原付二種 GTR125 aero のデカ過ぎるリアフェンダーを加工して取り付けてみた!
どうも!職人ライダーのヒロです。
前回の記事で書いた通り、ずっと気になっていた『リアフェンダー』を撤去しました。
リア周りがスッキリして、外見的にもめっちゃ良い感じ!^^
タイヤの状態も一目で確認できるので、異常があっても直ぐ分かる様になりました(釘が刺さっててもね(笑))。
しかし『リアフェンダー』を撤去した事によって別の問題が出てきました。
元々『リアフェンダー』というのは、タイヤから跳ね上がる泥をよける為の部品。
それを撤去するという事は、当然リア周りが汚れますよね?
かと言って、タイヤを覆いつくしてしまう『リアフェンダー』を元に戻すのはちょっと・・・。
どうしようかと考えた結果、タイヤの状態を後方から確認できれば良いので、
『リアフェンダー』を部分的に加工して取り付る事にしました!
目次
どういう形に加工するのか?
バイクの後方からタイヤの状態を確認できる様にしておきたい。
汚れて気になるのはバイクの中の方(下周り)。
配線もむき出しやし『リアフェンダー』を撤去した事で、
まともに泥まみれになってしまいます。
そこで考えた結果。
バイクの後方からタイヤを見える様にして、
内部(下回り)だけを覆う形に加工する事に決定しました!
それでは加工開始!
フェンダーは一個しかないので失敗したらその場で終了。
慎重に加工していきましょう!
仮付けして加工箇所をだいたいケガク
まず最初に加工するラインをケガかないといけません。
とりあえずバイクに『リアフェンダー』を仮付けして、
だいたいで良いので加工ラインをケガク事にしました。
正式に加工ラインをケガクのは、
取り外してケガキやすい体制で、左右のバランスとか細かい事を見ながら行う方が良いでしょう。
※『ケガク・ケガキ』とは、加工ラインを書くという意味です。
まずは作業がやりやすいよう大雑把に加工する
それではいよいよ『リアフェンダー』にメスを入れていきましょう!
今回の加工には『金ノコ』を使用します。
主に金属を切るためのノコギリですが、樹脂を加工する時でも切りやすい。
それに『リアフェンダー』は歪な形をしているので、ノコ刃が細い方が加工しやすいでしょう。
いきなり加工ライン上に沿って加工するのは、あまりにも作業性が悪い。
とりあえず作業がやりやすいよう、真っ二つにカットする事にしました。
『金ノコ』の刃がフェンダーの上部に入ります。
失敗したら終了の一発勝負!
もうこの時点で後戻りできません。
『ギコギコ!』
『ギコギコ!』
数分後『リアフェンダー』は真っ二つになりました。
まぁ~無残な姿になってしまって・・・(笑)
『△マーク』を貼ってある方はもう必要ないので処分します。
今までありがとう!
必要なのはこちら側。
機能的にはこのままバイクに取り付けても十分かも。
しかしそれではあまりにも芸がない。
良い感じに仕上げていきましょう!
角部は丸くするとカッコいい
角部は角ばった感じにするより丸みを付けた方が綺麗に見える。
ノコギリで丸みを付ける様に切っていくのは難しい。
先に丸みの大きさ分の穴を開けておく方が楽です!
今回は『ホルソー』を利用して穴を開ける事にしました。
加工ライン上に上手く沿うよう穴を開ける。
先に穴のセンターをケガてから開けてもいいのですが面倒くさい。
見た目で良い位置を狙って開ける事にしました。
加工ラインのセンターに穴の端が乗るよう開ける。
上手くねらった位置に開きました!
ケガキ線に沿って加工する
後は加工ラインに沿って切っていくだけ。
フェンダーは薄い樹脂製なので簡単に加工できます。
しかし気を付けないと、加工ラインからいがんだりするので注意!
ちょっとゴツゴツしてますが、何とかイメージ通りの形に切れました!
この状態でバイクに取り付けるとどんな感じになるのか?
一度取り付けてみましょう!
仮付けしてどんな感じが確認する
後はヤスリ掛けして仕上げるだけですが、
その前に一度、バイクに仮付けしてどんな感じか確認してみましょう。
もしかすると「もうちょっとこうしたいなぁ~」とか思うかもしれませんしね!
やはり気になる所がありました!
『赤い斜線部分』をもう少しカットしよう。
気になる所を切除して、いよいよ加工面を仕上げていく段階です!
加工面をヤスリで仕上げる
加工面の仕上げは『ヤスリ』を使用して仕上げていきます。
微妙なバランスや角が立っている所など、
気になる所を丁寧に削りながら微調整していきます。
納得がいく形になるまで丁寧に削っていきましょう!
ある意味一番面白い工程かもしれません。
一通り納得のいく形に仕上がったら、次はいよいよ最終仕上げです!
加工面を最終仕上げする
樹脂をヤスリ掛けすると『ぷよぷよ』と細い削りかすが残ってしまいます。
これを『ヤスリ』で取るのは難しい。
『金ノコの刃の裏』などを利用して削り取っていきます。
『カッター』とかを使用すると、切れすぎて余計きたなくなってしまいます。
『金ノコの刃の裏』が丁度良い切れ味なのです!
これで気が済むまで綺麗にしていきましょう。
加工完了!
バイクに取り付けてみた!
苦労して加工してきて、一番疲れが吹っ飛ぶ瞬間ですね~!
それではバイクに取り付けてみましょう。
おおっ!
めっちゃ良い感じですやん!
イメージ通りに事が進んでスッキリ!^^
これでバイクのリア周り(内部下周り)の汚れがある程度防げると思います。
最後に
今回は『リアフェンダーを加工して取り付けてみた!』という記事でした。
今回の対策で、バイクのリア(内部下周り)の汚れをある程度防げる様になりました。
しかし今回の対策ではリアの下回りのみ。
実はこの対策だけでは、バイクのリア周り全体の汚れを防ぐのは難しい事が分かりました。
このままでは雨天走行時、リアカウルなどに泥の飛び散りが凄いです。
その対策は次の記事で詳しくご紹介しています ⇩
是非ご覧ください!
必ず自己責任でお願いします。
万が一事故が起こった場合でも、当方では責任を負えませんのでご注意下さい。