職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

弾丸フェリー 冬の一人旅! 九州鹿児島ツーリング 2017(桜島を周回する)

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12.桜島とCBRの写真
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工作機械製造において キサゲ加工 という超重要な手仕上げ加工を施す職人である一方。相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するブログライター。
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さぁ~いよいよ “桜島” へ上陸です

 

日本でも超有名な活火山 桜島

上陸する前からめっちゃワクワクする!^^

 

桜島を周回する

『道の駅 たるみず』を後にして、いよいよ桜島へ。

 

今朝のスッキリしない天気とは違い、昼を過ぎると陽の光が差し込んできた。

そうすると気温もグングン上がって暖かくなってきました。

 

こうなるとツーリングが一段と楽しくなりますね!

今日はホント絶好のツーリング日和!^^

 

しばらく走ると桜島へと通じる牛根大橋が見えて来ました。

01.牛根大橋の写真

 

溶岩道路から時計回りに周回する

桜島は『国道224号線』『県道26号線』を得て、一周約36キロ。

1時間もあれば十分周回できる距離です。

 

まずは何も考えず、国道側から時計回りに周回する事にしました。

02.桜島(国道沿い)の道の写真

 

桜島の南側を走る『国道224号線』。

この道は通称  溶岩道路  と呼ばれています。

03.前方に桜島が見える写真

桜島口付近から桜島港フェリーターミナルまで、約13キロを結びます。

道沿いには、やたらと生い茂る『松林』、それが何処までも広がっています。

その先には『桜島南岳』が見える。

 

目の前に活動している火山があるのに、こんなに近くまで来れて普通にバイクツーリングしてる。

それって何か不思議な感じがします。

もしうちの近所の山から水蒸気が上がったら・・・大騒ぎです!!

 

国道沿いは何となく観光地として開けていて、南国ムードが漂っていました。

04.溶岩道路から見える海の写真

海に反射した陽の光がめっちゃ綺麗!

 

フェリーターミナル付近から『県道26号線』へ入る

国道の終点、ここには『鹿児島市~桜島』を結ぶフェリーターミナルがあります。

ここから先は『県道26号線』。

桜島を周回する道路の、約三分の二を『県道26号線』が占めています。

05.県道26号線の写真

 

今まで走っていた国道とは違い、民家が多く立ち並ぶ生活圏に入りました。

海岸沿いも多く走るので、走っていて楽しい~^^

06.県道26号線(海岸沿い)の写真

07.県道26号線(直線)の写真

 

道を走っていると、あちこちでよく見かけるバス停の様な建物 ⇩

退避壕(たいひごう)

08.退避壕(たいひごう)の写真

突然の噴火に備えて、道のあちこちで見かけました。

桜島と共に生活するためには、絶対に必要な設備ですね!

 

桜島を周回して『桜島口』に立ち寄る

桜島を周回してきました!

のんびり走りながらでも、1時間あれば十分周回して来れます。

 

『県道26号線』と『国道220号線』の分岐点 桜島口

09.桜島口の写真

 

ここはハッキリ言って、何にも無い所です(笑)

誰もいないし・・・車だけが通り過ぎて行く・・・。

10.桜島口の写真

でもここ(桜島口)は、ちょっとした重要スポットなんです!

 

実はひと昔前までだったんです!

 

桜島って しま って名称があるのに、大隅半島と陸で繋がってますよね?

なんか変だと思いませんか?

実はひと昔前(大正3年)までは繋がってなくて、完全な島でした。

では何故繋がってしまったのか?

 

それは、大正3年の桜島大噴火の際、大量の溶岩がこの地に流れ込みました。

そして約2週間という短期間の後、陸で繋がってしまったんだとか!

 

今でも火山活動は続いているので、今後島の形はどんどん変わって行くかもしれません。

自然の力ってホント凄い!

 

自然も凄いけど、火山灰の量も凄い(汗)

11.火山灰の写真

地面には火山灰がいっぱい!

桜島周辺に住んでいる人は大変ですね・・・。

 

黒神埋没鳥居

桜島を一周回って来たという事で、今度は県道側から反時計回りに周回!

あちこち見て回ろうと思います(あまり時間ないけど・・・)。

12.桜島とCBRの写真

一周目の時、何となく気になる所はチェックしてきた。

まず最初に立ち寄ったのが

黒神埋没鳥居くろかみまいぼつとりい

13.黒神埋没鳥居の写真

 

県道沿いにあるこの鳥居。

鳥居の頭部だけ残して埋まっています。

14.黒神埋没鳥居(ドアップ)の写真

この鳥居は元々『腹五社神社』の鳥居で、高さは3メートル程ありました。

それが大正3年の大噴火の時に、降り積もった火山灰や軽石によって埋まってしまったのです。

それも一日で!

 

普通だと、埋まってしまった鳥居を掘り起こして復元しますよね?

しかし当時の村長『野添八百蔵氏』の判断により、

後世に噴火の記憶を伝えるため、当時のまま残す事にしたそうです。

 

これを見ると、当時の凄まじさが伝わってきますよね!

 

黒神埋没鳥居 駐車場

15.黒神埋没鳥居 駐車場の写真

道路を挟んで反対側に、『黒神埋没鳥居 無料駐車場』があります。

トイレ有り。

 

昭和溶岩地帯展望台

16.昭和溶岩地帯展望台の写真

走っている時気になった、展望台と水の無い川。

 

周りには一面に生い茂る『松林』、それ以外何にもない殺伐とした場所。

そんな所にポツンと展望台があります。

 

実はこの辺一帯、昭和噴火(1946年)の時に溶岩で埋め尽くされた所なんです!

 

昭和火口から流れ出た溶岩が、辺り一帯を埋め尽くしていく。

想像しただけで地獄の様な光景ですよね。

 

展望台

展望台からは『昭和火口』が見渡す事ができます。

17.展望台から見える昭和火口の写真

 

黒神川

展望台のすぐ近くにある “黒神川”

18.黒神川の写真

水が流れてない、土石流を流すための川です。

 

今秋行った、鳥取県の最高峰『大山』にも土石流を流すための川がありました。

あの時『大山』に行ってなかったら、この場所に気づかなくて通り過ぎていたと思います。

 

桜島では土石流が頻繁に発生するので、砂防(さぼう)という土石流を食止める為の施設を作っています。

この川もその施設の一つですね。

 

桜島を周回していると、いくつもこういう川がありました。

 

水が流れてない川

島民の生活を守るため、とても大切な施設ですね。

 

昭和溶岩地帯展望台 駐車場

19.昭和溶岩地帯展望台 駐車場の写真

駐車場というか、車を数台止められる駐車帯があります。

 

道の駅 桜島

20.道の駅 桜島(看板)の写真

今回のツーリング最後のお立ち寄りポイント

“道の駅  桜島”

 

帰りのフェリー出港時間が迫っていて、実は殆ど時間がない・・・。

もうぼちぼち、志布志港へ向けて帰らねばならない時間なのです!

 

時間はないけど、最後の最後にスィーツを食べておきたい!

ここでは 桜島小みかんソフトが食べられる!

 

その名の通り、桜島の特産物『桜島小みかん』が使われているソフトクリームです!

 

桜島小みかんとは

21.桜島小みかんの写真

12月の1ヶ月しか食べる事の出来ない

桜島限定果物!

 

小さいみかんで、大きさは直径は約3センチほど。

一口でパクっといけちゃいます!

 

ちょうど今は12月!『桜島小みかん』が食べられる季節です!

これも買って帰りたいけど、バイクに積む事ができないので断念です(涙)

 

でも!『桜島小みかんソフト』は食べて帰る!

 

桜島小みかんソフト

今回のツーリング最後の締め!

 “桜島小みかんソフト”

22.桜島小みかんソフトの写真

『みかん』って、あんまりハズレがない様に感じませんか?(自分的にそう思う・・・)

この『桜島少みかんソフト』も、みかんソフト特有のさっぱりした甘さがホント旨い!

 

ミルクソフトの様な濃厚ミルキーな味わいとはまた違い、

「みかんのソフトクリーム!」って感じが印象的でした^^

さぁ~最後に『桜島小みかんソフト』も食べたし、急いで志布志港へ戻ろう!

 

道中「これ『イノシシ』か何か出て来るんちゃうか?」

って思わせる様な山の中を走らされる事も・・・(苦笑)

 

まぁ~そんな事もあったけど、出港1時間前には無事『志布志港』へ戻って来れました!

23.志布志港に到着したところの写真

なんと!

本日バイクでの乗船は自分だけ!

 

最後に

24.夕日の中のCBRの写真

今回は『弾丸フェリーツーリング』という事もあり、少々バタバタする事もありました。

それでも1日ガッツリ、鹿児島県 桜島を満喫する事が出来てホント良かったと思います!

 

それに、冬は何処も空いているので走りやすい!(笑)

 

  • ちょっとだけ手軽に遠くへ行きたい!
  • フェリーに乗って手軽に非日常を味わいたい!

そんな時に 弾丸フェリー を利用するのも良いかもしれませんね^^

 

今回は以上です。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

・③
 

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