奈良県葛城『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』に置いてある 凄い物とは!
どうも!職人ライダーのヒロです。
奈良葛城の山麓。
のどかな農村地帯が広がるその先には、
神秘的でちょっと他の神社とは違う神社があります。
“葛木坐火雷神社”
通称『笛吹神社』と呼ばれているその神社は、二つの名称を持つ少し変わった神社です。
しかも言いにくい・・・
『笛吹神社』の方が覚えやすいかも(笑)
この神社には普通の神社ではあまり見かける事がない、ある凄い物が置いてあるんです!
その気になる凄い物も合わせて、
今日は『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』をご紹介したいと思います。
目次
『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』に鎮座する主祭神
『葛城坐火雷神社(笛吹神社)』の主祭神は『火雷大神』『天香山命』の二神。
元々は別々に祀られていたが、今はここで一緒に祀られています。
火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)
その名の通り『火の神様』雷神で、『葛木坐火雷神社』の祭神です。
『消防関係』や『飲食業』など、火に関わりのある職業の方々に崇めれています。
天香山命(あまのかぐやまのみこと)
『笛や音楽の神様』で、『笛吹神社』の祭神です。
笛などをはじめ、音楽関係の上達祈願をする方々に崇められています。
正月には尺八やフルートの演奏も奉納されます。
森の中へ入って様な不思議な空間
鳥居の前で一礼して一歩境内へ。
辺りは神秘的なオーラに包まれていて心を落ち着かせてくれます。
あちこちコケに覆われていて凄く綺麗!
まるで遺跡の中に入っていく様な気分になります(笑)
少し気になった事は『虫(蚊)』が凄く多いという事。
冬以外に行く時は “虫よけスプレー” 絶対持って行った方が良いです !
カメラで写真撮影していたらレンズにまで虫が寄ってきました(笑)
『御手水』で身を清めたのち、石段を上がって先へ。
石段の両サイドには『灯籠』が均等に立てられていて、
心理的にも何か惹きつけられる物があります。
石段を上りきった先、境内の広場。
写真左側に注目すると何やら凄い物が置いてある。
圧倒的な存在感を醸し出している鉄の塊!あれはいったい何でしょう?
日露戦争時代の大砲『加農攻守城砲』
何と大砲が置いてあるではないですか!?
でも何で大砲が神社に置いてあるんでしょう。
かなり古い物の様ですが、状態もそんなに悪くない。
この大砲はロシア製の『加農攻守城砲』
明治42年6月に日露戦争の記念として政府から奉献されたものだという事です。
日露戦争時代の資料として貴重な物ですね。
- 大砲から放たれる砲弾(火)
- 砲弾が放たれる時の爆音(音)
『火』と『音』を掛け合わせ持つ『加農攻守城砲』は、
火と音の神様が鎮座する『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』に置くには相応しい物なのかもしれませんね。
絵馬の絵柄にも『加農攻守城砲』が使われています。
拝殿、その裏には『古墳』が!
『加農攻守城砲』の裏手から石段を上って拝殿へと続く道があります。
こちらが『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』の拝殿です。
この裏手に本殿があるのですが、
神様にカメラを向ける行為は失礼な感じもしたので、
本殿の写真は控えさせていただきました。
笛吹神社の『古墳』
拝殿の左横からさらに奥へと続く道があります。
その道を少し上がった所、ちょうど本殿の斜め左上には何故か『古墳』がある。
中の様子が非常に気になるところですが、
『古墳』から少し手前の所には石材での囲い、更に金属製の門があるのでそれ以上先には行けません。
『古墳』の入口にも厳重に鉄格子が取り付けられています。
誰を埋葬している『古墳』なのかは定かではない様です。
それにしても、神社の境内に『古墳』があるなんて実に興味深い神社ですね~。
葛木坐火雷神社(笛吹神社) 基本情報
- 【住所】〒639-2132 奈良県葛城市笛吹448
- 【電話】0745-62-5024
- 【FAX】0745-62-5014
- 【駐車場】無料駐車場有り(7:00 ~ 17:00)
駐車場
笛吹神社の鳥居からすぐの所にある専用無料駐車場。
【利用時間】7:00 ~ 17:00
最後に
今日は名称が二つもある珍しい神社。
『葛木坐火雷神社(笛吹神社)』をご紹介しました。
コケに覆われた美しい石段。
圧倒的な存在感の『加農攻守城砲』は見応え抜群です!
ただ虫(蚊)が非常に多いので、参拝の際に “虫よけスプレー” 絶対お忘れなく!
今回は以上です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。