職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

フルカウルのバイクこそ装着したいエンジンガード!CBR1000RRに「スライダー」を取り付けてみた

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エンジンガード アイキャッチ画像
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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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楽しい楽しいツーリング!

バイクで走っていると超気持ちいいですよね^^

 

そんな楽しいはずのツーリングでも、不意のアクシデントによって失意のどん底に・・・。

中でも多いのが “立ちごけ” ですよね。

 

長時間バイクを運転していると 自分では気づかないうちに身体は疲労しているもの。

バイクを降りようとした瞬間、身体に力が入らず そのままガシャーン!

クラッチ操作を誤ってエンスト。 またもやガシャーン!!

 

良くあることです。

 

長年バイクに乗っていたら、一度や二度 経験した事があるのではないでしょうか?

特にフルカウルのバイクだと修理費がめっちゃお高い!

私も以前やってしまいました。(涙)

01.傷ついたカウルの写真

もしエンジンガードを取り付けていたら・・・。

後悔先に立たず といったヤツです(涙)

 

バイクに乗る時、ライダーはプロテクターを装着する様に、

バイクにも『エンジンガード』や『エンジンスライダー』といったプロテクターを

取り付けた方が絶対良いです!

 

今日はバイクを転倒から守るための対策を考えていきたいと思います。

今回の記事は以下の方におすすめ
  • 不意の転倒からバイクを守りたい人
  • エンジンガードとスライダーの違いを知りたい人
  • CBR1000RR SC57に BigOneビッグワン製エンジンガードスライダーを取り付けたらどんな感じになるのか見たい人 (又は取り付け方を知りたい人)

 

バイク用 転倒ガードとして どういった物があるのか?

バイクに取り付ける転倒ガードとして、大きく分けるとこの2種類。

  • エンジンガード
  • エンジンスライダー

どちらも転倒した時の度合いによっては、完全にダメージを防げるものではありませんが、

付けてるのと付けてないのとでは 後々の修理費が全然違う!(フルカウルだと、+カウルの修理費が嵩むので更に高額になることも)

転倒してみて 初めてその有難さが分かる! そんなアイテムです。(転倒したくないけど・・・。)

 

転倒しても倒れる角度が浅くなるので、起こしやすくなる と言った利点もあります。

 

ンジンガードとは

車体の両サイドに沿う形で取り付ける 湾曲した金属製のパイプの事。

教習車に使っているバイクや、白バイの両サイドに付いてる金属製のパイプの事です。

転倒した時、先にガードであるパイプが路面に当たるので かなりのダメージ軽減が期待できる!

デメリットとして
  • 高価(バイクによっては)
  • 外見のシルエットを崩す(バイクによっては)
  • 重量がある。

 

CBR1000RR(SC57)用もあります ⇩

スタントゲージを取り付けたCBR(真横バージョンの逆)の写真

スタントケージといって

ジムカーナなどバイクでスタントをされる方向けの

エンジンガードになります。

 

CBR1000RR用とだけあってスタイリッシュ!

カラーリングも豊富!

だけど値段が…

 

実際に取り付けしたこともあるので

興味のある方は下記リンクからどうぞ⇩

 

ンジンスライダーとは
スライダーと名の付く通り転倒したバイクを滑らせて

いち早くサーキットコース上から転倒バイクを出すためのもの。

 

元々はそういう役割のものだけど

いちおう突起物になるので

立ちごけ程度ならバイクの保護にも役立つアイテムです!

 

金属製パイプで車体を覆うエンジンガードと違って

バイクのシルエットを崩さない。

逆にドレスアップに繋がるといったパーツでもあります。

スライダーをCBRに取り付けた写真

エンジンガードにくらべて低価格で買える物もあるし

お財布にもやさしいですね。

デメリットとして
  • 転倒の仕方によってはスライダー一点に衝撃が集中するため、バイクに致命的なダメージをおう可能性がある
  • 走行中転倒すると 道路沿いにいる歩行者や壁に激突して 二次災害になる可能性がある

 

どちらのアイテムも

完全にダメージを防げるといったものではありません。

無理な運転だけは絶対にしない様にしましょう!

 

CBR1000RRにスライダーを取り付ける

今回は転倒ガード用パーツとして“スライダー”を取り付ける事にしました!

今回選んだのはBigOneビッグワンさんから販売されているエンジンガードスライダー。

BigOneエンジンガードスライダーの写真

『cbr1000rr sc57 エンジンガード』でネット検索してみると だいたいこれが出てきます。

 

これは私がこのスライダーを見て思った事なのですが、

形状的に 転倒した時の衝撃を分散させて、スライダー自身がまず壊れてくれる。

スライダー自身が壊れる事によって 衝撃を吸収させバイクを守る。

そんな感じがする形状です。

 

付けた感じも特に気にならないし、気になったとしてもすぐ外せる。

5,000円以下という低価格な商品なのでこれに決めました!

 

それでは早速取り付けていきましょう!

※左右によっで形状が異なるので写真を参照してみて下さい。

 

サイドから取り付けてみる

とりあえず右サイドから取り付けていきます。

こちら側は問題なく ポン付けで取り付ける事が出来ました。

ただ左側との違いは 3本あるスペーサーのうち1本短いという事。

右サイドのスペーサーの写真

 

取付方法として、クランクケースのボルト3本外して取り付けるだけ ⇩ めっちゃ簡単です。

右サイドの取付写真

 

この時一番短いスペーサーは下写真赤丸の所へ。

短いスペーサーを入れる位置を示す写真

 

サイドを取り付ける

右側はポン付けで取り付ける事ができたけど 問題は左側。

一か所取り付ける所がカウルと重なるため、ちょっとした加工が必要になる。

小さいカウルなので加工しないで外してしまうという手もあるんだけど、

アイドリング調整ノブが ダラ~ん となるのが嫌なので加工して取り付ける事にしました。

そんなに大した加工でもないので作業を進めていきましょう!

 

右サイトと同じ様にクランクケースのボルトを利用して取り付ける形になります。

まずは使用するボルト穴3本のうち 一番上の1本がカウルと重なるので、スキマから覗いてボルトのセンター位置に印を付ける。(カウルに印を付ける)

使用するボルト穴加工位置を示すの写真

 

下の2本を外してスライダーを仮付けする

印を付けたセンター位置にスライダーの上の穴を合わせ、センターにくる事を確認!

加工する範囲をケガク。

加工する範囲を確認する写真

 

スライダーを外して 加工するカウルを外す。

赤丸で示したボルト&クリップを全て外してサイドカウルをフリーな状態にする。

サイドカウルをフリーな状態にする写真

 

サイドカウルをめくると 下にボルトが見えるのでこれも外す。

※アイドリング調整ノブは差し込んであるだけなので、矢印の方向へスライドさせて抜く。

加工するカウルを外す写真

 

カウルを外したら加工するんだけど、そのまま加工してしまうとカウルにキズが入ってしまうので

養生用テープなどで保護する事をおすすめします。

※裏側にゴムカバーがあるので忘れずに保護!

保護テープを貼る写真

もう加工してあるけど気にしないで下さいw

 

保護したら金ノコやヤスリを使って加工。

加工する写真

 

スライダーを仮付けして 合わせながら微調整しましょう。

仮付けする写真

 

良い感じだったら 加工部を仕上げて加工完了。

※金ノコの刃の裏側(ギザギザじゃない方)を使って削ると綺麗に仕上がる。

加工部を仕上げる写真

 

カウルを元に戻してスライダー取り付けたら完了!

スライダー(左側)を取り付けた写真

良い感じ!^^

 

今回取り付けた BigOne エンジンガード スライダー

BigOneエンジンガードスライダーの写真

色は 赤/青/黒/シルバーから選ぶ事が出来るのと、低価格で取り付けも簡単っていうのが良い。

見た目も気にならないし、もしもの時の備えあれ。

 

最後に

もしもの時の 備えあれ!

フルカウルはコケルと超お高い・・・。

 

今回ご紹介したエンジンガードスライダーを装着しているからと言って、

100%大丈夫!・・・といったものではありません。

転倒のしかたによっては、それ相応のダメージはあるかと思います。

 

だけど 付けているのと 付けてないのとでは 転倒した時のダメージが全然違う!

立ちごけを含めて 軽度な転倒では十分効果が期待できるものです。

不意の転倒に備えてエンジンガードスライダーを取り付ける事をオススメします。

 

後、自分の技量を超える様な 無理な運転だけは絶対しない様にしましょう!

 

今回は以上です。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

注意!
このページに書かれてある事を参考にして取付作業を行う場合、

必ず自己責任でお願いします。

万が一事故が起こった場合でも、当方では責任を負えませんのでご注意下さい。

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