友ヶ島で ラピュタ の世界を満喫!和歌山県 加太港から手軽に行けるジブリの島へ行ってきた!
どうも!職人ライダーのヒロです。
今回のツーリングは和歌山県の加太港まで行ってきました!
加太港には人形供養で有名な『加太 淡島神社』があったり、
海の幸が旨い!と人気の『満幸商店』が有ります。
夏は海水浴や魚釣りスポットとしても人気ですよね!
この加太港からフェリーに乗って友ヶ島と言う無人島まで行けるの事をご存知でしょうか?
友ヶ島とは『沖ノ島』『地ノ島』『虎島』『神島』の4島を含めた総称で、上陸できるのは『沖ノ島』『虎島』だけです。
フェリーは『沖ノ島』へ着岸します。
この島は別名 “ ラピュタの島 ” って呼ばれているんです!
明治から終戦まで旧日本軍の要塞として使われていた島で、当時の軍用施設が今でも残っています。
戦争時には結局使われなかっ様ですが、古びたレンガ造りの廃墟はまるで “ ラピュタの世界 ”
今では立派な観光スポットなんですね~^^
そんな現実版アニメの世界に、加太港からフェリーに乗って手軽に行けるんです!
今回はラピュタの世界へ行って来ました!
目次
友ヶ島“ラピュタの島”を目指して! 加太港からフェリーで沖ノ島へ
友ヶ島へ渡るためには、加太港から友ヶ島汽船に乗ります。
ゆっくりラピュタの世界を満喫するため、朝一番のフェリー(加太港発 9:00)を狙って行きました。
加太港フェリー乗り場に到着したのは出港1時間以上前、だいぶ早く来過ぎてしまったぁ~(笑)
- 【駐車場代】バイク200円
フェリー乗り場のすぐ近くにある駐車場へバイクをとめると駐車場のおっちゃんが近寄ってきて、
「8時15分発のフェリーがあるよ~!」と教えてくれました。
普通は朝一9:00発なのでこれはラッキー!
お客さんが多い時は増便している様ですね~^^
ここから友ヶ島まで約20分の船旅です!
この日は3月末の土曜日でお客さん多かった。
昼から暖かくなるので絶好にハイキング日和です!^^
実は今回3度目の正直でやっと友ヶ島へ行けるんです!
小型のフェリーなので波が高いと直ぐ欠航になっていまうんですよね~。
まぁ~前の2回は真冬だったという事もあり、風も強いし波が高い日も多かった。
そんな時に行こうとしていた自分もどうかと思うんですが・・・(笑)
- 波が高いなど悪天候な時は欠航になります。
- 友ヶ島で宿泊する場合、翌日波が高いと迎えに来てくれないことも・・・。
- 人気観光スポットなので、お客さんが多い時は一度に全員乗船する事は出来ません(定員約100名)。その時は乗船整理券を配布される様です。特に休日は早めにフェリー乗り場へ来る事をおすすめします。
乗船料金は行きと帰りで往復分支払います。
- 【大人往復】2,000円
- 【小人往復】1,000円
チケットを買う時パンフレットも一緒にもらいましょう!
友ヶ島の地図や名所の案内も載っているので、あるとめっちゃ便利です(トイレの場所の載ってる)。
チケットを買ったらいざ友ヶ島へ!
定員約100名くらいの小型フェリーなので「結構揺れるかなぁ~」なんて思ってたら、
今日は波も穏やかで静かなもんでした。(それでも所々波が高い所は揺れます)
船室におとなしく座っているのも良いんですが、デッキへ出て迫力のある風景を眺めるのもおススメ!
フェリーが走る後に出来る波のうねりが半端ないです!
ド迫力の風景が楽しめました!(時折波しぶきも飛んでくるので注意・・・^^;)
ラピュタの島!“友ヶ島(沖ノ島)”へ上陸
約20分の船旅を終えフェリーは友ヶ島(沖ノ島)へ着岸、いよいよ “ ラピュタの島 ” へ上陸です!
野奈浦桟橋と名前の付いている桟橋から上陸すると、
まず玄関口として出迎えてくれるのが野奈浦広場
太く立派な黒松がたくさん立ち並んでいて、その向こう側には一面芝生に覆われています。
子供とボール遊びをする家族連れがいたりして、なんとも和やかな光景が広がっていました。
他には観光案内所があったり、
旅館もありました(閉まってましたが・・・)。
少々割高ですが飲料水の自販機もあるので買い込んでから行きましょう。
友ヶ島はラピュタの風景の他、キャンプや魚釣りスポットとしても人気の高い所です。
春から夏にかけて来ると楽しいかもしれませんね!
無人島なんで色んな動物が生息する
鹿やイノシシがいる事はもちろん、運が良ければ『孔雀(くじゃく)』に出会う事もあるそうです!
イノシシや鹿には会いたくありませんが孔雀は見てみたいですね~^^
それ以外にも蜂などの危険生物や、大っ嫌いな吸血鬼 “ 蚊(か) ” もいっぱいいます。
夏に行く時は虫よけスプレー絶対必須ですね!
何といっても一番出会いたくないヤツがコイツ⇩
毒があるなしに関わらす絶対無理!(個人的にw)
「冬に来たい!」と思っていた一番の理由は “ ヘビ ” に会いたくないからでした(個人的に^^;)
まぁ~そういう危険生物もいるという事をふまえて、気を付けてラピュタの島を散策しましょう!
今回の散策ルート
今回はラピュタの世界を満喫するため、旧日本軍の施設を中心に周りました。
『野奈浦桟橋』➫『探照燈跡』➫『第三砲台跡』➫『旧日本軍聴音所跡地』➫『第一砲台跡』➫『第二砲台跡』➫『第五砲台跡』
この順番で周ると旧日本軍施設はスムーズに周れると思います。
のんびり散策しても3時間半もあれば十分満喫できました。
上の地図を見ると『旧日本軍聴音所跡地』『探照燈跡』へ行く道に線がありませんが、
ちゃんと道があるのでご心配なく。(Googleマップに道が表示されてないみたい…)
※『第四砲台跡』は一部危険個所があるとのことで現在立ち入り禁止です。
ラピュタの島を散策開始!
野奈浦桟橋から森の中へ入って行くと、一気に辺りの風景はジャングルに変わります。
それでも道はちゃんとあるのでご安心を!
とは言っても舗装されている所はほぼ無いので、トレッキングシューズや運動靴などの歩いやすい靴で行く方が良いでしょう。
自分はライディングシューズでうろうろしてましたが(笑)
そしてまず向かったのが『探照灯跡』
名称の通り照明の施設です。
敵を見つけるため辺りをサーチライトで照らす役割をしていた施設だそうです。
中も入る事ができましたが何もありませんでした。
風化した人工物は、自然と森の中に溶け込んでいる様に感じました。
そして次に向かうのが “第三砲台跡”
この島でもっともラピュタを感じさせると言われる砲台です!
もっともラピュタを感じさせる 第三砲台跡
友ヶ島でもっともラピュタ感が漂っていると言われる人気スポット『第三砲台跡』へやってきました。
弾薬支庫前の通路 ⇩
良く写真で見かけるスポットですよね!風化したレンガ造りの弾薬支庫が良い雰囲気出ています。
ちょうど観光客が途切れた数分間に撮影出来ました!(ラッキー!)
内部へ入ってみるとこんな感じ ⇩
内部は細い通路で繋がっていました。
今は特になにもありませんが、当時はここに弾薬が保管されていたんですね~。
弾薬支庫前の通路を歩いて行くと地下へ降りれる階段を発見!
降りてみる事にしました。
中は真っ暗で懐中電灯がなければ何も見えません。
内部にある階段も所々掛けているので、懐中電灯が絶対必要です!
真っ暗い地下通路を歩いて行くと、上に上がる階段がありました。
まるでラピュタの城から外へ出る様な感じです^^
階段を上りきると『砲座』へと続く通路に出ました。
第三砲台跡には四箇所の砲座があり、上写真と同じ様な通路ですべて繋がっています。
一つの砲座には大砲が二基設置できる様になっていて、計八基の大砲があった事になります。
まるでラピュタ城の中庭に出てきた様な錯覚におちいりました(笑)
良いムードめっちゃ出てますよね~^^
今は水溜まりになっていますが、昔は大砲が据えられていたんですよね!
水辺を覗き込むと、水中に沈んでいる街並みが見える様な気が・・・見えませんでしたw
自然の中に上手く融合した人工物の姿に、どうしてもラピュタを重ねてしまいます。
第三砲台跡はめっちゃ良い雰囲気出てました。
普段では絶対に見る事のないアニメの世界が、現実として目の前に広がっている。
そんな不思議な感覚がここでは味わえます!
その他 砲台跡 軍用施設 ギャラリー
旧日本軍聴音所跡地
潜水艦を監視するための施設だそうです。
当時24時間体制で潜水艦のスクリュー音を監視していたんだとか!
内部は廃墟と化していました。
第一砲台跡
内部へは立ち入り禁止。
第二砲台跡
この第二砲台跡は、もう二度と使用しないという意味を込めて爆破処理されたそうです。
四基あった砲座の内『第一砲座、第二砲座』は完全に破壊されました。
今残っている第二砲台跡は『第三砲座、第四砲座』のみです。
爆破処理されたからここまで朽ち果てているんですね。
当然危険なので立ち入り禁止! 周りから見るだけです。
第五砲台跡
友ヶ島汽船 基本情報
- 【住所】和歌山県和歌山市加太
- 【電話】073-459-1333
- 【旅客運賃(往復)】大人2,000円 / 小人1,000円
- 【駐車場】有料駐車場あり
※波が高い時は欠航になります。
※運航日/時刻表はホームページで。
最後に
今回はツーリングと言うよりは、山の中をハイキングって感じで終わってしまいました。
加太港からフェリーに乗って手軽に行けるアニメの世界。
ラピュタの世界を現実に味わえるので、友ヶ島は絶対行ってみる価値はあると思います。
最後に友ヶ島散策にあたって、絶対持っていった方が良い持ち物をまとめて終わりたいと思います。
- 虫よけスプレー(夏の散策時は絶対必要)
- 懐中電灯(第三砲台跡 散策時絶対必要)
- トレッキングシューズや運動靴など悪路でも歩きやすい靴
- 水やお茶などの水分(野奈浦桟橋 以降自販機はありません)
ヘビが怖い人は寒い時に行きましょう!(笑)
本日は以上です。
最後まで読んで頂きまして、有難うございました。