職人ライダーヒロの 楽しいツーリング日記!

京都 ツーリングに絶対おすすめ!美山 かやぶきの里で日本の原風景を散策してきた話し

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北集落入口で自撮りした写真
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きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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今回は 京都府南丹市美山町北にある

“美山 かやぶきの里” までツーリングに来ています!

 

日本の原風景が多く残る“かやぶきの里”

日本人だったら誰でも一回は見た事があるであろう“まんが日本昔話”の世界が現実に現れた様な・・・

そんなホッコリする様な風景が漂う地域。

茅葺屋根の家に住んだことがない人であっても、自然と「懐かしいなぁ~」なんて思えるから不思議。

日本人だったら誰でも そう思えるのかもしれませんね。

 

そんな昔ながらの風景が多く残る 美山かやぶきの里 は

京都ツーリングのスポットとして 超おすすめです!

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美山 かやぶきの里とは

豊かな自然が多く残る京都府南丹市美山町北

知井地区の北集落には 今でも茅葺屋根を使用して生活している農家が多く残っています。

 

“かやぶきの里”と呼ばれ 美山を代表する観光地として

日本人だけにとどまらず 海外の人達にも多く親しまれています。

かやぶきの里内の写真

50戸の民家が立ち並ぶうち 39棟が伝統的な技法で作り込まれた茅葺屋根を使用していて、

歴史的な景観を保存して行こうという事からも

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。(1993年12月)

 

燃えやすい茅葺屋根を火災から守ため、集落の各地には62期の放水銃を配備!

03.放水銃を使用する時の写真

燃えやすい茅葺屋根を火災から守る設備も万全!

毎年春と秋の2回、放水銃の点検を目的とした一斉放水も実施されています。(5月と12月)

※観光を目的とした放水訓練ではありませんが 見どころは満載です!

 

観光地としても有名な 美山 かやぶきの里 ですが、その家々は観賞用に残された見世物ではなく、

今でも普通に村民の方々が生活されている家がほとんどです。

かやぶきの里散策の際は、

  • 家の周り騒ぐ
  • 敷地内へ勝手に入る
  • ゴミを捨てる

と言った迷惑行為は絶対やめ、マナーを守って楽しく散策しましょう。

 

かやぶきの里を散策する

バイクを道沿いにある駐車場に置いてきたら、

さっそく日本昔ばなしの世界へ入り込んで行きましょう!

かやぶきの里入口(観光客が来た)写真

村の入口では いつもの様に昔ながらの円筒形の郵便ポストが出迎えてくれました。

円筒形ポストが出迎えるこの風景って、いろんな雑誌やTVにも出ているからかなり有名ですよね。

“かやぶきの里”って聞いて思い浮かぶのは やっぱりこの風景かな。

かやぶきの里(ポストドアップ)の写真

ポストと一緒に記念撮影する人も多いし、かやぶきの里へ来たら殆どの人がこのポストへ立ち寄るんじゃないでしょうか。

それを考えると結構なアイドル的存在なのかも。

温かみのある昔ながらのデザインでカワイイし、老朽化でどんどん新しいポストになりつつあっても

未だ“0”にはならないという円筒形のポスト。

田舎の方では まだまだ現役だったりする事が多かったりします。

 

「老朽化のため新しいポストへ交換します」なんて事になったら猛反対起きるでしょうね!

ここに現代風の四角いポストが立ってたら・・・・・・似合わんわ ^^;

 

そしてお地蔵様。

お地蔵さまの写真

田舎の風景にお地蔵様ありき・・・みたいなw(←勝手に言ってます)

 

円筒形ポストから程近い所で、集落の入口を見据える様な形で鎮座されているお地蔵様を発見!

散策する前にお参りして行く事にしました。

個人的な話しですが 元々田舎育ちなもので、幼い頃は良く祖母に連れられてお地蔵様をお参りしていたものです。(毎日おばあちゃんのお供してましたw)

なのでお地蔵様を見ると自然と手を合わせようという気なってしまう。(パブロフの犬みたいなw)

ちょっとした習性みたいになってます。^^;

 

お地蔵様を通り越して緩やかな坂道をのんびり歩きながら、どんどんおとぎの世界へと入って行きますよ!

かやぶきの里内の風景の写真

今日はホントに良い天気! 青空と山肌のコントラストが最高やな~^^

 

かやぶきの里を散策するには絶好や~!って感じなんですが、9月と言え まだまだ残暑厳しいこの季節。

上下メッシュジャケットにメッシュパンツという装備に加え、中身は上だけノースリーブのスポーツインナーだけという

散策には向かない暑苦しい格好でウロウロしてます。

バイクで走ってる時は良いけど、この格好で歩いているとかなりヤバイです。(気温30度)

 

しかもTシャツ忘れたのでメッシュジャケット脱ぐ事も出来ない(涙)

結構汗だくで散策しておりました。^^;

 

このままでは熱中症になってしまうので 何処かで冷たい物でも頂く事にしました。

ちなみにすぐ近くにもカフェがある⇩

カフェ・ギャラリー彩花の写真

カフェ・ギャラリー彩花

地元食材を使ったスイーツの他 ギャラリーまである交流館だけど、まだオープン時間まで達してなかったので閉まってました。

なので もう一つのカフェへ直行!

 

カフェ美卵

カフェ 美卵の写真

ここは茅葺屋根ではないですが、かやぶきの里にある“カフェ美卵”

美卵という名称にが付いている通り 中野養鶏場の卵直売所で、それと併用にカフェも運営しているお店です。

新鮮な卵や美山牛乳で作られた 濃厚プリンやジェラートと言ったスイーツが旨い!

 

何かドリンクを!

っと言った感じだったんだけど、ジェラート見てたらめっちゃ旨そうだったので

たまらずブルーベリーのジェラートをチョイスしてしまった!

ブルーベリーのジェラートの写真

ブルーベリーのジェラート

まぁこれでも水分補給にはなるでしょう。

瑞々しいジェラートはブルーベリーの香がするのかと思ったけど、そんな感じではなくてベースはミルク!

そこにブルーベリーの果肉が混ざっていると言った感じで旨かった。

何かドリンクを!っと思って入ったけど、火照った身体にはジェラートが丁度良かったかも^^

 

ジェラート食べて少し暑さも落ち着いたところで散策再開!

すぐ近くにある“美山民族資料館”へ行く事にしました。

 

美山民族資料館

12.美山民族資料館の写真

ここは前回来た時にも立ち寄ったんだけど 資料館になっていて、約200年前の中層農家住宅の形をそのまま残していて、主屋(母屋)/納屋(小屋)/倉(土蔵)の3棟で形成されています。

当時の村民の暮らしに直接触れる事が出来る 大変貴重な資料館なんですね。

美山民族資料館説明書きの写真

今立っている資料館は昔からあった建物ではなく、2000年(平成12年)以降に建て替えられた物。

実は不幸にも火事にあってしまって、主屋と納屋は全焼してしまったそうです。(2000年5月のこと)

だけど忠実に復元されて建物外見も内部も昔の暮らしそのまんま!

昔の村民の暮らしを見る事が出来る他、屋根裏部屋まで見学出来るので

“かやぶきの里”に来たら絶対立ち寄りたいスポットと言えます!(入館料300円)

 

私も来るたびに立ち寄ってます。

っていうか ここで「ぼけぇ~」っとしたいので^^

美山民族資料(座敷)の写真

おばちゃんに入館料払って座敷へ直行!

ここで美味しいお茶が頂ける^^

美山民族資料(お茶の説明)の写真

“薬草茶”と名付けられた名称からして薬みたいなお茶なんだけど、これがめっちゃ旨い!

7つの薬草(←薬草って言って良いのかなw)をブレンドして作られているみたいで、香りがまた良いんですよね~(個人的には好きです)

フリードリンクとして頂けるので、縁側を眺めながらホッコリして頂く。^^

美山民族資料(縁側)の写真

30分くらいは「ぼけぇ~」っとしてたかなw

ちょっとメンタル的にしんどい時とかでも、ここへ来たらホッコリ出来るかも。

 

それにめっちゃ涼しい~。

茅葺屋根の家は夏でも「冷房いらず」って聞いたことあるけど、ホントそれで  めっちゃ良い風が入って来るんですよね~。

朝早かったら人も少ないし、やっぱここ最高やわ!

今日もホッコリ出来て気分回復! さぁ~バリバリ働くぞー!ってw

 

ちなみに美山民族資料館の全貌に関しては、下記リンク先のページで詳しくご紹介してますので、

良かったら見てみて下さい ⇩

資料館のおばちゃんに「バイク気ぃつけて乗りや~」という気遣いのお言葉を頂きながら

お礼を言って資料館を後にしました。

 

民族資料館で涼んだ後 適当にぷらぷらしながら原風景を楽しむ。

かやぶきの里散策中の写真

茅葺屋根の家々を眺めながら、ただただ歩き回っているだけでも何だか楽しい ^^

文明が進歩して どんどん便利になって 生活しやすいはずなんだけど、その分何だかストレスはたまる。

そんな時は原点に戻るという意味合いでも、原風景の中をのんびり散策してたら ちょっとは気が晴れる様な気がします。(←個人的見解)

外国の人も沢山来るけど、日本人だからそんな風に感じられるのかもしれませんね。

 

話は変わって、

美山民族資料館のすぐ近くに“ちいさな藍美術館”という“藍染あいぞめ”に関する美術館があるので ちょっとそこもご紹介!

藍染に興味がある人だったら 絶対面白いと思いますよ。

 

ちいさな藍美術館

ちいさなって名称が付いてますけど、

この集落で一番大きくて古い家なんだとか!

江戸時代には庄屋を務めていた事もあるそうです。

01.ちいさな藍美術館 入口の写真

この美術館では、設立者である“新道弘之氏”が世界中から集めたコレクションを展示している他、

藍染を行っている工房まで見学できるという内容になってます。

入館料も300円と安いし、美山民族資料館以外に茅葺屋根の家を見学できるスポットの一つなので、

藍染に興味が無い人でも一見の価値はあるのではないでしょうか。

今日も立ち寄りたかったんだけど、閉まってたので断念しました。

 

ちいさい藍美術館と民族資料館の間の道を下って来たところ。

美山かやぶきの里(下に降りてきた所)の写真

何だかパンの焼ける様な良い匂いがするので、匂いのする方向へ向かって行きました。

村外れに近づいた頃、一見のパン屋さんが姿を現す。

 

美山米パン 吉之丞

02.美山米パン吉之丞の写真

茅葺屋根ではないですが、こちらも かやぶきの里にあるお店。

米粉を使ったパンを販売しています。

 

米粉を使ったパンっていうのは モチモチしていて旨い。

自然栽培パンを称する看板も掛けているし かなり期待できそう!

 

営業時間は午前10時半頃~売切りまで! というラフなスタイル。

時間が来るまで待って 立ち寄ってみる事にしました。

03.美山米パン吉之丞の店内の写真

店に陳列されているパンは 全体的に少し小ぶりなタイプ。

一口で食べようとすると大きめだけど、ちょっと食べよう!ってなった時に丁度よい大きさかも。

 

あんパンや枝豆チーズパン、レーズンパンなど数種類ある中、

米粉のパン本来の美味しさを味わいたかったので

“ミニミニ食パン”という 何も味付けしてない物を買ってみました!

04.米パンの写真

やはり予想した通り米粉のパン本来の甘さとモチっ!っとした食感が味わえてました。

やっぱりこういう所で売っているパンは旨いな~珈琲と一緒に食べたくなる。

モチモチしたパンが好きな人ならオススメです!

 

じゃぁそろそろ原風景の散策もこれまでにしてお昼食べに行きます!

前から目ぇ付けてたお店があるので そこへ行ってみようと思います^^

 

美山 かやぶきの里 散策時のちょっとした情報/注意事項

美山 かやぶきの里へのアクセス

上の地図は道沿いにある駐車場を示しています。

駐車場から美山かやぶきの里がある北集落はすぐそこ。

あると超便利!かやぶきのさとマップ

駐車場内にある施設や かやぶきの里内のカフェ等で “かやぶきのさとマップ”が無料配布されています。

散策の友として是非もらって行きましょう!

01.かやぶきのさとマップの写真

何処に何があるのか一目で分かるのでめっちゃ便利!

かやぶきの里 散策時の注意

観光地としても有名な 美山 かやぶきの里 ですが、その家々は観賞用に残された見世物ではなく、

今でも村民の方々が普通に生活されている家がほとんどです。

かやぶきの里散策の際は

  • 家の周り騒いだり
  • 敷地内へ勝手に入ったり
  • ゴミを捨てたりする

と言った迷惑行為は絶対やめましょう!

また家の写真を撮る時も配慮が必要です。

  • 家の中を撮影する
  • 村民の方を撮影する

などせず マナーを守って楽しく散策しましょうね^^

・②・
 

この記事を書いている人 - WRITER -
きさげ職人でもあり、バイク乗りでもある職人ライダー。 きさげ加工という、工作機械製造において超重要な加工を施す職人である一方。 相棒のCBR1000RRやGTR125aeroと共に旅に出かけ、日本各地に点在する絶景スポットやグルメ情報などをブログを通じて発信するライター。 大好きな和歌山には良く出没する。
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Comment

  1. 中村倫明 より:

    心が落ち着く空間ですね!
    名古屋からだと高速使って3時間くらいですね!
    いつか行ってみたいです!

    • ヒロ より:

      コメントありがとうございます。
      こういう日本の原風景が残っている所も少なくなってきましたね。

      昔ながらの茅葺屋根の家々を見ているだけで、心が和みます!
      機会がありましたら、是非いらして下さい!

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