職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

原付二種 GTR125 aero のデカ過ぎるリアフェンダーを加工して取り付けてみた!

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20.加工リアフェンダー完成写真
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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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どうも!職人ライダーのヒロです。

 

前回の記事で書いた通り、ずっと気になっていた『リアフェンダー』を撤去しました。

リア周りがスッキリして、外見的にもめっちゃ良い感じ!^^

14.リアフェンダーを外した写真

タイヤの状態も一目で確認できるので、異常があっても直ぐ分かる様になりました(釘が刺さっててもね(笑))。

 

しかし『リアフェンダー』を撤去した事によって別の問題が出てきました。

 

元々『リアフェンダー』というのは、タイヤから跳ね上がる泥をよける為の部品。

それを撤去するという事は、当然リア周りが汚れますよね?

かと言って、タイヤを覆いつくしてしまう『リアフェンダー』を元に戻すのはちょっと・・・。

 

どうしようかと考えた結果、タイヤの状態を後方から確認できれば良いので、

『リアフェンダー』を部分的に加工して取り付る事にしました!

 

どういう形に加工するのか?

バイクの後方からタイヤの状態を確認できる様にしておきたい。

汚れて気になるのはバイクの中の方(下周り)。

01.バイクの中の方(下周り)の写真

配線もむき出しやし『リアフェンダー』を撤去した事で、

まともに泥まみれになってしまいます。

 

そこで考えた結果。

 

バイクの後方からタイヤを見える様にして、

内部(下回り)だけを覆う形に加工する事に決定しました!

 

それでは加工開始!

13.取り外したリアフェンダーの写真

フェンダーは一個しかないので失敗したらその場で終了。

慎重に加工していきましょう!

 

仮付けして加工箇所をだいたいケガク

02.仮付けしてケガク写真

まず最初に加工するラインをケガかないといけません。

 

とりあえずバイクに『リアフェンダー』を仮付けして、

だいたいで良いので加工ラインをケガク事にしました。

 

正式に加工ラインをケガクのは、

取り外してケガキやすい体制で、左右のバランスとか細かい事を見ながら行う方が良いでしょう。

※『ケガク・ケガキ』とは、加工ラインを書くという意味です。

 

まずは作業がやりやすいよう大雑把に加工する

それではいよいよ『リアフェンダー』にメスを入れていきましょう!

 

今回の加工には『金ノコ』を使用します。

03.金ノコの写真

主に金属を切るためのノコギリですが、樹脂を加工する時でも切りやすい。

それに『リアフェンダー』は歪な形をしているので、ノコ刃が細い方が加工しやすいでしょう。

 

いきなり加工ライン上に沿って加工するのは、あまりにも作業性が悪い。

とりあえず作業がやりやすいよう、真っ二つにカットする事にしました。

04.リアフェンダーを真ん中で切る写真

『金ノコ』の刃がフェンダーの上部に入ります。

 

失敗したら終了の一発勝負!

もうこの時点で後戻りできません。

 

 

『ギコギコ!』

 

 

『ギコギコ!』

 

 

数分後『リアフェンダー』は真っ二つになりました。

05.真っ二つになったリアフェンダーの写真

まぁ~無残な姿になってしまって・・・(笑)

 

『△マーク』を貼ってある方はもう必要ないので処分します。

今までありがとう!

 

必要なのはこちら側。

06.反対側のリアフェンダーの写真

機能的にはこのままバイクに取り付けても十分かも。

しかしそれではあまりにも芸がない。

 

良い感じに仕上げていきましょう!

 

角部は丸くするとカッコいい

角部は角ばった感じにするより丸みを付けた方が綺麗に見える。

 

ノコギリで丸みを付ける様に切っていくのは難しい。

先に丸みの大きさ分の穴を開けておく方が楽です!

 

今回は『ホルソー』を利用して穴を開ける事にしました。

07.ホルソーを付けた充電ドリルの写真

 

加工ライン上に上手く沿うよう穴を開ける。

08.ホルソーで穴を開けている写真

先に穴のセンターをケガてから開けてもいいのですが面倒くさい。

見た目で良い位置を狙って開ける事にしました。

 

加工ラインのセンターに穴の端が乗るよう開ける。

 

上手くねらった位置に開きました!

09.ホルソーで開けた穴の写真

 

ケガキ線に沿って加工する

後は加工ラインに沿って切っていくだけ。

 

フェンダーは薄い樹脂製なので簡単に加工できます。

しかし気を付けないと、加工ラインからいがんだりするので注意!

10.ケガキ線に沿って加工している写真

 

ちょっとゴツゴツしてますが、何とかイメージ通りの形に切れました!

11.加工後の写真

この状態でバイクに取り付けるとどんな感じになるのか?

一度取り付けてみましょう!

 

仮付けしてどんな感じが確認する

後はヤスリ掛けして仕上げるだけですが、

その前に一度、バイクに仮付けしてどんな感じか確認してみましょう。

 

もしかすると「もうちょっとこうしたいなぁ~」とか思うかもしれませんしね!

 

やはり気になる所がありました!

『赤い斜線部分』をもう少しカットしよう。

12.仕上げる前に仮付けした写真

気になる所を切除して、いよいよ加工面を仕上げていく段階です!

 

加工面をヤスリで仕上げる

加工面の仕上げは『ヤスリ』を使用して仕上げていきます。

13.ヤスリの写真

微妙なバランスや角が立っている所など、

気になる所を丁寧に削りながら微調整していきます。

 

納得がいく形になるまで丁寧に削っていきましょう!

ある意味一番面白い工程かもしれません。

14.ヤスリで仕上げる時の写真

一通り納得のいく形に仕上がったら、次はいよいよ最終仕上げです!

 

加工面を最終仕上げする

樹脂をヤスリ掛けすると『ぷよぷよ』と細い削りかすが残ってしまいます。

これを『ヤスリ』で取るのは難しい。

 

『金ノコの刃の裏』などを利用して削り取っていきます。

 

『カッター』とかを使用すると、切れすぎて余計きたなくなってしまいます。

『金ノコの刃の裏』が丁度良い切れ味なのです!

15.金ノコの刃の裏で仕上げる写真

これで気が済むまで綺麗にしていきましょう。

 

加工完了!

16.加工完了の写真1

 

バイクに取り付けてみた!

苦労して加工してきて、一番疲れが吹っ飛ぶ瞬間ですね~!

 

それではバイクに取り付けてみましょう。

 

おおっ!

めっちゃ良い感じですやん!

17.完成写真1

イメージ通りに事が進んでスッキリ!^^

これでバイクのリア周り(内部下周り)の汚れがある程度防げると思います。

 

最後に

18.完成後のGTR125の写真

今回は『リアフェンダーを加工して取り付けてみた!』という記事でした。

 

今回の対策で、バイクのリア(内部下周り)の汚れをある程度防げる様になりました。

しかし今回の対策ではリアの下回りのみ。

実はこの対策だけでは、バイクのリア周り全体の汚れを防ぐのは難しい事が分かりました。

 

このままでは雨天走行時、リアカウルなどに泥の飛び散りが凄いです。

19.泥除けが無い事で汚れるカウルの写真

その対策は次の記事で詳しくご紹介しています ⇩

是非ご覧ください!

 

注意!
このページに書かれてある事を参考にして作業を行う場合。

必ず自己責任でお願いします。

万が一事故が起こった場合でも、当方では責任を負えませんのでご注意下さい。

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