きさげ職人/職人ライダーヒロの楽しいツーリング日記

阿久根のブルートレインが四国へ渡る?九州にあるうちに絶対見ておきたい寝台特急 なは の車両

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阿久根のブルートレインと記念撮影した写真
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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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今日で九州ツーリングは最終日となりました。

っていうか 九州では一泊二日のお泊りツーという事だったので、

特段 最終日だぁ~!なんて大げさなことでもないんですが・・・。

本日の夕方に志布志港から出るフェリーで大阪へ帰らなければならないので、時間的にも限られている訳です。

 

その残された時間の中、本日は今回の旅最大のお題である

“阿久根のブルートレイン” を見に行きます!

前からめっちゃ行きたかったんですけど、色んな事が重なってなかなか行けなかったんですよね。

だから今回は絶対に行く! って感じで行って来ました!

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阿久根のブルートレインとは

2008年3月のダイヤ改正で姿を消した九州ブルートレインの車両で、

寝台特急「なは」として使われていたものです。

ブルートレインなはの車両の写真

最終期には京都~熊本間を結んでいました。

引退後、NPO法人の方々によって2両の車両が引き取られて阿久根駅の横に設置。

2009年より寝台車を利用した宿泊施設。

ライダーハウス“あくねツーリングSTAYtion”という名で 第二の余生を送る事になりました。

これの事ですね^^⇩

あくねツーリングSTAYtionのステッカーの写真

昨日の居酒屋で貰った貴重なシール!

だけど それも長く続かなくて、財政面の問題で経営が難しくなり 運営していたNPO法人が解散。

それに伴い 2014年には閉鎖される事になりました。

 

閉鎖後の車両は阿久根駅の横で放置状態。

現在に至っています。

阿久根駅横で放置されている車両
  • B寝台二人用個室の「デュエット」(オハネフ25 2209)
  • B寝台「開放式寝台」(オハネフ25 206)

特に二人用個室のデュエットは、阿久根のみに現存する貴重な車両。

“なは”という愛称の由来

列車の愛称である“なは”というのは 名称の通り沖縄の なは を指すもので、

沖縄の本土復帰を祈願して命名されたもの。

(※1972年(昭和47年)5月に沖縄の施政権はアメリカ合衆国から日本へ返還された)

 

阿久根のブルートレインが四国へ嫁入りに! 再び宿泊施設として再起する

阿久根のブルートレインを救うべく、香川県のうどん屋さんが立ち上がった!

 

“車両が朽ち果てるのを黙って見過ごすことはできない”

 

そう言って立ち上がったのが、

香川県善通寺で昔ながらの手打ち/手切りうどん屋をご夫婦で営まれている

岸井うどん店主の岸井正樹さん。

岸井さんご夫婦の写真

写真は岸井うどん店主、岸井正樹さんご本人様からお借りしました。

岸井さんは幼き頃からブルートレインをはじめとする、鉄道に魅せられた鉄道愛好家の一人。

  • 阿久根に放置されている車両をどうにか救出できないか?
  • ご自身が住む四国へ向かい入れ、再び宿泊施設として再起させたい!

その思いでご自身の資金と合わせて クラウドファンディングに挑戦。

そして見事に200万円以上も上回る目標金額を達成されました。

阿久根のブルートレインの四国行きが決定した訳です!

 

私自身も幼き頃からブルートレインに魅せられた鉄道ファンの一人。

初めて乗ったのがまぎれもなく九州ブルートレインでした。

 

母方の実家が九州の宮崎にあり、帰省するために初めて乗ったブルートレインが

“彗星”という愛称の寝台特急。

  • 列車の中にベッドがあるという衝撃。
  • その場限りではあるのですが、同じ一夜を共にする見知らぬ人との出会い。
  • 窓から見える 移り変わる幻想的な夜の風景。

幼き頃の自分には衝撃的で、魅せられるには時間がかかりませんでした。

 

私も同じ思いがあり、岸井さんの挑戦にはすごく共感できます。

思うだけじゃなしに、実際行動に移されたことは本当に凄いと思いました。

 

同じブルートレインを愛する者として、ホントに感謝の言葉しかありません。

 

阿久根へ向けて突っ走る!

今日は九州ツーリングの最終日。

阿久根に静態保存されているブルートレイン“なは”の車両を見に行きます。

 

やっと行けそうです!

そう言うのも、過去二回ブルートレインたらぎに泊まった時。

同じ様に「次の日(やっぱり九州ツー最終日)は 阿久根のブルートレインを見に行こう!」

そういう風に予定してた時がありました。

 

だけど一回目⇩

凍ったバイクの写真

めっちゃ寒くてバイク凍る

山間部の道路が凍結してる可能性大だったので 昼までブルートレインたらぎで待機。

 

二回目⇩

ブルトレたらぎ(天気が悪い)写真

まさかの大雨

しかも ちょうど新燃岳の活動が活発で噴火してた時期でした。

一時的に落ち着いてる時だったけど「できるだけ新燃岳から離れて走ろう!」

そう決めてたんだけど、雨降ってるからGoogleさんのナビ使って走ってたら、

思いっきり近くを走ってたという⇩

新燃岳付近の写真

恐らく新燃岳・中岳・高千穂峰・韓国岳のどれか。

「綺麗な山やなぁ~何て言う山なんやろう?」

そう思ってGoogleさんに聞いてみたら、めっちゃ近く走っててびっくりした。

ちょうど落ち着いてた時だったから良かったけど、この数日後にまた噴火してた様な・・・。

とにかく二回もダメでした^^;

 

そして三度目の正直!

曇ってるけど今回は行けそうです^^

ブルートレインたらぎから出発する前の写真

ブルートレインたらぎでもう少しゆっくりしたい気持ちもあったけど、

朝8時頃から阿久根へ向けて出発しました!

 

国道219号線を阿久根方面へ向けてひた走る。

段々もの凄い霧に包まれてきました。

まるでこの先へ進むな! と言わんばかりに・・・。

熊本の濃い霧の写真

毎度の事だけど、阿久根へ行こうとすると絶対に天気が悪くなるんですよね。(何でだろう・・・?)

 

今回もまた・・・

自分は雨男なのか?

 

みたいな事を考えながら、まるで異空間へと続いているんじゃないかと連想させる様な濃い霧の中を走っていました。

 

幻想的な光景だぁ~! なんて言ったらそんな風にも見えるんだけど、

霧の水滴ってめちゃくちゃ細かいんですよね。

これがヘルメットのシールドに貼り付いて 完全に真っ白くしてくれる。(前が見えない(涙))

めっちゃ神経使います。

 

限界まできたら何度か止まって、シールド拭いて を繰り返しながらボチボチ走る。

これで山間部とか入るのイヤだなぁ~

そんな風に思っていると、人吉を超えて山間部へ入る手前くらいから霧が晴れてくれました!

霧が晴れた写真

テンション上がる光景!

道は開けた! みたいなw

 

改めて快調に走る!

阿久根へ向かう途中の写真

 

鹿児島県に入ったぁ~!

トンネル内で鹿児島県へ突入した写真

 

まだまだ走るよ~!

まだまだ走る写真

 

コンビニで休憩して~

コンビニで休憩中の写真

阿久根駅までもう少し!

 

おおっ! 阿久根~!(トンビも写り込んで歓迎してくれてるw)

阿久根駅舎の写真

阿久根駅舎

 

そして・・・

やっと会えた阿久根のブルートレインの写真

 

やっと会えたぜ!阿久根のブルートレインなは

阿久根のブルートレインなはの写真

おおっ! 阿久根のブルートレイン!

ずっと気になってたから 来れてめっちゃ嬉しい^^

遠くから見るだけでも この青い車体はテンション上がります!(好きな人にとっては・・・ですが^^;)

 

車内へ入る事はできませんが、カメラも向けつつ周りを見ていく事にしました。

まずはトレンドマークである“なは”のヘッドマーク。

阿久根のなはのヘッドマークの写真

Webで色んな人の写真とか見ていると 真っ白に写ってる事が凄く多くて、

隠してるのか?と思ってた“なは”のヘッドマークでしたが、

実は色あせてしまって、真っ白になっていただけでした。

 

現役時代はもっと色鮮やかだったのに・・・。

手入れしないとこうなるんですね。

 

先頭車両のB寝台二人用個室「デュエット」(オハネフ25 2209)

現存するデュエットの車両としては、この車両だけなんでめっちゃ貴重です!

私もデュエットには乗ったことが無いので、今度 四国で再起する時には絶対泊まりたい^^

デュエット入口の写真

現状から見ると、やっぱり雨ざらし状態なので全体的に老朽化が進んでますね。

とはいえ 予想していたよりかは遥かに綺麗かな?(もっとボロボロだと思ってた)

車体の色は一度 塗りなおしているはずだから、まだ持ちこたえているのかもしれませんね。

デュエット側面の写真

それでも所々塗装が剥がれてキズが目立つ。

早く手入れしないと!って感じです。

新しいオーナーが決まってホント良かった!

 

続いて2号車のB寝台「開放式寝台」(オハネフ25 206)

2号車全体の写真

一番ポピュラーな寝台車なので馴染み深い方も多いはず。

私もこの車両に乗車する事が一番多かった。

ちなみに寝台はこんな感じ⇩

開放式B寝台の写真

写真は日田で静態保存されている寝台特急富士のものだけど 殆ど同じです。

カーテンで仕切るだけの寝台だったから 人との距離が非常に近くて、隣り合った乗客同士で仲良くなることも多かった。

一期一会

ブルートレインだからこその出会いでしたね。

 

この車両でも今まで色んなドラマがあって、色んな人の思いを乗せて走って来たんだと思います。

そうやって考えると歴史深いものを感じますね。

 

こうやって外観を見渡して見ると、デュエットより状態は良い方かな。

2号車全体(後ろから)の写真

 

とはいえ窓ガラスは何枚か割れてる。

窓ガラスが割れてる写真

気温の急激な変化とかの影響で 車体が歪出して割れたのかも。

原因はわかりませんが、鉄道車両の保存ってやっぱり難しそう。

 

裏側へ回って来ると換気扇や上下水用の配管、電源供給用の配線などが車両に繋がっていて、

この車両がもう建造物の一種である事が伺えます。

車両から突き出した換気扇の写真

車掌室辺りから突き出した換気扇

 

車両へ繋がる上下水用の配管の写真

上下水用の配管

っていうか 線路 繋がってないんですね~。

 

電源供給用の配線⇩

車両へと繋がる電源供給用の配線の写真

出来ればもっと綺麗にまとめて欲しい。 やっぱ見た目大事!

こういうの見ると、建造物の一種として扱われているんだなぁ~ って感じます。

裏側へ回ると実状を見る事ができました。

 

全体的に老朽化は進んでいても、手入れ次第で まだまだ持ちこたえられる車両だと思う。

実物を見るまでは もっとボロボロだと思っていたので 少し安心しました。

四国に渡ってからデュエットに泊まる日が待ち遠しいです!^^

 

最後に記念撮影!

阿久根のブルートレインと記念撮影した写真

この時カメラの後ろの方から一台の車が向かって来たので焦ってましたw

カメラ邪魔でごめんなさい^^;

 

最後に

南港で新造船きりしまと記念撮影した写真

2019年の九州ツーリングも あっという間に終わってしましました。

今回は全体的に 過去に訪れたスポットへ立ち寄る事が多かったけど、

何回来ても九州ってやっぱり楽しいし、今回も充実したなぁ~って感じです。^^

 

中でも阿久根のブルートレインが九州にあるうちに 見に行けたのは めっちゃ嬉しかった!

いつか泊まりに行こう!そう思ってた矢先に閉鎖。

あの時は「まじか!」って思った。

やっぱり“思い立ったら即行動”

これめっちゃ大事ですよね!

 

いつか行こう、また今度、そのうち・・・

こんなん永遠にやって来ない。

 

やると決めたらすぐやる!

行くと決めたらすぐに行く!

今回の失敗を忘れない様に・・・。

 

今度は四国でこの車両に会うのが楽しみ!^^

・⑤
 

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