職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

ツーリング先で天候不良 そんな時は公共交通機関を使え! 雨の信州 鉄道の旅

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1.辰野駅に入線する列車の写真
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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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信州ツーリング 3日目の朝を迎えています。

昨日は憧れのビーナスラインを走る事が出来てホント楽しかった!

ビーナスラインってめっちゃ良い所ですよね!

“ライダーの聖地” って言われる理由が凄く良く分かる。

阿蘇を連想させる様な高原の中、眼下に広がる絶景を見ながら走れるってホント凄い!

天気が良かったら もっと最高だっただろうな~^^

 

昨日は天候的にややこしい一日だったけど、本日も引き続き同じ様な感じです。

朝の天気予報で言ってた事が「長野県全域で雨!」

ちょっと天候に振り回されるのも疲れてきました。

 

こんな時は無理してバイクに乗っても絶対楽しくありませんよね?

なので本日は鉄道を利用して長野県を回ってみたいと思います!(実は私 “鉄っちゃん” でもあるんですよ!^^)

※今日はバイク要素は全くありません。

 

JR辰野駅から電車に乗る

ホテルを出発しようと思った時は まだ晴れていました。

でも天気予報の一言が「長野県全域で雨になるでしょう!」

この二日間、降るやら降らんやら(雨が)正直疲れました。 天気予報の一言でその気持ちは打ち砕かれてしまった~(涙)

まぁ~自然が相手だから仕方がない事なんですけどね。

 

本日は気持ちを切り替えて鉄道で信州を回ってみたいと思います。

実は私 “鉄っちゃん” でもあるので鉄道は大好きです!

「鉄道で旅をする!」って決めてからは、気持ちが切り替わって逆にワクワクしてきました!

02.ホテルでお留守番のCBRの写真

今日 相棒はホテルでお留守番。

 

JR辰野駅から電車に乗る事にしました。

03.辰野駅 改札の写真

 

でも何処まで行くか?

まず決まっているのは上諏訪駅まで行く事。

 

温泉街の駅にふさわしく、何と駅構内のホーム横に足湯があるんです!

今年の5月に出張で上諏訪に来た事があるんですが、その時は出張の気だるさのあまり 足湯に入る気分にもならなかった。

そのまま帰ってしまったので後で後悔していました。

 

その後は「行けたら長野駅まで行こうかなぁ~」くらいです。(⇦こちらは全くのノープラン)

だいたいこんな感じで行ってみたいと思います^^

 

信州ワンデーパス

04.信州ワンデーパスの写真

信州エリアをJR線で回るにあたって “信州ワンデーパス” というお得な切符があります。

その名の通りJR線 信州フリーエリア内 1日乗り放題!

以下 信州ワンデーパス 購入時に付いてくる説明書きより引用いたしました。⇩

●フリーエリア内では普通列車(快速含む)の普通車自由席がご利用いただけます。特急(新幹線含む)・急行列車やグリーン車等を利用される場合は、別に特急、急行券やグリーン券等をお求めください。

●快速おはようライナーを利用される場合は、別に乗車整理券が必要です。

●フリーエリア外にご乗車の場合は、別途エリア外の運賃をいただきます。

●有効期間内で未使用の場合に限り、発売箇所で払戻しいたします。

●使用開始後の払い戻し及び他のきっぷへの変更はいたしません。

●乗車する列車が有効日の翌日にまたがる場合は、降車しない限り、フリーエリア内の最終駅までご乗車いただけます。

●しなの鉄道線は長野駅~豊野駅間ご利用になれます。

※信州ワンデーパス 説明書きより引用

要するに

  • 信州フリーエリア内なら乗り降り自由。(自動改札機に通したら ちゃんと出てきました)
  • 特急券や急行券買えば、普通に特急や急行列車にも乗れる。(新幹線も)
  • しなの鉄道も一部区間で乗車できる(長野駅~豊野駅間)

これで料金は 大人2,640円 / 小人1,040円

 

辰野駅~長野駅まで片道1,660円(2018年8月現在) 往復利用するんでそれだけでも十分元は取れます!

それにプランが決まってないから、もしかすると何処かで降りるかもしれない。

降りてからいちいち切符を買いなおしていたら お金がかかって仕方がない。

なので迷わず信州ワンデーパスを購入しました。

 

のんびりした鉄道の旅

05.辰野駅 構内の写真

電車の本数はだいたい1時間に一本。 田舎の方へ行くと こういうのが普通ですよね。

何も考えずに「ぼぉ~っと」するのも久しぶりの様な気がする。

せせこましく時間に縛られた生活から一時的に開放され、のんびり電車を待つ時間が貴重に感じました。

06.駅構内と缶コーヒーの写真

いつも飲んでいる缶コーヒーが一と一段と旨い!

 

のんびり電車を待つこと30分。 岡谷行きが入線してきました。

07.岡谷行きが入線する写真

まずは上諏訪を目指します。

 

通り過ぎる列車を見ながらのんびり足湯

岡谷で乗り換えのため、またもや30分ほど次の電車を待って、ようやく上諏訪駅に到着しました。

5月の出張以来の上諏訪駅です。 まさかこんなに早くもう一度来る事になるとは全然思って無かったw

 

上諏訪温泉は縄文時代から使われてきたと言われるほど歴史が深い温泉。

温泉街の入口として相応しいものが1番線ホームにあるんです。

 

“足湯” です!

08.上諏訪駅ホームの足湯の写真

っていうか、駅のホームに足湯がある所なんて初めて見た。

私的には初めて見たんですが、この駅以外にも足湯がある駅ってあるみたいですね!

駅の前とかは勿論、上諏訪駅と同じ様にホームにある所もあるとか! 温泉街の駅って感じがして良いですよね~♪

 

更衣室や洗面台、下駄箱もちゃんとある⇩

09.上諏訪駅 足湯の設備の写真

 

では早速入ってみましょう!

10.湯舟の写真

 

前回来た時も今回も、来た時には誰も入ってなかったんですが、私を含めて一人が入り また一人が入りしていると、

最終的には4人のお客さんが足湯に入ってました。

11.足湯につかる写真

月並みな感想ですが、めっちゃ気持ちいい~♪

手軽に足の疲れを取ってくれて、10分以上入っていると体中がポカポカしてきます。

秋口や冬に入ると もっと気持ちいいでしょうね!

 

足湯に入ってしばらくすると、電気機関車の轟音と共に貨物列車が入線してきました。

通り過ぎる列車を眺めながら、のんびり足湯につかれるっていうのも ここの持ち味ですね!

普段ではできない経験なので やっぱり来て良かった。

 

この日は8月のど真ん中、天候が悪くていつもより気温は低いとは言っても 次第に汗ばんで来たので早々に立ち去りました。

最終15分くらい入っていただけですが、足の疲れが取れて気分が良い!

手軽に上諏訪温泉の効果を体験できるので、上諏訪駅に来れられた方は是非入ってみて下さいね。

上諏訪駅ホームの足湯
  • 【利用時間】9:00~21:00
  • 【料金】足湯自体は無理(駅構内ホームにあるため 乗車券/入場券が必要)

※足湯に入った後 足をふくタオルはありません。タオルを持参しましょう!

 

松本駅で乗り換え待ちの時間を利用して駅弁した

足湯で程よく疲労回復した私は、とりあえず長野駅を目指す事にしました。(⇦特にプランは無い)

上諏訪駅を11時頃発車した電車は松本行き。

12.松本行き電車の写真

松本に到着した時にはお昼少し前になるので、次の乗り換えまでの28分間で駅弁を食べる事にしました。

 

松本駅に到着すると、とうとう雨が降り出してきた。

やっぱりツーリングは中止して 鉄道に切り替えて良かったかもしれません。

 

観光地というだけあって、駅売店でお弁当を探すお客さんは外国人が多かった。

その群れに入って どの弁当にするのか一緒に物色していました。

13.駅弁売場の写真

 

その中で “信州黄金シャモめし” を選びました。(めっちゃ旨そう~♪)

14.信州黄金シャモめしの写真

「シャモって何?」ってなったので調べてみると、ニワトリの品種らしいです。

漢字でかくと軍鶏(シャモ)。 闘争心の強い品種で 闘鶏(とうけい)という鶏同士を戦わせる競技に使わるんだとか!

 

そう聞くと普通のニワトリより筋肉質の様な気がする。 実際身がしまっていて旨かった~。

15.シャモの切り身の写真

ご飯もシャモガラを使った炊き込み御飯で、シャモを存分に楽しめる駅弁でした。

 

「次の乗り換えまで 28分もあるから!」とか思っていたんだけど、

売店を探す時間・駅弁を選ぶ時間が結構かかってしまったので、食べる時間は実際10分程度しかありません。

駅弁の半分は豪快に食べて、ギリギリ次の電車に乗り込みました(汗)

16.長野行き電車車内の写真

 

長野駅ホームは宝の山だった!

松本からの電車が長野駅に入線するにつれて「うぁ~!スゲー!」って叫んでいる自分がいた!(心の中で)

17.旧国鉄車両の写真

 

旧国鉄時代の車両が現役で! しかもこんなに沢山停車していたからです!

18.旧国鉄車両の写真(2)

関西でもたまには見かけるけど、これだけ普通には走ってない。

やっぱりこの形は懐かしさを感じずにはいられません。

19.旧国鉄車両の写真(3)

車内に入った時の独特の匂いは旧国鉄車両そのもの! もうたまらん!

夢中でシャッターを切り続けましたw

 

善光寺へ行く

久しぶりに出会えた旧国鉄車両でテンションを上げつつ、ひとしきり写真を撮り終えた私は 長野駅改札から外へ出た。

 

長野駅に来たのはいいものの、全くのノープランなので何処に何があるのやら? 全く分からない状態。

あまり遅くならない様に辰野まで戻る事を考えると、2~3時間くらいしか時間がない。

 

時間がもったいないので観光情報センターで聞く事にしました。

20.観光情報センターの写真

観光情報センターの人に「この近くで観光できる所はありませんか? 全くのノープランです!」とか なかば丸投げな質問をしたところ。 “善光寺” へ行くと良いと紹介して頂きました。

善光寺ならバスで5~6分くらいの所にあり、だいたい2~3時間もあれば回って来れる。

今の自分の状況にはピッタリなところでした!

さすが観光情報センターの人ですよね! 適格な案内ありがとうございました。^^

 

観光情報センターの人に案内してもらった通り、 ①番乗り場のバスに乗って『善光寺大門』のバス停降ります。

21.善光寺行きバス乗り場の写真

乗車時間は約5~6分程、バス代は150円でした。

 

お盆休みだし観光地とだけあって凄い人。

22.善光寺 仁王門の写真

善光寺 仁王門

 

23.仁王様の写真

 

左右の仁王様の前には大量のわらじが掛けてありました。

なんでも健脚祈願や旅の安全を祈願してわらじを奉納するんだそうです。

24.健脚祈願のわらじの写真

遠いところへ旅をする予定のある方や、足腰に不安のある方はわらじを奉納すると御利益があるかもしれませんね。

 

仁王門をくぐり抜けると “仲見世通り” と呼ばれる お土産物屋や飲食店が多く立ち並ぶ通りに出ます。

25.仲見世通りの写真

門をくぐり抜けて直ぐに、アップルパイの焼けるあま~い香りが漂ってきました!

美味しそうなスイーツのお店やソフトクリームなど、スイーツ好きの私には誘惑一杯の通りでしたが、

とにかく我慢!我慢!で先に進みました。

 

山門の近くまで来ると、「牛さん触って下さ~い!」と言う呼び込みの声に引かれて建物の中に入った。

中には座り込んだ牛の像があり、建物に入ってくる人が牛を撫でていく。

26.善光寺の牛の写真

『牛に引かれて善光寺参り』という言葉が語り継がれているほど、善光寺と牛は深い繋がりがるみたいです。

めちゃくちゃざっくり言うと「牛を追いかけて行った先は善光寺だった」という話しです!

善光寺では牛は仏様の化身。 牛に触れると御利益があるかもしれませんよ!

 

そして重要文化財の “山門” です。

27.山門の写真

 

山門をくぐり抜けるといよいよ善光寺本堂が姿を現しました。

28.善光寺 本堂の写真

本堂の中は写真撮影禁止なんで 写真はありませんが、拝観料を払うと更に奥へ行く事が出来ます。

お盆休みで人が多いのと 暑さのせいもあり、だいぶ疲れていました。

拝観料払って奥を一回りするのに40分かかるって言われたし・・・ 奥に行くかどうか ちょっと迷っていました。

だけど「せっかく来たんだから」って事で結局参拝する事にしたんですけどねw

 

奥へ行ったら何があるのか? 全く知らずに行きました。

「国宝級の仏像とかに参拝できるのかなぁ~」くらいに思っていたのですが、

その奥には “お戒壇(かいだん)めぐり” と言って、階段を降りて真っ暗な中を歩いて行くというものだったのです。

 

全く何も見えない暗闇が広がっていて、一歩進むのも一苦労。

何度も前の人にぶつかりながら 半歩、いや、それ以下しか進めない。

少々緊張状態になりながら、ゆっくり ゆっくり進んで行く。

出口に近づくにつれて、うっすら光が見え始めた時には ホッと胸を撫なで下ろしている自分がいました。

「盲目の人とかこんな感じなのかなぁ~?」とか、「光を感じられる事の有難さ」を再確認できる貴重な経験をしたと思います。

 

今回 意味も由来も何も知らずに善光寺に来て、ただ自分の感性のまま回ってましたが、

『遠くとも一度は詣れ善光寺』と語られるほど、一度はお参りした方が良いと言われるお寺です。

今回たまたまですが、お参りできてホント良かった!

 

また今度ゆっくり来たいと思います。(由来とか理解した後で)

 

最後に

29.夜の辰野駅の写真

今日は信州までツーリングに来て、天候が悪いため 急きょ鉄道での旅となりました。

鉄道の旅ものんびり出来て良いもんですよ!

ツーリング先で天気が悪い時は こういうのもアリかな!って思いました。

 

楽しかった信州ツーリングもいよいよ明日が最終日。 明日大阪へ帰ります。

それはまた次回の記事で!

・③・
 

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