース』をタンクに取り付けるため必要になる部品です。
車種別に部品形状が異なるため、タンクロックのセットメニューには付属していません。
車種別に自分のバイクに合う物を購入する必要があります。
※下記ボタンから『DAYTONAさんのWebサイト』へ移動します。
『適合車種検索』より、ご自分のバイクに適合するイージーロックをお探しください。
こちらの部品は『CBR1000RR(08~12)用』となっていますが、
06年モデル(SC57)にも問題なく使用出来ました。
しかし14年~モデルには取り付け出来ません!(2016年6月現在)
取り付けするには、加工する技術やステーなどのブラケットを作成する技術が必要になります。
(Amazonレビュー投稿からの情報)
最後に
『樹脂製のタンク』に取り付け出来るタンクバックは限られてきます。
しかし『GIVIタンクロックシリーズ』が出来た事で、
タンクバックを選べる選択肢がかなり増えました!
脱着も凄く簡単だし種類も豊富。
気分や使用状況に応じて使い分けが出来るという点でも、需要価値はかなり高そうです!
是非一度お試し下さい!