弾丸フェリー 冬の一人旅! 九州鹿児島ツーリング 2017(桜島を周回する)

どうも!職人ライダーのヒロです。
前回に引き続き、九州 鹿児島へ弾丸ツーリングに来ています。
さぁ~いよいよ “桜島” へ上陸です!
日本でも超有名な活火山 “桜島”
上陸する前からワクワクしますね^^
目次
桜島を周回する
『道の駅 たるみず』を後にして、いよいよ桜島へ。
今朝のスッキリしない天気とは違い、昼を過ぎると陽の光が差し込んできた。
そうすると気温もグングン上がって暖かくなってきました。
こうなるとツーリングが一段と楽しくなりますね!
今日はホント絶好のツーリング日和!^^
しばらく走ると桜島へと通じる『牛根大橋』が見えて来ました。
溶岩道路から時計回りに周回する
桜島は『国道224号線』『県道26号線』を得て、一周約36キロ。
1時間もあれば十分周回できる距離です。
まずは何も考えず、国道側から時計回りに周回する事にしました。
桜島の南側を走る『国道224号線』。
この道は通称 “ 溶岩道路 ” と呼ばれています。
桜島口付近から桜島港フェリーターミナルまで、約13キロを結びます。
道沿いには、やたらと生い茂る『松林』、それが何処までも広がっています。
その先には『桜島南岳』が見える。
目の前に活動している火山があるのに、こんなに近くまで来れて普通にバイクツーリングしてる。
それって何か不思議な感じがします。
もしうちの近所の山から水蒸気が上がったら・・・大騒ぎです!!
国道沿いは何となく観光地として開けていて、南国ムードが漂っていました。
海に反射した陽の光がめっちゃ綺麗!
フェリーターミナル付近から『県道26号線』へ入る
国道の終点、ここには『鹿児島市~桜島』を結ぶフェリーターミナルがあります。
ここから先は『県道26号線』。
桜島を周回する道路の、約三分の二を『県道26号線』が占めています。
今まで走っていた国道とは違い、民家が多く立ち並ぶ生活圏に入りました。
海岸沿いも多く走るので、走っていて楽しい~^^
道を走っていると、あちこちでよく見かけるバス停の様な建物 ⇩
突然の噴火に備えて、道のあちこちで見かけました。
桜島と共に生活するためには、絶対に必要な設備ですね!
桜島を周回して『桜島口』に立ち寄る
桜島を周回してきました!
のんびり走りながらでも、1時間あれば十分周回して来れます。
『県道26号線』と『国道220号線』の分岐点 “ 桜島口 ”
ここはハッキリ言って、何にも無い所です(笑)
誰もいないし・・・車だけが通り過ぎて行く・・・。

こんな写真しかなくて、すいません(汗)
でもここ(桜島口)は、ちょっとした重要スポットなんです!
実はひと昔前まで海だったんです!
桜島って “ 島(しま) ” って名称があるのに、大隅半島と陸で繋がってますよね?
なんか変だと思いませんか?
実はひと昔前(大正3年)までは繋がってなくて、完全な島でした!
では何故繋がってしまったのか?
それは、大正3年の桜島大噴火の際、大量の溶岩がこの地に流れ込みました。
そして約2週間という短期間の後、陸で繋がってしまったんだとか!
今でも火山活動は続いているので、今後島の形はどんどん変わって行くかもしれません。
自然の力ってホント凄い!
自然も凄いけど、火山灰の量も凄い(汗)
地面には火山灰がいっぱい!
桜島周辺に住んでいる人は大変ですね・・・。
黒神埋没鳥居
桜島を一周回って来たという事で、今度は県道側から反時計回りに周回!
あちこち見て回ろうと思います(あまり時間ないけど・・・)。
一周目の時、何となく気になる所はチェックしてきた。
まず最初に立ち寄ったのが
“ 黒神埋没鳥居(くろかみまいぼつとりい) ”
県道沿いにあるこの鳥居。
鳥居の頭部だけ残して埋まっています。
この鳥居は元々『腹五社神社』の鳥居で、高さは3メートル程ありました。
それが大正3年の大噴火の時に、降り積もった火山灰や軽石によって埋まってしまったのです。
それも一日で!
普通だと、埋まってしまった鳥居を掘り起こして復元しますよね?
しかし当時の村長『野添八百蔵氏』の判断により、
後世に噴火の記憶を伝えるため、当時のまま残す事にしたそうです。
これを見ると、当時の凄まじさが伝わってきますよね!
黒神埋没鳥居 駐車場
道路を挟んで反対側に、『黒神埋没鳥居 無料駐車場』があります。
トイレ有り。
昭和溶岩地帯展望台
走っている時気になった、展望台と水の無い川。
周りには一面に生い茂る『松林』、それ以外何にもない殺伐とした場所。
そんな所にポツンと展望台があります。
実はこの辺一帯、昭和噴火(1946年)の時に溶岩で埋め尽くされた所なんです!
昭和火口から流れ出た溶岩が、辺り一帯を埋め尽くしていく。
想像しただけで地獄の様な光景ですよね。
展望台
展望台からは『昭和火口』が見渡す事ができます。
黒神川
展望台のすぐ近くにある “ 黒神川 ”
水が流れてない、土石流を流すための川です。
今秋行った、鳥取県の最高峰『大山』にも土石流を流すための川がありました。
あの時『大山』に行ってなかったら、この場所に気づかなくて通り過ぎていたと思います。
桜島では土石流が頻繁に発生するので、砂防(さぼう)という土石流を食止める為の施設を作っています。
この川もその施設の一つですね。
桜島を周回していると、いくつもこういう川がありました。
水が流れてない川
島民の生活を守るため、とても大切な施設ですね。
昭和溶岩地帯展望台 駐車場
駐車場というか、車を数台止められる駐車帯があります。
道の駅 桜島
今回のツーリング最後のお立ち寄りポイント
“ 道の駅 桜島 ”
帰りのフェリー出港時間が迫っていて、実は殆ど時間がない・・・。
もうぼちぼち、志布志港へ向けて帰らねばならない時間なのです!
時間はないけど、最後の最後にスィーツを食べておきたい!
ここでは “ 桜島小みかんソフト ” が食べられる!
その名の通り、桜島の特産物『桜島小みかん』が使われているソフトクリームです!
桜島小みかんとは
12月の1ヶ月しか食べる事の出来ない
桜島限定果物!
小さいみかんで、大きさは直径は約3センチほど。
一口でパクっといけちゃいます!
ちょうど今は12月!『桜島小みかん』が食べられる季節です!
これも買って帰りたいけど、バイクに積む事ができないので断念です(涙)
でも!『桜島小みかんソフト』は食べて帰る!
桜島小みかんソフト
今回のツーリング最後の締め!
“ 桜島小みかんソフト ”
『みかん』って、あんまりハズレがない様に感じませんか?(自分的にそう思う・・・)
この『桜島少みかんソフト』も、みかんソフト特有のさっぱりした甘さがホント旨い!
ミルクソフトの様な濃厚ミルキーな味わいとはまた違い、
「みかんのソフトクリーム!」って感じが印象的でした^^
さぁ~最後に『桜島小みかんソフト』も食べたし、急いで志布志港へ戻ろう!
フィナーレ
今回から“SENAインターコム10C”をヘルメットに装備しました!
走行中に写した写真は 全て“SENAインターコム10C”で撮影したものです。
インカムをヘルメットに装着したという事は、 スマホの音声をBluetoothで飛ばせる様になったのです!
これでスマホのナビ機能を使う事ができる!
もう時間もないし、何も考えず『Googleマップ』のナビ機能を使う事にしました。
道中「これ『イノシシ』か何か出て来るんちゃうか?」
って思わせる様な山の中を走らされる事も・・・(苦笑)
まぁ~そんな事もあったけど、出港1時間前には無事『志布志港』へ戻って来れました!
なんと!
本日バイクでの乗船は自分だけ!
最後に
今回は『弾丸フェリーツーリング』という事もあり、少々バタバタする事もありました。
それでも1日ガッツリ、鹿児島県 桜島を満喫する事が出来てホント良かったと思います!
それに、冬は何処も空いているので走りやすい!(笑)
- ちょっとだけ手軽に遠くへ行きたい!
- フェリーに乗って手軽に非日常を味わいたい!
そんな時に “ 弾丸フェリー ” を利用するのも良いかもしれませんね^^
今回は以上です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。