原付二種で行く GW 石川ツーリング① しおかぜラインから日本自動車博物館を目指し金沢へ
どうも!職人ライダーのヒロです。
2019年のGWツーリングは、原付二種のGTRaero君で石川県まで行って来ました。
原付とは言っても 原二だから50ccよりかなり楽!
50cc特融の30キロ規制から解放されるし 高架も走れる。
小回り利くから何処へでも入って行けるので、めっちゃ楽しいんですよね!
ハンデと言えば自動車専用道路を走れないくらいかな。(あと上り坂はしんどいw)
機動性に優れた原二は
まさに“最強マシーン”と言っても良いかもしれませんね。
そして今回は石川県まで行って来ました。
石川県には個人的に大好きな“日本自動車博物館”があるので、
近くまで行くんだったら絶対に立ち寄ります!
それに付け加えて“能登半島”も回ってみたいと思います。
石川県には凄い名勝地や観光地が沢山あるのでめっちゃ楽しみ!
今回も原二をぶん回してガンガン走りますよ!
目次
いつもながら朝めっちゃ早い
高速を走れない原チャリツーなので、当然朝はめっちゃ早いです。
大阪の自宅から石川県まで ざっと300キロ前後。
原付にしては長距離ツーになるので「3時代には出たい!」って思ってたんだけど、
朝起きてから ぼぉ~ っとしてたら4時になってしまいました。
やっぱり無理は禁物!
時間も大事だけど、ツーリングは体調管理重視ですよね!^^;
天気予報では「ゴールデンウィーク初日から二日間は晴れ!」って言ってたのに、
スタートからがっつり降ってました(涙)
ここ近年、本当に予定立てにくいですよね~。
- GWはスッキリしない日が多い気がする。
- 夏は台風が多くなったかも。
- 秋はずっと雨降ってる(怒)
予定立てやすいのは冬くらいかな~寒いけど。(冬は高気圧が張り出している日が多い)
会社を気にしなかったら幾らでも予定立てれるんですけどねw
まぁ~そんな事を考えながら第二京阪道と並行する下道を走行(国道1号線)。
とりあえずこのまま京都へ抜けて琵琶湖を目指したいと思います。
滋賀県道558号線に入って、もう少しで琵琶湖が見えてくる。
そんな地点に差し掛かった時、前方を凄いのが走ってました⇩
京阪電車が路面走ってる!
後で調べてみると“京阪京津線”という路線だそうです。
路面を走行するのは短い区間で、少し先にある“びわ湖浜大津駅”まで。
京津線以外でも“石山坂本線”も同じ様に路面走行しているんだとか!(びわ湖浜大津駅から路面)
路面電車とかだったら分かるんだけど、長い編成の京阪電車が普通に路面を走ってるからビックリした。
この辺に住んでいる人や詳しい人だったら見なれた光景なんだろうけど、
初めて見る私にとっては凄く貴重に感じました。
ちょっとの区間だったけど京阪電車と一緒に走れる楽しいひと時でした^^
昔の京阪電車は特急以外“みどり”ってイメージが強かったけど、
カラフルになって良くなったなぁ~^^
メタセコイア並木
京阪電車はカーブをクルっと曲がって“びわ湖浜大津駅”へと消えていきました。
ここから先は琵琶湖沿いを走ります。
原付で琵琶湖まで来たぁ~!って喜びたかったけど
雨が本降りになって来たので気分が沈む・・・(涙)
しかも晴れ間は覗かせているのに、雨は強い!風は強い!という非常に変な天気です。(いい加減やんでくれ~!)
こういう状況下の時って、休憩するのも面倒になるんですよね。
レインコート脱いだりするのも面倒だし、かと言ってレインコート来たままコンビニとか入るわけにもいかない。
また濡れたレインコートをもう一度着るのもストレスだしね。(どないやねん!w)
そんな感じだったので そのまま“メタセコイア並木”まで来てしまいました。
大阪からここまでの所要時間が、下道で何と4時間半!
自分でイメージしていたより ずっと早く着いたのでビックリものでした。(道も空いてたしね)
まだ朝の8時半だし、雨降りのメタセコイア並木にバイクで来ているのは流石に自分だけだった。
バイクだけじゃなしに人もいない。
そんな中、マキノピックランドでは従業員の方々がオープン前の準備をしていました。
雨降ってるけどメタセコイア並木の下で写真を撮ろう!
そう思った時、並木道のあちこちで何か凄く気になる看板を見つけてしまいました⇩
メタセコイア並木内 駐停車禁止になったんかー😲
分かるような気もするが
寂しいな~😢 pic.twitter.com/LJXfdkCJPv— ヒロ (@cbr1000zz) April 27, 2019
ついにそうなったか・・・。
原チャリでの初メタセコイア並木。
せっかくだから並木道内でバイクの写真撮りたかったのに・・・何で?
マジかっ!って思った(涙)
でもそうなるのも分かる気がする。
ここの人気凄いからね!
みんなこぞって並木道の下で写真撮るのに夢中。
色んな人がいるから、中にはマナーの悪い人だっている。
事故とか起こってからでは遅いし、こうしたのかなぁ~。
SNSの影響で有名になり過ぎた!ってヤツかもね。
仕方ないので撮れそうな所・・・。
いまだに降り続く雨に加えて風も強いと来ている。
気温も10℃を下回っていたのでめっちゃ寒かった。(冬のツーリングやー)
ハッキリ言って心身ともに疲れはてていました。
頭の中で「帰ろうよー!」って声がグルグル渦巻いていたんだけど、
天気予報では昼から雨は上がるはず。(Twitterで教えてくれる人もいたしね!)
その情報を信じてもう少し頑張って走る事にしました!(明日は晴れる^^)
しおかぜライン
国道8号線から外れて“しおかぜライン”へ。
この道は日本海側快走路の一つで、海岸線にそって走れる最高の道!
元々有料道路だったんだけど、2008年9月30日から無料開放されてるんです。
しおかぜライン事態は延長9.2キロほどの道なんだけど、
その先 海岸線快走路は福井市辺りまで続く(国道305号線へ)ので、爽快気分を 長ぁ~く 楽しめる。
石川県へ抜けるには少しばかり遠回りになるかもしれないけど、
普通に国道8号線を走って行くより断然楽しい道なんです!
自然が作り上げた芸術作品があちこちに点在する。
そう称されるほど、見応えのある岩なんかもゴロゴロあるんです。
そんなの眺めながら走れるんだから 楽しくない訳ない!
良く晴れて 風も穏やかな日に走ると最高~っ!!・・・なんだけどな・・・。
今日は風も強くて何度か吹き飛ばされそうになった(汗)
波も荒い ⇩
原付は車体も軽いので、余計飛ばされそうになるから怖い思いも何度かした。
それでも足つき良いから問題ないんだけどねw
風は強いけど、やっと雨も上がってくれて少し楽しくなってきた!
この辺でようやく休憩する気になりました。
この後日本自動車博物館まで爆走!
日本自動車博物館
ハイ! ワープして日本自動車博物館に到着しましたw
大阪から下道で9時間。
時刻は13時過ぎ お昼をすっかり回っていました。
やっぱり全域下道だと結構かかりますね~。
いつも、いつも、いつ来てもこの赤レンガの洋館を見るとワクワクする!
車だけにとどまらす、明治を連想させるアンティークな物や洋館。
レトロな物がそろっていて個人的にめっちゃ大好きなんです!(今回で4回目の来館w)
さぁ~懐かしい車とレトロな洋館に癒されに行きましょう!
フェアレディZのイベントが行われていた
丁度この時“フェアレディ”に関してのイベントが行われていました!
“フェアレディZ 生誕50周年記念”
フェアレディZも登場してから50年になるんですね~。
初期のフェアレディから、フェアレディ“Z”と呼ばれる様になるまでの歴史。
これらを現物車両を用いて分かりやすく展示されているという事で
めっちゃ楽しみです!
私自身、実は子供の頃からず~っと憧れ続けた車が“フェアレディZ”
大人になって必死で金貯めて、初めて新車で購入した車が
“フェアレディZ”だったのです!
11年間乗り続けて、結婚するという事で泣く泣く手放しはしましたが、
自分の中で思いのある車は 今でも“フェアレディZ”だけ!
今回のイベントは狙って行った訳でもなく、たまたまこの時開催されていたのでビックリしました。
めっちゃ楽しみやなぁ~^^
玄関から現在のフェアレディZがお出迎えしてくれてるじゃないですか!(スゲー!)
イエローも良いですよね! めっちゃカッコいいなぁ~^^
超パワーありそう~
フェアレディZ イベント会場へ
イベントは2階フロアで行われれいました。
まずは壁に掛けられてあるボードを見てフェアレディ生誕の歴史を知る ⇩
そして実物を見に行くとイメージしやすいです。
これによると生誕初期は“ダットサン トラック”のシャーシが使われていた事がわかります。
そして“ダットサン トラック”こちら ⇩
スポーツカーなのにトラックのシャーシを・・・っていうのはビックリですよね!
そしてそのシャーシを流用した初期型フェアレディがこれ ⇩
古い車ではあるんだけど、全体的に丸みを帯びるデザインは一言で言ってカワイイ。
今の車には無い 斬新なデザインで逆に新しさすら感じます。
車両を少し傾けて、鏡が設置されてあるので車両底面が覗ける様になってた!(スゲー!)
こうやって見ると昔の車は凄くシンプルですよね。
ホント「走るためだけに!」って感じがする。
そして“フェアレディZ”と呼ばれる様になったS30系達 ⇩
ロングノーズ/ショートデッキの代表格!
と言っても過言ではないのがS30系です。
そう呼ばれる通り、フロント部分が凄く長くて運転席はコンパクトにまとめてあるって感じ。
“フェアレディZ”と呼ばれだしたのもこの代からなので、“Z”としては初代です。
自分が良く知ってるZもこの代から。
昔はよく町で見かけたけど 最近では稀ですね。(見かけたら凄く貴重)
でたぁ~ 240ZG!
先端に取り付けられてるグランドノーズとヘッドライトカバーが印象的!
初代Zの最高峰だった車両です。
見るからにスポーティーなデザインで ズバ抜けてカッコイイですよね^^
これで町の中走ったら、フェラーリやロータスと同じ様に皆が振り返る事間違いなし!
ちなみになんですが、帰ってから調べてみると 今でも中古車として販売されている様です。
プレミアついて乗り出し価格は800万円以上!(当時150万円で売ってたらしい)
あなた乗りますか?w(金が余ってたらなぁ~)
たまたま来た時にフェアレディのイベントやってて超ラッキーだった!
フェアレディの中で自分が乗ってたZ32の展示は無いけど、いつか展示される日が来ればいいな^^
フェアレディの歴史を、生誕初期からフェアレディZになるまでを実物を見て学べる。
こんな凄い事ができるのは やっぱり“日本自動車博物館”だけですね!
やっぱり何回来ても楽しい~♪
ホンダNSXも展示車に仲間入り
フェアレディ以外にも、新たに“ホンダ NSX”が展示車に加わってました。
ついにNSXも展示される様になったかぁ~。
当時(1990)800~1000万円する様な車なのに、注文から納車までの期間が2~3年かかる。
そのくらい人気があった車ですよね!(今でも大人気)
スポーツカーの象徴だった“リトラクタブルヘッドライト”(開閉式のヘッドライト)はやっぱりカッコイイなぁ~!
開いたときの空気抵抗や突起していて危ないとか、構造が複雑なんかの理由で無くなってしまったらしいけど・・・。
やっぱカッコイイ!
スポーツカーにカッコイイって超重要!!
そのうち見直される時が来ればいいな^^
日本自動車博物館ってやっぱり何度来ても楽しい所。
今回で4回目の来館だけど、また何回も来ると思います^^
本日の寝床は 金沢
本日の前半は天気最悪だったし寒かったから「もう中止にしようかなぁ~」なんて一瞬でも思ってしまったけど、後半は天気持ち直してくれてホント良かった。
日本自動車博物館を後にして、国道8号線を爆走!
金沢までやってきました。
“鼓門”もすっかり金沢駅の玄関口とし定着しましたね。(超有名)
伝統芸能を受け継ぐ職人の町 金沢。
そのシンボルとして訪れる観光客はまずここへ来る。
そういう重要スポットの一つになってますね!
いつになっても写真を撮る人がなくならないくらい、みんなここで写真を撮ってました。(自分もその一人w)
ここへはバイクの乗り入れが出来ないので、だいぶ離れた所から押して来ました。(原チャリだら楽勝!)
夜になるとライトアップされるので、これがまた綺麗~
でも 良く出来てるな~
さすが伝統芸能を受け継ぐ職人の町!
これ見ているだけでも 伝統芸能の町っていうのが凄く伝わってくる。
自分も“きさげ”じゃなしに こっち方向へ進んだ方が良かったかな~w
今日は伝統芸能の町“金沢”で一泊して、明日は能登半島を中心に走って行きたいと思います。
ではまた次のページで!
- 第二京阪道と並行する下道(国道1号線)で京都を目指す。
- 滋賀県道558号線から琵琶湖沿いに走る。
- メタセコイア並木を抜けて国道8号線へ。
- 海岸線沿いに続く“しおかぜライン”を走り、そのまま海岸線沿いを走る(国道305号線)。
- 国道8号線へ戻り日本自動車博物館~金沢へ。
本日の走行距離:332㌔